私が自由に生きようと決めたわけ

こんにちは。天海 和美です。

先日アラスカでロッジのオーナーと話していた時、ガンのステージ4になり、どうしてもオーロラを見たいとその願いが叶ってアラスカに来た人がいたんだよね。と言う話を聞きました。

その方は日本人です。

その人はきっと「いつかはオーロラを見てみたいな〜あ」と思っていたのでしょう。

私はその話を聞いて「どうしてガンの末期になるまで自分のやりたいことをやらなかったのだろう?」と思いました。

もっと早くからやりたいことをやれば良いのに、、、って。

でもそれは私も同じだったんです。本当は自分だってやりたいことをやらずにずっと後回しにして生きてきました。

自分のことを棚に上げて言うなら。

この方は自分のやりたいことよりもやりたくないこととか、やらなければならないことを優先したのでしょうか?

ガンのステージ4になって最期だからと自分の残りの人生でやりたいことが出来たのならそれはそれで良かったかも知れない。

ガンの末期という環境に置かないときっとその人は本当に自分のやりたいことをする大義名分が作れなかったのだから。

それはなんと悲しいことだろう。
自分を死に追い込んでようやくそれができるなんて。

せっかくだから自分を殺さなくていいから。その前に本当やりたい事をやればいいのに。

って今は思います。でも私もずっとやりたいことをやらずに生きてきた。

なぜなら自分のやりたいことは我慢して他の人がやりたいことを最優先するべきだと思ってきたから。

変な話ですよね。自分の為ではなく他人のために生きてきたわけだから。

ところが私は明日自分が死ぬかも知れない。いや今日死んでいたかも知れないと言うことを本当に目の前に突きつけられたような気がして改めて「残りの人生は思いっきり生きよう」と決意しました。

それがあの3.11東日本大震災でした。

本当にいつ死んでもおかしくないんだ!と目の前に突きつけられました。と同時に今日も生きているんだ、、、と言う奇跡のようなことに気づきました。

あの震災から8年経って本当に自分の生きたいように生きられるように選んできたと言うことかも知れません。

それは偶然そうなったのではなくやはり自分で「こうなりたい!」というビジョンを持って生きていたと思う。

あの東日本大震災がなければ私はずっとあのまま生きていたかも知れない。

でもあの震災が起こったことで「人生は短い。いつ死ぬか分からないから家族や友人友だちとの時間を大切にしょうと思ったし、自分のやりたいことをやって我慢しないように生きたいと思いました。