女性が人生を豊かに生きるために絶対に必要なこと

こんにちは。天海和美です。
今日は人生を豊かにするということを別の側面からお話ししてみたいと思います。
自分の人生をより楽しく、より豊かに生きるにはどうしたらいいか?ということなのですが。
その前に「生きていて楽しいと感じたことがない」とか「ワクワクするとかウキウキするとか何となくイメージはつくけれど感じたことはない」という方もいます。
なので少なくとも今より楽しいと感じられること、ワクワクすることを感じられるようになるというのは「人生を豊かにする」基本となるところだと思います。
さて、最近SNS上で参加した女子だけのグループがあります。年代は20代から80代までいらっしゃって87歳の方のポジティブな将来したいこと!のコメントにはものすごい数のコメントがついていました。
その他の方で私が気になったのは(というか驚いた)自己紹介で年代問わずいるのが
・1人で外食できません。
・1人で旅をしたことはありません
です。
まぁ、結婚が早くてその後は子育てとかしているとできなくても仕方ないと思いますが。
どうしてもの用事があって外に出で1人でお店に入れない、、、というものです。
結婚して子どもが生まれて子育てしていたり、義父母と同居だったりすると一人旅は出にくいですよね。
多分そんな発想すら浮かばずに毎日必死に家事や仕事をこなしてふと気がつくと子どもは自立してやれやれですが、親の介護でまた何年も費やしてしまう。
全部片付いてふと気がつくと70歳くらいになっているのかも知れません。
それで逆に自己紹介で「夫をデイケアに預けて私は時々一人旅に行っています」とか「夫は元気だけどもう旅には行きたくないというので猫は夫に見てもらって私は一人で海外旅行に行ってきます」とか。
これは70歳代にならないとなかなかできないのかなぁ(苦笑)と思いました。
その年代になるともう人生のゴールが見えてくるし怖いものなしになるのかも知れません。
そうなるとシルバー世代というよりはまさに”ゴールデンエイジ”な気がしますが。
ただ、何故そんな年齢になるまでずっと我慢して周りのことばかり優先してきてしまったのだろうか?と思いますが。
若い頃は体も元気でなんでも出来るし自由に思えますよね。でも結婚しなければ!というプレッシャーだったり、結婚したら絶対に子どもを産まなければならないという周囲からの圧力もありますしね。
子どもを1人産むと「あら、次は男の子が生まれると良いわね」とか余計なことを言われたり。
男の子が産まれてると「この子は立派な後継にしないとね」とか「有名大学目指して幼児教育始めないと」とかいろんなプレッシャーに囲まれてしまいますね。
そんないくつものハードルを乗り越えて来た剛者が60代、70代にいるわけです。いやはや、女の一生ってほんと大変ですね。
でも昔と違って「女性が働きやすくなった」と言うのは人類史上、最高に女性を自由にしてくれていると思います。ただし、これは世界的に見ると文化や宗教でまだ難しいところもあります。
日本はまだマシなのですが、それでも女性は能力がなくて社会で役に立たないと思われている部分もあります。その一つが「女性が女性である自分に対しての認識」かと思います。
男性が職場にいたら自分の意見より男性の意見を立ててあげるとか、それは間違っている、この方がうまくいくと思っても黙っていたり。
先述のSNSグループの自己紹介で「私は何もできない人間ですがよろしくお願いします。」って自己紹介する人いるのです。
これ見てびっくりしました。自己肯定感が低過ぎるのか?こういう挨拶が田舎とかではスタンダードなのかはわかりませんが。
これどうなん?と思いました。謙遜なのかも知れませんが。
ここまで書いて、いや、これは自分にも当てはまるから反省でもある(汗)と反省。
まずは、「自分1人で出来ること」を増やしてみませんか?今はなんとかなってもいつか人間は1人になるのです。これから少子高齢化ですからね。
というか経済的にも精神的にも本当は自立していることは大切なんです。パートナーを探している人も自分にないものを探してそれを相手に埋めてもらおうとしたら関係性は良くなりません。
また相手がいないと何もできない、1人でいるのは寂しいというのは”依存”です。重すぎたり鬱陶しかったりすることもありますが、支配されることにも繋がります。
ですのでパートナーがいる人もいない人も経済的自立と精神的自立はとても大切です。
このような状態でいる方がパートナーとも対等でいられるし、より豊かに生きられると思います。