極北の大地の春を待つ森の中で
こんにちは。天海 和美です。
3月に入って私のいる極北の大地アラスカもだいぶ寒さが緩んで来ました。毎朝森へのお散歩を日課としているんですが2月に撮った写真と明らかに違うし森の木にも春の気配を感じます。
毎朝、森の木々におはよう!ってご挨拶してから入るのですが。何だか木々に私を認識されているような感覚になります。
「ほら、またあの人森に来たわよ」って一瞬で隅から隅まで伝わっていくような(笑)
それで毎日違うし気づきを与えてくれたり、色んな新しいものを見せてくれるんです。それがとても不思議だしなんだか勉強させられているみたい(笑)
森の中の小さな変化に驚きと尊敬を持ってみています。
冬でも森の中に薬草になるものがあってそれを見せてくれたりします。
森から帰るとそれに必要な情報をインターネットから教えてくれたり。本当に不思議過ぎるけど偶然とは思えない。
雪解けのところからクランベリーが顔を覗かせていました。マイナス40度になる所でもじっとこうして春を待っているのだな、、、と。
クランベリーの実は完熟というか凍った後というか甘くて美味しかったです。凄いな〜自然って。
この場所は昨年9月頃たくさんのクランベリーやラズベリーを採って食べた場所なんです。冬に見たのは初めてでとっても感動しました。
私が作る「縄文の森」にもこんなふうに植えたいなぁ〜と思いました。
この翌日また雪が少し降って真っ白になり見えなくなりました。きっとその繰り返しなんでしょうね。
春を待つ森の中でそう感じました。
だから思い通りにならなくても必ず春が来ることを信じて待てば良いって。
いつか雪は溶けて無くなり花が咲くから。