究極の自分を愛すること・全ては経験するためにある
こんにちは。天海 和美です。
夏休み、そしてお盆と日本中、あっちこっちに人々が出入りして多くの方は里帰りしたり、お墓参りとかにいくことでしょう。
今、自分がこうして生きていられるのはご先祖様が生き延びてくれたお陰なので本当に感謝ですよね。
天災もあっただろうし、作物の不作や漁の不良の年もあったでしょうし、何よりも第二次世界大戦を生き延びてくれたのですからね。
ご先祖様もみんな子どもを産んで育ててくれたから今の自分も生まれました。
今朝、育てている野菜やハーブの苗たちを見てふと気づいたことがあります。
子育ても野菜を育てるのも同じだな、、、って。
苗の生育に良かれと思って手を出しして、失敗が無いようにと先回りして。大切に育てているつもりが逆効果で。
過保護や甘やかしは良くないな〜と。温室で大事に育てた方が暖かいし風にもやられないし良いことに違いないと思っていました。
外の風に当たったり、雨に当たったり一見辛そうで、あまり良く無いように思えることか実は大事だってことに野菜を育てていて気付かされました。
私は手出しし過ぎるなぁ〜と。
過保護に育てると良かれと思ったことが弱くしてしまって病気になったり、枯れたりしてしまう。
それって子育てと同じだわ〜って。娘のわがままはやっぱり私の子育てのせいだわ〜と深く反省😅
あ、実はこの写真はバジルなんです。
以前、4月頃ペットボトルに土を入れて温室代わりにして育てていたバジル。元はと言えばスーパーで買ってきた食べる用のハーブ。それは使いっきりのはずが私が根付かせて成長を楽しんでいたのです。
で、もう葉っぱも出ないし株も弱ったしと思ってペットボトルの下だけ残してベランダに放置してありました。
そしたら生き延びていて花を咲かせていました。これから種を残す気満々。
凄いな〜。大切に大切に付きっきりで見ていたサンルームのバジルたちは、ハダニにやられて何をやっでダメで昨日、全部刈り取ったり抜いたりしました。どんどん他の葉っぱにもハダニが移っていくから。
実はその苗は種を植えた中でも一番元気に育っていた苗たち。元気に育つと思って過保護にサンルームで育てていたら結局、ハダニがついて葉っぱが枯れてきて無残なことに。
小さかったり出来損ないな二番手の苗たちは、ベランダのプランターに適当に植えて。雨風に当たり夜は冷えて、、、、。
それなのにすごく元気で茎も太くて病気も虫もいない。
これなんだなぁ、、、、と思った。
人工的な環境を作って、どうぞどうぞ育ってください、私もこんなに力を入れていますよっていうのは、大きなお世話。
自然のパワーには及びません。風ってとっても大切なエレメントだなぁ〜って思いました。
風もないと自然界はやはり成り立たないのだと。風のカムイに感謝だわ。大地、水、火(太陽)、そして風。全てのエレメントが調和して生かされているのですね。私たち。
ふと、そんなことを思いました。
すべてはありのままに受け入れることですね。
それでね、思ったんですけど。
いくら母親が頑張って子育てしたとしても完璧なんてないんですよ。あ〜したら良かったんじゃないか、こうしたら良かったんじゃないか?
もしもあの時、こうしていたら、、、、なんて数え切れないほどある。
だけど母親だってそれなりに頑張って、自分なりの最善の努力をしている。だけど若いし、最初は誰だって未熟だもの。
子どもが生まれる時ってみんな若いからお金も余裕がないし、精神的にも余裕がない。そんな中で初めてだらけの子育てなんですよね。
若い頃はホントお金がなくって不安でした(遠い目)何しろ若い頃、多額の借金を抱えて必死に働いていました。←いや、ホントだけどそう書くとなんかすごい酷い愚かな過去があるみたい(笑)
娘が3歳の頃から開業準備をしてちょうど4歳になった時にクリニックを開業したので、若い私には子育てと仕事で身体壊しまくりでしたね(汗)
でも、逆に若かったから何でもチャレンジできたんでしょうけど。いや、、今でもチャレンジしているから年齢は関係ないか、、、。
それで自営業なんでとにかく忙しかった。必死ですよね、、、、。だから4歳になったばかりの娘にも充分なことしてあげられなかったなぁ、、、って結構反省していました。
で、その負い目があるせいか、何だか甘やかして過保護にしてしまいました。思春期になってからはもう大変で。
母親である私をチクチクと責めるのですよ。
で、最近になって思うのは「だってしょうがないじゃない。お母さんだって必死だったんだから。精一杯やってそれでも不足を感じたとしても、もう仕方ないの。それ以上出来なかったんだから。」って開き直っています(笑)
かなりすごい自己肯定な母親になりました(笑)出来ないことも、出来たことも、失敗したことも、優れていたことも含めて「これが私だっ!!」ってなんか言えるようになりましたね。
出来ない、、、ですって?! 他のお母さんはそれができるって?! だから何? それが何か?! みたいな究極の開き直り(笑)
そうやって言葉で言ったわけではないのですが、そんな風に自分のいろんなことを全てひっくるめて「ありのままの自分」を受け入れられるようになったということでしょうね。
で、自分が変わったら、、、、、娘も変わって。
「最近、思うんだけどさ〜。お母さんって凄いよね。私はお母さんみたいに出来ないわ。」っていろんなことにつけて言うのです。
私は娘に「別にお母さんのようにならなくていいんじゃないの。お母さんと同じように出来なくても別に良いと思うし。それがあなたなんだから。全ては経験するってことに価値があるからね。」と言いました。
娘は黙って聞いていて「私ね、お母さんのクライアントさんって良いと思うんだよね。お母さんみたいな人がメンターでいてくれて何でも相談できるじゃん。だから良いよね。」って言うのです。
私は「えっ?あなたはいつもお母さんの話を聞けるし、セミナーとかでお金もらって話していることを身近で聞けるんだから良いじゃない?」って言ったら。
娘は「いや、、、それは無理。いくら良いこと言ってると思っても自分の親だとどうも素直に聞けないんだよね。だからお母さんが赤の他人だったら聞けたんだと思う。」と言うのです(笑)
これには私も爆笑してしまいました。娘も何やかんや反抗期を過ぎて、そこまで素直になったのね、、、、と感慨深いですね。
子育て中のみなさん! 悩みも苦労も多いと思いますが、それもいつか過ぎていくでしょう。
なので頑張り過ぎず、自分を責めず、細く長く続いて行くことなのでのんびりいきましょう。赤ちゃん時代よりも思春期になったからの方が数十倍大変ですから(笑)
それも全てひっくるめて「経験するために今がある。」と言う悟りを拓きましょう(爆)
それでは素敵な夏休み、そしてお盆をお迎えくださいね。
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