心に喜びの苗を植えよう
こんにちは。天海 和美
ずっとやりたかった森づくりを一人だけで作るだけではなく同じ想いを持った人たちと共に作り始めました。
大人たちもワクワクしながら”森の子どもたちに”夢を託しました。
私たちがこの地球から去った後もずっと生き残って生き物たちに命を与え続けられるような森になるように願いを込めて。
森の子どもたちも母なる大地も空も風も鳥も草もみんな喜びで包まれ響き渡っているようでした。
大地と触れ合いながら共に喜びを分かち合いました。そして参加した方々の心の中にはもう平和の森が育っていました。
小さな子どもも、子どもの心を取り戻した大人たちもみんな喜びにあふれていました。
新しい生命を育んでいく森になるように。森の子どもたちのお父さん、お母さんになりました。
そして私たちは大地に植えた森の子どもたち1本1本にハグして元気に育ってくれるように祈りを込めました。
笹原で何もなかった場所に”森の子どもたち(木の苗)”が植えられました。
私たちの植えた木の苗は「エゾノコリンゴ」という種類で釧路湿原、鶴居村周辺に自生している樹種で北海道の固有種の木80本です。
2017年6月10日、みんな「森の子どもたちのマザーツリー、ファザーツリーになりました。
(鶴居村の釧路湿原の聖域・キラコタン岬(国立公園内特別保護区:天然記念物)隣接地
釧路地方はとても寒い日が続いていて最低気温が3〜4度で最高気温も12〜13度くらいでした。この日は雨で気温も低いと前夜の天気予報でした。
それが当日は薄曇りから晴れで神秘的な水平の虹まで現れて、気温も18度くらいで作業するにはちょうど良い気温でした。
何もかもが恵まれて。
そして夜になって雨が降りました。森の子どもたちにはちょうど良い水分補給。
そして雨とともに大きな雷が。
雷は元々「神鳴る」という神が私たちに声を出して話しかけているということからきた名前なのです。
天上界の神々が私たちの祈りに応えてくださったのでしょう。
地球への想い、生きとし生きるものたちへの想い、平和を願う想い、自分が愛と喜びと豊かさの中で生きたいという想い。
この世界は全て繋がっています。
自然や地球を愛することは自分を愛することへも跳ね返ってくる。
自分を愛することは地球を愛すること。
他の誰かを思いやって親切にすることも、自分を愛することに繋がる。
全てはひと繋がりで”生命の輪になっている”
そして”その生命の輪は愛で繋がっている”
私たちは一人では生きていけないし、自然と切り離されて生きることもできない。
生きることに一番必要な空気も水も食べ物も大地や森が作っているのだから。そしてそれを育んでいるのは母なる地球。
私たちが愛と思いやりを持って自然に接すれば、それが自分にも跳ね返ってくる。
明日もまた”喜びの種”を植えよう。
ひつ粒だけ植えよう。
私にできるのは一粒の種を植えることだから。
そしてまた翌日”一粒の喜びの種”を植えよう。
そしたらいつかたくさんの喜びの芽が育っていくから、、、、。
私たち一人ひとりが毎日、この世界を想像し続けているのだから。
【森の子どもたちのマザーツリーになるプロジェクト連載】
私たちの植林した苗はエゾノコリンゴです。
その反対側の土地には鶴居村の特産品作りの為にニセアカシアが鶴居村産業課によって植林されました。
しかし、私たちの植林はエゾノコリンゴという釧路湿原周辺の固有種です。