自然は心も体も癒してくれる・コロナに勝!・たんぽぽからたんぽぽ蜜を作る

こんにちは。天海和美です。

Dandelion honey(たんぽぽ蜜)というのを海外のサイトで見つけました。私の畑にはそれはそれはきれいなたんぽぽたちが毎年現れます。

しかも東京のたんぽぽとは違ってすごく大きくなるので何年か前に調べたら。

昔、明治時代に開拓団が入り、アメリカから農業指導者がたくさん来たときに西洋たんぽぽを持ち込んで植えたそうです。

アメリカ人はたんぽぽの葉っぱを食べます。アメリカのスーパーとかにほうれん草みたいに束になって売っています。

たぶんその頃からのたんぽぽが増えてあっちこっちに広がっているんでしょうね。

それで調べた時にアメリカではたんぽぽがハーブとしても用いられていたので、興味を持っていました。

根っこはたんぽぽコーヒーにして飲んだり花びらも葉っぱも余すところなく使えます。

花は今だけの時期しか取れないのでとても貴重です(笑)

それで今回はたんぽぽの花だけをたくさん集めてDandelion honey(たんぽぽ蜜)を作ってみることにしました。

花びらをたくさん集めて、、たぶん500個位かな〜?

よく洗って虫とかいないかチェックしていきます。

それから大きな鍋で茹でて(煎じるって感じかな)それから花を取り除き濾します。

てんさい糖をいれるのですが。

なんと!今回はビート(てんさい糖)の生から煮出して濾しててんさい糖にしたものを使っています。

すごい、マニアックで何十時間かかったかわからない(笑)

昨年11月頃、斜里町のてんさいを収穫している農家の方の写真を撮っていて。

思い切って勇気を出して「譲ってください」とお願いしました。

そしたらその農家の方が大きなてんさいを1個くださったのです。(お金を払うと言ったのですが)

それで私がてんさいを使ったレシピをお伝えするという約束でしたが、何も浮かばず、どーしよう?と思っていたのです。

そして今回、このたんぽぽ蜜の砂糖として生のてんさいから作ったてんさい糖を入れました。

お金を出したら砂糖は買えますがどうやって作るのか?いつか必要な時に自分で作れるか?など興味がありましたらから。

(工程はとても大変です(汗))


(でも作り方を探してやってみました←チャレンジ精神だけはある)

普通に売っているてんさい糖よりはフルーティーな感じに出来ています。

そしてたんぽぽの煎じた中に入れて水分を飛ばし蜂蜜くらいになるまで煮詰めていきます。

かなり時間と根気のいる作業になります。

忍耐力が養われます(笑)

砂糖大根(ビート)から手間暇かけて作り上げる喜びは大きいです。

どんどん煮詰めて水分が飛んでいくと出来上がります。

かなり大量に出来ました。

瓶も色とりどりの個性を出して(笑)その方が美味しそうに見える。

これは蜂蜜がわりに使うといいそうです。

私はローアップルビネガー(生リンゴ酢)にレモン、蜂蜜を入れて飲むので今回は蜂蜜の代わりに使ってみました。

すごい!美味しい!蜂蜜と同じ感じ。そう言えば蜂蜜も花々の蜜を集めたものでしたね。

たんぽぽも食べられることを知らない人も多いですし、ハーブであることも知らない人たちも多いと思います。

でもあの黄色い可愛いお花からこんな美味しいたんぽぽ蜜が出来るのですから是非やってみてください。

そして北海道在住の方はぜひてんさいから砂糖を作って、、、というのもやってみてくださいね。

コロナでスティホームしていたので、いつもよりキッチンにいる時間が長かったです(笑)