消毒用アルコールが買えなくても自分でもっと効果のあるものを作れますよ!!

こんにちは。天海和美です。

今日はまたしても新型コロナウィルス、インフルエンザの予防策です。

巷ではもう消毒薬が売り切れで手に入らなくなっているので自作でもっと効果的な消毒用アルコールを作る方法についてです。今日の情報はなかなか楽しいですよ♪

12月12日に大学の年末の授業の中で薬草についてやりました。

私の現在教えている大学は看護学科なので皆さん将来は医療系に進む学生さんたちです。

その中で今回はどうしても入れておきたいな、、、と思っていたのが自然療法の薬草についてでした。

みなさん最先端の医学や看護について学んでいるのですがおそらく自然療法の分野について教える先生は他にはいないだろうと思って入れました。

これから必要になる時が来るのではないかと思ったからです。

みんな病気になったり災害が起きた時に医薬品を必要とする時があります。

でも今までの日本の高度な医療だけを見ていたら応用が利かないのです。

私は以前行っていたアフガニスタンの難民支援やアフリカの貧民居住区のHIV/エイズの現状を見てそう思っていたからです。

また一方では私はアラスカや北海道での野草、雑草を通してそれが自然豊かな元々は薬草だった(それを忘れられているもの)に気づくことができました。

そして現在西洋医学の中で医薬品として出回っているものの原料の60%は植物なのです!

他には動物の肝臓だったりホルモンだったり胎盤から採るものもあります。

どちらにしても自然のものから成り立っているものがほとんどでそれを元に合成しているものもあります。

そして医薬品メーカーや病院は一般市民に雑草が薬草であるということに気づかれることを怖れています。だから除草剤ですべての雑草を殺そうとしています。

さて、それはさておき、、、、。

こんな時こそ(新型コロナウィルスのせいで様々なものが不足)役立てて欲しいものがいくつもあります。

お伝えしきれないほどです。

たまたま12月に使ったパワーポイントの資料があったのでそちらを使ってみたいと思います。

まず下記は私の大好きなツンドラの大地に生えている野草です。

ちょうど8月末頃の雪が降る少し前、、、。

ブルーベリーの実がたわわになり、クロウベリー、コケモモなどもたくさん実っています。

ここに生えている美しいカーペットはみんな薬草なのです。

こんな美しい完璧な寄せ植えを一体誰がしたのでしょうか?

見渡す限りを埋め尽くすブルーベリーや薬草たちの大地、、、、。

これはみんな”自然が育てたのです”誰も耕さないし、肥料もあげないし、雑草も抜きません。
」たまにほじくり返すのはグリズリー(ヒグマ)であり、ジリスであり自然そのものなのです。

人間が手を加えないからこそ、こんなにもたくさんの食べ物や薬草が自然に母なる大地から育ってきます。

私たちの身の回りには実は多くの恵がすでにあったのです。

こえは胃に良いと言われる薬草。乾燥させてお茶にしても良いし、生のままお湯を注ぐだけでも本当にお腹の中がすっきりします。

こちらの針葉樹の葉っぱや野ばらのローズヒップなどアラスカ先住民が昔から使っていた薬草です。

ウィルスにも効果があるのです。もちろん風邪やインフルエンザにもね。

 

こちらの写真は私が育てているやハーブや薬草を乾燥させたもの。

よく煎じて(お茶にして)飲んでいます。

その時の体調に合わせて自分でブレンドしています。

植物の持つパワーは最強ですね。成分うんぬんよりも飲んだり食べたりすると自分の体調が凄く変化するのを感じます。

さて、薬草の使い方なのですが。そのままお茶にしたり、料理に入れたりするのも、もちろん毎日採れるので最高ですが、他の使い方もできます。

薬草をオイルの中に入れて成分を抽出するやり方です。こちらは少し時間が掛かりますが使い道は色々あります。

オイルの中に成分を抽出するのでマッサージとして使って皮膚からも吸収させられます。

マッサージすると身体も温まるし、筋肉もほぐれるし経皮吸収で2~3分で吸収していきます。

こちらは例に出したカレンデュラオイルの作り方です。他のハーブも同じように作れますよ。

 

消毒用アルコールが買えない人はこちらで代用できます。

最近はもう消毒用アルコールなんてどこにも売っていないのでお酒のアルコールで代用できるんです。

しかも!!ここに薬草やスパイスを入れて自作の消毒薬が作れます。

もともとは同じエタノールと言うのが名前で同じものです。ただ度数が違うので無水エタノールと言うものは100%なのですぐに蒸発してしまって効果が無いらしい。

ですので消毒用には70%~80%の間なら消毒用に適しているそうです。今回のコロナウィルスはエンベロープと呼ばれる脂溶性の外膜を持つものであり、エンベロープを有するウイルスはおおむね消毒薬が効果的だそうです。

しかしウォッカはアルコール40度、果実酒用リカー(焼酎)は35度です。

お酒(エタノール)は元々消毒にも使えますが薬草やスパイスを使うとなおさら効果的です。

何が良いのかは自分で調べて自分に合ったもので作ってみてください。

アルコールを小瓶に移しその中に薬草またはスパイスを入れるだけです。

私は自分の畑で雑草として生えてきていた野草をアルコールにつけてティンクチャーにしたものが色々あります。もう5~6年前に作ったもの。

下記の写真はフランスの修道院では修道士たちがハーブを育ててそのハーブを100種類くらい使って「シャルトリューズ」というリキュールを作っています。長生きするらしい、、、、。

リキュールってアルコールに薬草をたくさん入れて抽出したもの。8年とか12年物とかで値段が違う。

アルコール度数(ヴェールは55度、ジョーヌは40度)かなり強いです。

伝承によると1605年頃から作られているらしいです。「シャルトリューズ」をつくる蒸溜所は、フランスの南東部ローヌ・アルプ地域圏の小さな町ヴォワロン(VOIRON)にあるそうです。

ここの修道院のDVDが売られているのですが思わず買ってしまいそうになりました(笑)

この修道士の姿を見ているだけでなんだかワクワクしてしまうのです。

自分でもいろいろ混ぜでオリジナルのリキュール、、、いや違った自分オリジナルの消毒薬を作ってみてください。

*尚、作り方、使用法は自己責任でお願いします。