天使が送ったメッセンジャーが伝えてくれたこと
こんにちは。天海 和美です。
必然的に必要なことが順番に起きてくる。そしてその事は後になってわかってくるという体験をよくします。
飛行機はシアトルを経由しアラスカのアンカレッジに到着しました。ここまでの紆余曲折は前にここに書きましたが。
この時の出会いについて先に書きたいと思ったので。
アンカレッジ空港に着いてからチャーターした車に乗ろうと思いましたがどこを探せど見つからず、、、。
オフィスに電話してみたり、いろいろやってドライバーとようやく連絡がついて車に無事、乗ることができました。ちょっと時間の無駄をしちゃったな~。ここからまだ長いのに、、、、。
ドライバーは女性で私より5歳くらいは若いのかな、、、と思いました。(実際は違っていました)アラスカではタクシーに乗る時、大体は助手席に乗ります。
ニューヨークとかではありえないですが(通常はドライバーが強盗に遭わないように強化ガラスで仕切られている)
ドライバーはアンドレアという名前でした。彼女は6年前にアラスカに引っ越してきて、それまではあっちこっちたくさん引っ越して来たそうです。アメリカ人は平均8回は引っ越すらしい。
アンドレアはとても陽気でおしゃべりな女性でした。自分のこともよくしゃべるし、こっちにもプライベートなことをたくさん質問してきます。でもアメリカ人ってそれが普通みたい。
日本人はそんな立ち入ったことをいきなり聞いちゃいけない、、、とか、初対面なのに個人的なことを話したり聞いてはいけないという暗黙のルールがありますが(笑)
アメリカ人はそこまで聞く~?というようなこともフツーに聞きます。だから逆を言うとあまり気を遣わずに話してもいいという気楽な気持ちになります。
というかそんなにいろんなことを話すと互いの価値観や好きなこととか嫌いなこととかすぐにわかるので、気が合うか合わないかもすぐにわかります。アンドレアとは意気投合って感じで楽しかったです。
アンドレアは夫とはラブラブで素敵なツーショットの写真を見せてくれました(運転しながらで危ない)
すごいイケメンでした。クリスマスの写真で家族が楽しそうに写っているのがたくさんありました。
話を聞いていても二人はとても愛し合っていて幸せそうでした。
アンドレアは「私は子どもが二人いて娘なの、、、。二人とも可愛いわ~。21歳と15歳の娘がいるの。
でも日本や中国は羨ましいわ。何千年も前からの伝統とか文化があるでしょ?そしてそれを母から娘へ、それで娘はまたその子どもへと受け継がれていくでしょう。アメリカにはそんな歴史も文化も無いの。
私の祖先が何人なのか?どこから来たのかも知らない。だから文化も何もないの。先住民だけよ、独自の文化を持っているのは。
私たちは先住民の暮らしていた土地に入ってきたからいろんなことろから集まっていて、何もないの。
古い伝統や文化がある日本とか中国とか羨ましいわ。」と言いました。(彼女は白人なのでヨーロッパ系移民の子孫)
そうか、、、そういえば伝統とか文化とかは確かにあるけど日常ではそんなこと意識して暮らしてはいないな、、、。
お葬式とかお正月とか結婚式とか成人式になると形にこだわったりするけど普段はそんなことあまり気にしたことが無かった。
子どもの頃は必ず年末に美容室に行き、髪の毛を結ってもらってお正月は和服を着て初詣に行ったり、家でも和服を着ていたけど。
大人になってからはもうお正月に和服を着るなんて言う暇は無くなってしまった。世間でもあまり見かけない。
アンドレアはどうしてそんなに伝統とか文化とかが大事なのかな、、、と思った。
彼女はその後、こう言った。「私の母も祖母も何も伝えてはくれなかった。娘へのしつけや教育さえもちゃんとしなかった。学校も荒れ放題。
だから私は何もわからないまま育って若気の至りで子どもを産んだの。それで夫と結婚したのは私が22歳で彼が19歳の時。
でもそれからずっとラブラブなの。彼は本当に良い人。私の子ども時代はとっても大変で、あんまりハッピーじゃなかった。
だからね、早く結婚して幸せな家庭を作ろうと思ったの。」と言ってた。
なるほど、、、そういうことだったのね。自分は母親から何も教えてもらっていないから娘には母として伝えたかったんだ、、、って。
アンドレアは子連れで22歳の時に年下の19歳の彼と出会って結婚し、その数年後にまた子どもを出産したそう。
子ども時代が不遇だったからと言ってその後もうまくいかないなんてことは無い。
優しくて思いやりのある夫と出会って彼女のように幸せになることはいくらだってできる。
彼女はアラスカの小さな町の外れの丘の上にある森の中に住んでいるという。とても静かで穏やかな場所だと。
空気も綺麗で水も美味しくて、星がすっごい!綺麗なの!!って目を輝かせて言っていた。
彼女はタクシーの運転の仕事がとても好きで、理由はいろんな人、旅人とか外国人とかいろんな人と出会って話せるからだそう。(でもねここに拳銃はいつも持っているわ。だって自分の身は自分で守らないととも言っていました)
仕事が好きだって言うのは良いことだと思う。
私は彼女の運転で3時間くらい一緒に過ごしました。彼女のフレンドリーでオープンな感じは、、、、、日本人には少ないな、、、って感じました。多くの人は心を閉ざして生きている。
彼女はハートが拓いていて愛に溢れている人だった。別に宗教的でも特別なことを言うわけでもないけど。
ただ彼女が普通にしていて、、、、愛し愛されているからかも知れないけど。
彼女の内側から愛が溢れていると感じた。
彼女の子ども時代は不遇だったと言っていたけど、その不遇な出来事を周りのせいにせずに、きっと自分のことも親や周りのこともゆるしたんだろうな、、、と感じました。
そして母から娘に伝えて欲しいこと、、、伝えたいこと、、、、日本の文化とか伝統っていうことが印象に残りました。
私はどんなことを母から伝えられ、そして娘に伝えただろうか?ってちょっと考えました。
その後、デナリ山の聖地からのヒーリングの時に現れたことは、、、、ゆるしだった。
自分をゆるし、自分の周りの人をゆるし、自分自身も(思い出さない人、忘れている人、過去世で)ゆるしてもらうこと。
このヒーリングの為にアンドレアは私を待っていてくれて、天使からのメッセージを伝えてくれたのかな、、、、と思いました。
そう、たぶん、、、、きっとそうなのでしょう。
すべて必要なことが目の前で起きている、、、、そんな風に感じました。
アンドレアはきっと天使が送ってきたメッセンジャーなのでしょう。
明日14日~明後日にかけては愛のバレンタインヒーリングがあります。詳しくはこちらからどうぞ。