自分の中にある過去を癒す・宇宙から観る

こんにちは。天海和美です。

京の都に入りました。ビクトリアさんの46年間の夢だった京都の浄土真宗の総本山・東本願寺へいきました。

このお寺に入った時にビクトリアさんのご主人が15歳の時にお父さんが仕事で日本に出張する時に同行して京都のお寺を廻ったのよ~って話をした瞬間に私の頭の中にスパークが走りました。

その話はビクトリアさんが丁度この手水の所に来た時に話しました。私が初めて京都に来た時、15歳で中学を卒業した春休みに(高校入学直前)に友だちと来たんです。そしてこの手水のところで写真を撮りました。

私の子どもの頃のアルバムにここの写真がありました。でもそれが東本願寺だったなんて全然意識していなかった。この話を聴くまで思い出しもしませんでした。

突然、頭の中にスパークして15歳の私に出会いました。15歳の時に初めて京都に行った時、その同じ場所に立っていました。

この手水の側に立った私は15歳の頃の自分に戻っていました。あの頃の、、、、私。それを思い出して、、、、。
長い時間を超えて同じ空間で私が一つになる感覚でした。

あの頃に私に言ってあげたかった、、、、、「大丈夫だよ。心配しないで。私が守ってあげるから。」ってなぜか言いたくなりました。お寺には丁度高校の修学旅行生がたくさんきていました。

その子たちをぼんやりと眺めながらまるで自分がその中にいるように感じました。不思議な感覚でしたね。きっと私の中で子ども時代の自分を癒す必要があったのでしょう。

お寺に着いた時にふと空を見上げると、、、、、

天頂にまたしても虹のアークが!!快晴の空にくっきりと出ていました。

あ、今思うとあの門に入る直前に現れた虹のアークは異次元への入り口のサインだったのかも知れませんね。

お寺では丁度、読経が始まりビクトリアさんは感動で釘付けになってしまいました。長年、慣れ親しんできた浄土真宗のお経だったからです。

私はビクトリアさんがこの浄土真宗の聖地を訪れることで彼女の中にあった何かが癒されていくのだろうと思いました。

阿弥陀如来様が側で見守ってくれているような感覚でワークショップに参加してくださった方たちも阿弥陀如来さまにご縁を感じていらっしゃいました。

時が止まったような空間の中でどれだけ時間を過ごしたのか、、、、という感覚になりました。

お寺で精進料理をいただき特別な空間で身も心も癒される感じでした。

予定を大幅に変更し、東本願寺、西本願寺と東寺だけに行きました。

東寺は796年に官寺として建てられ、空海が時の天皇だった嵯峨天皇から下賜されたもので真言密教の総本山です。

この中に空海が作った「立体曼荼羅」というのがあります。曼荼羅図は普通は仏様の絵で描かれているのですがここは仏様の仏像を置いて立体的に配置してあります。

ここでしばらく瞑想していたら自分自身が宇宙と一体になる感覚で、、、、宇宙から地球を眺めている感覚でした。

すべてがありのまま、そのままで自分が考えたり、不満だったり、憤りを感じていることとかあまりにもちっぽけで、そんなことどうでもいいんだ、、、と思える感覚でした。

絶対に許せないでしょ!と思っているような戦争、原発、核兵器、差別、貧困などもとるに足らない程のちっぽけなものに思えました。

正しい、間違っている、加害者だ、被害者だ、償い、罪悪感、悲しみ、絶望、怖れ、ゆるすとか、ゆるされるとかも含めて、本当はどっちでも良いことなんだ、、、って思いました。

宇宙の中にはそれがすべて包含されている、、、、と心から言える感覚ですね。

私の中にくすぶていたものがす~っと晴れ渡っていきました。

みなさんのお顔も晴れやかです。みなさん本当に喜んでくださいました。

その後、ビクトリアさんがまた歌を歌ってくれてみんなで平和の祈りをしました。みんながね、、、、黄金に輝いて阿弥陀如来の遣いそのものに感じました。

とても素晴らしい体験を共有出来て、私はみなさんが愛おしくてたまらなくなりました。

地方に行くことでこうしてみなさんとお会いできるのが本当に嬉しくて楽しかったです。

あなたも自分の魂を癒す場所に自分を連れて行ってあげてください。きっと何かが始まります。