ゆるしは幸せへの鍵・奇跡のコース

こんにちは。天海和美です。

「ゆるしは幸せへの鍵です。」というのを聞くとわかっているけどどうやったら出来るの?と思ってしまいます。

今日は無条件の愛のワークをしながらその中で大いなる気づきがたくさんありましたので、そのことについてのお話です。

今朝は起きてすぐシャワーに入り身を清め、清潔で今日のスピリチュアルなワークに相応しいと思う服を着ました。

昨夜、急に『奇跡のコース』のワークが気になって久々にやろうと思いました。

でも、なぜか夜に読むのではなく朝起きてから読もうと思ってテーブルの上に出して寝ました。

『奇跡のコース』はご存知の方も多いと思いますがヘレン・シャックマンという女性のところにメッセージが来るようになり、その内容を長年隠していたのですが友人たちの強い薦めで本として出版されるようになったものです。

それは世界中に翻訳され、様々な人々に影響を与え、人々の魂の癒しとスピリチュアルな進化を促してきました。

(メッセージを伝えてきたのはイエス・キリストだと言われています)

宗教とは全く別のものなのですが、どの宗教の人でもそれが宇宙の真理であると魂で感じる本です。

私は長年、スピリチュアルな本や心理学の本を読み漁っていましたが、この『奇跡のコース』と『奇跡のコースワークブック』が出版されてからは、他の本にどれも興味を持たなくなりました。

この本は元々英語で出版されていて日本語になるまで10年の歳月を待ちました。

それで昨夜急にこの『奇跡のコースワークブック』が気になったのです。

朝、準備を済ませ瞑想する前にこの本を読み始めました。パラリと開いたページが『ゆるしは幸せの鍵です」というテーマでした。

なんと、まぁ、、、、ちょうど来月、このテーマで高野山から遠隔ヒーリングをする予定になっていました。

私はこのゆるしのワークをし始めると自分でも気づいていない深い感情が浮上してきました。何も制限することなくただありのままを見て、このワークを進めていきました。

私はワークを終えて今日のメインイベント・スピリチュアルワークを始めました。

今日のメインイベントは、、、、、。この山ぶどうたちです。

昨日、軽く洗って水分を乾かしておきました。

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この山ぶどうは北海道で無農薬有機栽培をしている農家の方から取り寄せたものです。食べるというよりもワイン用のぶどうなのです。

他のすべてのぶどうは売り切れていて(多分予約で)ワイン用の山ぶどうならあるというので1ヶ月ほど前に予約しておきました。

そして収穫後、配送予定が昨日だったので私は慌てて東京から飛行機で釧路へ来たのです。

どうしてお酒を飲まない私がワイン?

そうなんです。私、アルコールは実は飲まないのです。でも昨年から「発酵とか酵母」とか気になってぶどうを箱買いしてワインを発酵させてみたんです。

すごい手間が掛かって毎日ケアが必要なのですがそれが楽しくて(笑)

酵母って生き物なんだな〜、発酵って生きている活動だな〜なんて眺めながらその変化を楽しんでいました。

ワインの味は特に美味しいというわけではないのですが自分で発酵させたのでそれが楽しかったのです。

そのまま熟成させて今はバルサミコ酢になる予定です(笑)

昨年はレーズンも作ったりしました。そのままナッツと混ぜて食べたりスコーンやパンケーキ、サラダの中に入れたりして食べていました。

それで私は今年は無農薬ぶどうを北海道で探していたら見つけたのです。

山ぶどうを潰してジュースにしていくのですがこうして手で一粒づつ取って潰していきます。その量17キログラム、、、途方もない量です。

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一粒づつ丁寧に外していきます。その一粒一粒を外していると自然とその行為そのものが”祈り”のように思えてきました。

チベット密教の修行で確か、お経を1回唱えると数珠を一つ進み、また1回づつ、、、という長い数珠が全部終わるまでお経を無心で唱えるやつと似ているなぁ、、、、と。

単純な動作を繰り返していると不思議な瞑想状態になっていきます。(後でたまたま見つけたのですが高野山の密教でも数珠を廻しながらお経を唱えていました)

イエス・キリストはなぜ赤ワインを飲んだのだろう?とか、修道院ではワインを作っているなぁ〜とか。

あ、、、そうか、イエス・キリストはこの赤ワインを飲むことで身体の中に癒しのエネルギー、無条件の愛、キリストの愛を肉体レベルで少量入れようとしたのではないかな?とか。

黙々とぶどうを取っていると佐藤初女さんと釧路の講演会の後、鶴居村でお泊まりして夜遅くまでいろんなお話をしたこととかを思い出しました。

初女さんは「私は座って祈ることはしない。料理を作ったり行動することが私の祈りだから。」とおっしゃっていたな、、、、。

「初女さんはクリスチャンですよね?」ってお訊きしたら「えっ?どうして知っているの?」って初女さんがおっしゃって。

私は本に書いてあったような、、、と言ったら「いや、私は本には書いていない。」と言っていました。

初女さんの時代はキリスト教を信仰しているというだけで差別されたそうです。青森県だし戦前生まれなので。

そんな初女さんとの会話を懐かしく思い出しました。

私も自分が行動したり、何かを創造することで人を癒したりエンパワメントできたらいいな、、、と思っています。

ぶどうをひとつ一つ取りながら「私の過去世での修道士の時もこうしてワインを作っていたのかなぁ。」なんてぼんやりしながら思っていました。

そうしているうちにいつの間にか、、、、私は『奇跡のコース』のゆるしの一節を口ずさみながら作っていました。

自分自身や他の人々のことでゆるせない思いを解放しながら作るんです。

そうか、、、そういうことだったんだ、、、、、と自分の中で合点がいきました。

そのワインは酔っぱらうためのワインではなく癒しのためのもの。

奇跡のコースを通して無条件の愛のエネルギーを入れながら造るのだと気付きました。

それは自然にやっていたことなのですが、そういう目的で私の手を使って今、無農薬の山ぶどうでワインを造るんだ、、、とわかりました。

その時、ぶどうの皮が金色でつやつやと美しいな、、、、果物っていうよりも食べられるクリスタルみたいだな、、、と思って見ていました。

それであまりに美しいから写真を何枚も撮りました。

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すべての写真にぶどうが黄金に輝いているのが見えました。

なんだかいろんなことのパズルが嵌って全体図が見えつつある感じです。

そう、空飛ぶカメは、ただのカメではなく「無条件の愛のワイン」を造るために私のマスターから遣わされてきたのかも知れません。

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まだ全部終わっていないけどカメの中でぶどうジュースが眠っています。(日没になったので止めました)

今日のワークは私がぶどうに奇跡のコースを祈りながら作り続けたことです。

何かをする時にただの作業としてやるか?意味を持って願い(祈り)を込めながらやるか?によって結果が違ってくると思います。

もし、あなたが毎日の生活や仕事の中で単純な作業をしている時に

「これは何のためにやるのか?」

「誰のためにやるのか?」

「どうしたいのか?」ということを自分の中ではっきりさせながらやると仕事の質も違ってくるし、自分自身がとても有意義で充実してできると思います。

すてきな週末をお過ごしください。