彗星と星々と満月が与えてくれたもの
こんにちは。天海 和美です。
紫金山アトラス彗星のことをアップしようと思いつつ、、、時間が経ってしまいました。
裏摩周湖からの紫金山アトラス彗星は方角がイマイチなのと、夜になると湖は真っ暗で何も見えないこと、そしてネットも繋がらない全く人間の気配がしない、そしてヒグマの活発エリアなのでそこで夜ずっといるのは辞めました。
夕陽の時間から逆算してもっと西側が見える場所を探しました。
満月だったので空が明るくて星は見えにくい条件でしたが、快晴だったのでたくさんの星々たちも見えました。
数年前までは一眼レフに明るくて高性能なレンズを付けて時間も数十秒かけないと星々の撮影なんて出来なかったのに。
たった数年でiPhoneでとても美しい星空が撮影できるようになり、、、本当にテクノロジーの進化には驚きです。
昔は何年も何年も掛かって変化していたことが今はあっという間に参加してしまうので本当にすごい時代なのだと思います。
さて、その星々の写真です。
彗星を見ようと待ち構えていて、そちらにばかり気を取られていたのですが、ふと振り返ると後ろに星々がキラキラと輝いていました。
私はある意味、こちらの方が驚きでした。彗星だ!とても珍しいのよ!8万年後じゃないともう見られないのよ!と特別感でみんな彗星を見ようとします。
でも、本当はいつも変わらずこうして夜空には無数の輝く星々が見えるのです。
しかもいつもそこにあるのです。でも、多くの場合、人はそこには目を向けず、当たり前と思うのです。
何か特別な事ばかり探していないか?いつもそこにある輝いているものに気づいていないだけなのでは無いか?
暗闇ばかりに目を取られ恐怖や不安ばかりを思っていないか?いつもそこに輝き続けている光をどれだけ見つけているだろうか?とふと思いました。
そう思いながらも紫金山アトラス彗星を見つけるとやっぱりすごいな、、、と思いました。それぞれに役割があって色んなことを教えてくれますよね。
北海道の道東エリアは建物や人工物も何も無いところが結構あるので、星はとても見やすいです。本当にキラキラと輝いて見えるんですよ。東京の空とは全く違う世界です。
マザーツリーランドからは何だか特別感のある満月が見られました。写真ではわかりにくいですが満月の周りがオーロラみたいな色で真ん中にクロスに輝いて見えました。
本当に美しい夜でした。
森に囲まれた静寂の中で星を見上げているととても安心した感覚になります。
気温が10度を下回っているのに寒いのも忘れてずっと空を見上げていました。それだけで心は満たされ、安らぎを感じました。
このブログを読んでくださった方々も心が満たされ安らぎに包まれますように。