出会いはカムイの導き
こんにちは。天海 和美です。
このところ忙し過ぎて落ち着いてブログが書けずにいます←言い訳がましい、、、。
さて、そんな中色々なことがあり、人は関心持っているとそれに必要な人に出会うものだな、、、とつくづく感じました。
イエローストーン国立公園(アメリカ)に行った時も森や火山を見ながら凄いたくさんのアイディアが浮かんで「あぁ、こんな所は日本で活かしたら良いのに」とか「こうしたら観光客はよろこぶだろうな。」とか考えていました。
日本もたくさん素晴らしいところがあるのに表現できないなぁ〜と思っていました。
北海道の道東の大自然や食べ物は世界水準で素晴らしいのにもったいないなぁ〜と。
硫黄山とかイエローストーンみたいだし温泉も美味しい食べ物もあるのになぁ〜と思っていました。
そしたらひょんなところから硫黄山や摩周湖、川湯温泉、屈斜路湖の管轄の町役場の観光課とか総務課?の人たちと出会いました。
それで、この地域のこれからのことでディスカッションになりました。そこにいたのは4人ほどでしたが全員地元出身で(素晴らしい)他の場所には住んだことがなく海外にも行ったことがないと。
長期の休みも取れないし旅行にもほとんど行かないと。
色々お話しして盛り上がりました。
私は単なる開発ではなく、自然と調和しながら持続可能なあり方を探るという形ができたらと思います。難しいけど。
でも単に守るとは隠すだけではなく人々に大自然の素晴らしさを体感してもらうことで自然環境をこれ以上破壊しないという意識変換が大切だと思うのです。
森も皆伐しないでマザーツリーを残して行けたら、、、と思っていたら。
なんと翌日(昨日)林野庁で働いている人に出会いました。しかも摩周湖、屈斜路湖、硫黄山の国有林を担当している方に。
それで森の話で盛り上がったのです。
今は皆伐せずに木を切っているそうです。今までは金目になりそうな木から切っていたのに今はどうやって森を残しながら木を切るか?悩むそうです。
仕事に対する意識がまるで変わったと。
その理由はある方との出会いからなのですが。
でマザーツリーの話をしたら「それは聞いたことがあるけれどどれがマザーツリーなのかはわからない。」と言っていました。
人は人によって影響を受けるのですよね。
一人の人の意識が変わることで森全体への意識が変わる。
そのことは仕事でも後輩への指導や方針も変わるだろうし、地域全体、日本全体の森づくりへのあり方が変わるのです。
それは今だけのことではなく未来世代の子どもたちや他の生き物たちの事にも影響すること。
だから一人が変わることは、とても大きな意味を持ちます。
みんなが変わるまで待って周りの様子を見て同調するのではなく。
まずは自分の意識が変わり、行動を変えていくことが大事です。
いつか、誰かがではなく。
まずは自分から。
人と人との出会いはこうしてカムイが引き合わせてくれるのでしょう。
これからがまた楽しみです。