見えない世界に助けられ生きている事実・小人たちの働き

こんにちは。天海 和美です。

私たちが認識している世界はほとんどが「目に見える世界」です。見えない世界は存在していないように思える。

でも、実は目に見える世界の方が小さくて「目に見えない世界」の方がその何倍も何十倍も大きく存在していて私たちが生きていく上で大きな役割をしている気がします。

今日はその新たな「見えない世界」の発見について。

昨日は命の循環・命は次へと変化する・アナスタシア農園ことを記事に書いていたのですが。私の中で地主さんが私に勧める慣行農業をしなければいけない理由はなんだろう?と考えていました。自分の中でそれやりたい!という理由が見つからずなんだかモヤモヤしていて、私のハートは「やりたくない!」と感じていました。(でも私が”イイ子ちゃん”だったらきっと地主さんの勧めに仕方なくやったでしょうけど)

それで昨日から、本当に土は柔らかく深く耕すといい野菜が育つのだろうか?とかミミズや菌たちの生態系のバランスはどうなんだろう?とか考えていたら。

たった今、それに関しての重要な記事を見つけちょっと胸を撫で下ろしているところです。

菌根菌:驚くべき地中の秘密で良い菜園を
より健全な土壌と、より良い収穫を楽しむには、菌根菌との協力関係を育てよう。という記事を読んだ。

やっぱり地中の中の菌さんたちが目には見えないけれど農作物を作る手助けをしているのだ。

そして土の中には巨大なネットワークが存在していて彼らはそれで信号を送り合っている。

自分の畑もそうだけれどこの巨大なネットワークは自分の畑でかでなくそのとの菌のネットワークとも繋がっている。

だからやたらと除草剤を撒いてはダメだとここでもそう思った。

私が発酵に興味を持って色々作り出したのは多分、、、もう長いのだけれど。味噌とか天然酵母パンを作ったのはもう20年以上前だし、、、。

最近はぶどうを発酵させてワインもどきも4年くらい作っている。ワインをさらに発酵させてワイン酢にするのが目的なのですが。いわゆるバルサミコ酢です。

ま、それはさておき、菌類は酵母、カビなども含めて人間にとって有用なものと害になるものが確かに存在します。

遺伝子分析では同じものでも人間に役に立つものと害になる不思議なものもあります。大昔は害になっていたのにある時から人間に有用な働きをするようになったらしい、、、という説です。

そのおかげで人間、、特に日本人は恩恵に預かっているのですが。

その菌がなければ私たち日本人は味噌も醤油も日本酒もみりんも甘酒も漬物も存在していなかったので。

やっぱり菌は重要だな、、、と思うところです。その菌の名前は「麹菌」なのですけど。

私の勝手な予想なのですが、、、、。

菌は生き物でしょ?寒いと動かなくなるし自分の好きな温度帯があってそれ以上だと死んでしまうし、心地いいと元気に動き回って増えていくのです。

だからやっぱり通常は目には見えないけど「生きている」んだな、、、と思うのです。

だからこちらの意識を菌もわかるのではないかと。

昨日畑の地主さんと話していた時に私が「エゾシカってこちらをじ〜っと見て動かないよね?」っていうと「それはね、エゾシカがわかっているからだよ。俺なんか会ったらすぐにエゾシカは逃げていくから。」って。(地主さんは猟友会でエゾシカ撃ちまくっています)

私はエゾシカって森の中で会ってもじ〜っとこっちを見ていてそんなに固まっていたら撃たれちゃうから早く逃げたらいいのに、、、、って思っていたら。

やっぱり危険を感じたらすぐに逃げるそうです(笑)

エゾシカが逃げないのは私が銃を持っている人ではないとわかっているから(笑)

だから生き物って本能的に相手が危険か安全かって判断するでしょ? だとしたら土の中の菌たちだって反応するはずなんですよ。

怒りや憎しみを持って土を耕したりしたらやっぱり荒れた土地になると思うし。

愛を持って大切にしていったら菌たちもそれに応えてくれるのではないかと思うのです。

で、やっぱり耕し過ぎは菌を痛めつけてしまうから耕し過ぎないようにってこの記事には書いていました。

このブログを読んでいる読者さんで家庭菜園をしている人はそんなにいないかも知れませんが。”見えない世界の生き物たちの意識”という意識をあなたが知ったらこれからあなたの意識は新しい方向へと導かれます。

見えない世界のこの菌たちが生きているのだから意識を持っていると思うのです。色々なネットワークを持っているというのですから。

だから目に見えないもの、自分が知覚として認知していないものでさえも”意識を持っていて生きている”ということを理解したら、、、、。

世界の見方がなんだか変わると思うのです。

だってあなたが食べている味噌汁の中に生きた麹菌がたくさんいてあなたのために美味しくなるように働いてくれている。

あなたが食べているパンも酵母菌が働いて膨らませて柔らかくしてくれて美味しく幸せにしてくれている。

あなたが大好きでたまらないという日本酒もやっぱり麹菌が生きていて美味しくしてくれているわけです。

それらがあなたの口から胃の中に入ってやっぱりあなたの為になんらかの働きをしてくれているのです。(多分あなたの知らないところでたくさん助けてくれている)

そう思うとやっぱり人間だけで生きてはいけないのだとつくづく思いますね。そしてその菌さんたちに「ありがとう」と感謝するとますます喜んであなたの役に立とうとしてくれると思うのです。

目に見えない世界、、、、その世界も私たちの生きる為にたくさんの役割をしてくれているのだと思います。

もしかするとおとぎ話に出てくる「小さな小人さんたちが人間の為に働いている」というのは菌さんたちのことだったのかも知れませんね。

うふふふ、、、今日も謎が解けて楽しかったわ。