仕事を辞めたいと考えている人に絶対に読んで欲しい

こんにちは。天海和美です。

今朝、ネットの記事で「会社を辞めてしまう原因」についての記事を読みました。それは会社の上層部と働く人の価値観の違いが大きいと思いました。

価値観というより「生き方、特性」を理解していないと言った方がいいかもしれません。

また上層部は50代〜60歳くらいまでの人たちが多いのでかつての「昭和の男の価値観」みたいなのが色濃くあるのかも知れません。

それは今の働き盛りの世代、特に20代〜30代の人たちは「誰よりも出世してお金んたくさん稼ぎたい」という意識があまり無く「ちゃんと休みが取れて残業も無くて安定していて、有給や産休もちゃんと取れる会社」を望むわけです。

それで給料が上がるのは良いと思うのですけど、出世はしたくないと考えているそうです。管理職になって休みも無く、有給も取れず残業も多いなら昇進したくないと考え、いきなり「退職届」を出すそうです。

それで上司や人事部は慌てるそうです。何故なら今の時代は人手不足でどこの会社も人材確保が難しいから。

なるほど、、、と思いました。これは働く人が昭和の高度経済成長期のように「24時間働けますか?」みたいなのは真っ平ごめんだ!と思っているわけです。

昔はサービス残業当たり前、過労死があっても条件は緩和されずモーレツ社員が当たり前、男は特に出世しなければ!!と命懸けで働いたのです(これは国の政策でもありました)

男がそうなる様に配偶者控除とかつけたりして妻を家に縛りつけ子育て介護など生活全般をさせることで男を100%の力で働ける様にしたのです。婦人雑誌やテレビなどのマスコミを使い戦略的に「三種の神器」がないと幸せではない。一億総中流階級を目指させる!!ということで男は企業戦士へと洗脳されてきました。

そして女は家庭を守る!ことこそ良き妻、良き母、良き嫁であると。

それが人口減少で女も働かせないと人手不足だという様に世の中は切り替わってきました。もちろん進学率が高くなったことで女性の社会進出、経済的自立もできる様になったこともあります。

さて、ここからが本題です。私はこの記事を今朝読みました。それで心理学的な側面、スピリチュアルな側面から考えました。いや、伝えたかっただけですが。

今の働く人たちが出世してお金を沢山稼ぐより気ままに働きたい!と思う様になったのはむしろ「健全」だと言うこと。昭和世代は企業戦士ですから働くことだけが生きる目的みたいになっていて、定年退職後は濡れ落ち葉とか言われたり、廃人みたいになってしまったわけです。

でも今の人たちは趣味とか自分の好きなことに時間を使いたいと考えていて仕事とプライベートを割り切っている人が増えたわけです。これって悪いことですか?

私は良いことだと思います。もちろん仕事自体が好きであることは大事ですし、そういう好きなことを仕事にするのが一番です。

しかし、そうではない人たちは「生活のため」と割り切って仕事でお金を稼いで他の時間は自分の好きなことに時間を使うと言うことは当然だと思うのです。

まずは、そこから少しでも「自分を大切にする」ということだと思うのです。

ただ、本当はもっと大切なのは「自分の本当にやりたいこと」を見つけそれを仕事にしたらもっと充実します。

しかし、多くの人が「自分がやりたいことがわからない」のです。自分の好きなこともわからない。(チャクラ閉じてるし、オーラにエネルギーがない)

ワクワクするとかわからない、叶えたい夢も実は無い。

子どもの頃からの”ある癖”によってそれが全身に染み付いているのでわからないのです。自分の好きなこと、、、ということさえ本当にそれは自分が望んでいることなのだろうか?

誰かに気を遣って先回りしていないか?相手の希望を推測して言っていないか?

それずっとやり続けて生きていると鬱になります。人生に絶望したり、味気なくてつまらない人生だと思う様になります。感動もなくて、不平不満ばかりになります。

なので「本当に自分は何を望んでいるんだろう?」ってところから見つける様にすると良いです。

ひとつずつ紐解いていく感じ。

会社も昇進が嫌だとしたら辞表をいきなり出す前に「我儘なのですが、、、」と前置きしてから上司に相談をしたら良いと思います。それでダメだ!とか無理だ!と言われてから辞表を出しても遅くはないので。

案外、それなら、、、と聞いてくれるかも知れません。

どちらにしても辞めるくらいなら言ってみた方が良いですよね。Good luck!