好きなことで成功する条件
こんにちは。天海和美です。
さて昨日に引き続き今日は「好きなことをして生きる・成功するために何が必要か?」というお話です。
世の中には「好きなことをして生きれるはずがない。」とか「そんな甘いもんじゃない。」という人もいますが。
私の周りには「好きなことをして充実して生きている人」がたくさんいますし、出会います。
だから「好きなことをして生きていくことが現実」ですし、そんなことは”当たり前”だと思います。
逆に好きなことしてはいけなくて、イヤイヤながらやっていることって苦痛なのによく我慢できるなぁ〜と逆にその忍耐強さに感心します。
私は事務仕事とか伝票整理とか人から指示されての単純作業は向かないだろうと常々思ってきました。
税理士さんに提出する伝票とか集計とかでいつも苦しんでいるのでこんなこと毎日できる人たちってどんなに忍耐強いんだろう、、、と思います。
私には無理だな、、、、と。私は自分が好きなことしかできない(自分に正直なので)そう思っています。
もちろん頑張ったり努力したり、情熱を傾けることはしますがそれは好きだからできることであって、そうでなければ力は出ませんね。
なので好きなことはうまくいくし、好きでないことはうまくいかない。
だから昔から好きこそものの上手けれというではありませんか。
先日「好きなこと」で大繁盛している素敵なお店のオーナーにお会いしました。
私はお店には何度も伺っていますが、オーナーとはゆっくりお話ししたことがありませんでした。
今回「森の子どもたちのマザーツリーになるプロジェクト」をする時にお昼ご飯を食べるのに山の中なので困ったな〜と思っていました。
そこで鶴居村にある北海道でも有名な「ハートンツリー」さんでお弁当を作っていただくことになったんです。
こちらではチーズやハーブ、野菜も手作りされていてすごく手の込んだお料理を出してくださるカフェなのです。
それでご挨拶兼ねてお店に伺ってきました。
今回の「森の子どもたちのマザーツリーになるプロジェクト」の主旨をお話ししました。
オーナーのHさんはとても喜んでくださって「そんな想いの方々が鶴居村にきてくださって、木を植えてくださるなんて本当に嬉しいです。私も応援したいです。」って言ってくださいました。
Hさんも移住してこられたのですが、ここにカフェとロッジを開業するまでのお話を聞いてとても苦労されて努力されてきたんだな、、、って思いました。
でも「好きなことのためなら」頑張れるんだろうな、、、と。
家族で大阪から北海道に移住して以前は牧場でヘルパーとして牛の世話とかをして働いていたそうです。
それで現在の場所に来るまでもいろんなところに住んだり、働いたりして自分の気に入った場所を探し続けていたそうです。7年間も。
それでこの場所に来た時に「ここだ!この土地は私を待っていてくれた!!」って直感的に感じたそうです。
その場所を見た時にもう焚き火の周りで喜びの踊りを踊りまくりたい衝動に駆られたそうです(ネイィティブアメリカンの映画のシーンにあるような)
そこは小高い山の上で阿寒の山々が見えて釧路の夜景も見えて裏山には美しい紅葉をする自然林が広がっていて、眼下には広〜い牧草地があったのです。
そんな美しい場所ですから気にいるのも当然ですが、何しろそこは農地で農民以外は買うこともできず、電気も通っていない、水道も通っていない、、、、
およそ人が住める場所ではなかったそうです。役場からも電力会社からもダメだと却下され、、、、。
でもHさんは自分のハートの直感を信じて突き進んだそうです。
その取り組みは並大抵ではなかったようです。そうですよね〜。普通の人ならきっと諦めていたと思います。
服部さんは自給自足をしたかったけどそこまでは無理というのがわかったけどできるだけ地球に優しい生き方をしたいと。
自分が地球に生きていてなるべく自然と調和して負荷をかけずに生きていけたらと。
でも「エコ生活はこうあるべき!」みたいなのは嫌だって。
お洒落しちゃいけないとか、あれもこれもダメ!みたいなのは好きじゃないと。(私も同感です)
ハートンツリーを開業して19年になるそうです。でもまだまだ進化し続けている感じです。
鶴居村にある本当に素敵なお店なんです。私も今まで何度もクライアントさんをお連れして伺っています。
北海道に住んでこんな生活が出来たらいいなぁ〜〜〜という憧れをまさに実現している方ですね。
しかも開業した時は30代半ばでお子さんも3人いてお金も無かったと。
お店も小さく作ってその後増築して広げたそうです。
すごいなぁ〜〜みんなお金がないから出来ないとか、場所がないから出来ないとか、子どもが小さいから、経験がないから出来ないとか出来ない理由ばかり並べるけれど。
直感で感じた人はそれを信じて、人間の住める環境でないところも切り拓く。
おそらく周りの人たちをみんな説得して成功したんだと思います(家族も役場の人も電力会社も近所の人も)そして応援したくなる。
情熱、、、それも熱い熱いものがあれば周りの人たちをも溶かして自分の協力者になってもらえるのだと思います。
「ハートンツリー」さんと言えば北海道では知る人ぞ知るカフェ&ロッジになっているのです。
そしてwwoofer(ウーファー:有機農業のボランティア)の人たちが世界中からボランティアに1年中来ているそうです。
というわけで「好きなことをして生きる人(成功する人)の特徴」は。
自分のハートの声を聞いて直感を信じることができる。
どんな困難なこと無理難題があっても諦めない。
成功、成し遂げるためには、どうしたらそれができるか?ということだけを考える。
そして何より「自分の好きなこと、やりたいことをわかっている」←ここが大事。
ということでHさんと私の共通点は「ターシャ・チューダー(アメリカの絵本作家)が好き、ピーターラビットの作者のビアトリクス・ポターさんが好き!ということがわかりました(笑)
あなたは自分の好きなことをして人生を生きたいですか?
好きなことをして生きていくなんて無理に決まっているということを信じ続けますか?
どちらもあなたの選択次第です。
*ハートンツリー 鶴居村