子どもと両親が幸せに生きるために・もっと楽になろう

こんにちは。天海 和美です。

今日は嬉しいお知らせです。先日、学校と子どもの関わりについての記事を書きました。

小学校1年生になったばかりの子どもが担任の先生から「発達障害の症状が見られ学校での異常行動が見られるからこのままだと普通学級にはいられない。

精神科を受診して薬を飲ませて大人しくさせるか、特殊学級に来年から入るかにして欲しいと決断を迫られていました。

私はまだ学校が始まってから2ヶ月も経っていないのにそれはどうなんだろう?と疑問に思っていました。

精神的に不安定だったりするとすぐに精神科を受診して薬を飲むように進められる、近所の子どももそういう子どもがやっぱりいて、、、、と聞いていました。

それは全国的にそういうことなのか?一部の地域に限ってなのか?私はわかりませんがまだ6歳の子どもにずっと薬を飲ませ続けることへの抵抗感は消えませんでした。

それで少し様子を見て、、、、状況を判断するとその方は言っていました。

それで先日、1ヶ月ぶりくらいでその方にその後の様子を聞きました。

なんと驚く結果でした。ある時、学校の先生からお母さんに話がある、、、といわれ「お家で何か変わったことありましたか?」と聞かれたそうです。

お母さんはまた子どもが何かをやらかしたと思って焦っていた所、、、、先生は「実は、○○ちゃんはその後とても落ち着いて今は普通の子どもたちと同じようにできるし、情緒不安定なこともなくなりました。

このぶんだと特殊学級には行かなくても大丈夫です。」といわれたそうです。

家では特に何かしたわけではありませんが、理由が一つだけありました。

その子は小学校入学という初めての経験でとても不安定になっていたのですが実はお父さんのお仕事が年度末で3月、4月は鬼のように忙しくて帰りも深夜だったり、子どもたちの相手をすることができなかったそうです。

イクメンのお父さんでこの子はお父さんにいつもそばにいてもらったのでそれで不安定になっていたようなのです。お母さんもフルタイムでお仕事していて上に2人の子どもがいて3人の子どもたちを一人で世話をするのはとても大変だったようです。

お母さんもついついイライラしたり、カッとしてして子どもを怒ったりしていたそうです。

で、お父さんの仕事が6月に入り落ち着いたら自然と子どもの状態も落ち着いたそうです。

早く帰ってきて子どもと一緒に家族5人で食卓を囲み、夕食を食べて、一緒にお風呂に入って、寝る。

ただこれだけのことなのですが子どもにとってはちょっとした環境の変化やお父さんやお母さんの疲れていることやイライラとかも敏感に影響してしまうようでした。

お父さんがお家に帰ってきて家族みんなで毎日夕飯を食べられる環境って日本でどのくらいいるんだろう?って思いました。

みんな遅くまで仕事して終電で帰ってきて、また早朝から仕事に行く、、、っていう人が多いですからね(関東周辺は特に)

周りにおじいちゃんやおばあちゃん、兄弟とか友達とか助け合える人がいれば別ですが、お母さん一人で、、、、という人は本当に大変だなぁ、、、と思います。(私もかつてそうでしたが親兄弟には頼れなかった)

日本の子どもたちが安心して暮らせるようになったらいいなぁ、、、と思いました。

仕事のために大切なことを犠牲にするよりも家族みんなが幸せに生きられるようにするために転職したり、田舎に引っ越してお金をあまりかけずに暮らして子どもを育てられるようにしたり。

残業の無い職住接近の職場にしたり、古い価値観に縛られずにどんどん変えていったらいいと思います。

それは人それぞれの価値観ですが、自分にとって、周りにとって、快適に暮らせるように固定概念を外して楽に生きたらいいと思います。

とにかく精神科で薬を飲ませて大人しくさせて学校に行かなければならない状況が解決して本当によかったです。