もっと自分が楽しいことをすると人生が変わりますよ
こんにちは。天海 和美です。
自分を日々の生活の中で癒して元気を得る方法があります。それは自分を楽しませることです。自分は何をしていいのかわからないと言う人が結構います。やりたいことがわからないとか、何をしていいのかわからないとか、お金がないからとか。
でも小さなことでも楽しめることを見つけるといいです。
そして遠くまで出掛けなくても身近な所で非日常を体験することもできます。
私は今日、友だちとSL湿原号に乗りました。釧路から標茶までを走る蒸気機関車です。
昨年から乗りたいな、、、と話していたのですがなかなか予定が合わず今回ようやく乗れました。
近くにいてもなかなか乗れないしね。ノスタルジックな非日常を体験したい、、くらいな感じでした。
でも決まってからはずっとワクワクしていました。
私は鉄道とか興味なかったのですがアラスカ鉄道に乗って初めて鉄道の足袋って面白いな、、、と目覚めました。新幹線はちょっと違うんですけどね。
今どきSLなんて走っていなくて大昔のもので今は観光用に走っています。時代はスピード優先でコスト優先で大量に運べる機能的なモノが重要しされます。
手間がかかるモノ、コストがかかるモノ、スピードが遅い物はどんどん無くなっていきます。でも、不思議な物である時、そこに懐かしさを感じたり、癒しを感じたりするものですね。
世の中結構ビンテージブームですがもうこの列車は建造されて80年以上経っています。もうすぐアンティークですね。
素敵な内装でしょ?ロマンを感じます。
列車の床は無垢材で今は火災の問題からそういう列車は作られなくなりダルマストーブに石炭を燃やして暖房を取るなんてことはあり得ないのです。
でもこのSL湿原号はそれができるのですよ。みんなストーブの上でホットドックとかスルメとかいろんなものを焼いていました。
車掌さんが時々来て石炭を入れてくれます。
なんか本当に時代をタイムマシンで遡ったような感覚になります。
このSL湿原号は冬の期間だけ走っています。
釧路湿原の中を縫うように走るので窓からはエゾシカが雪原を走るところが見えたり、オオワシがたくさん飛んでいるところが見えたり、タンチョウが雪原でダンスする姿が見えたり、、、、なんだか本物では無いのでは?と初めての人は驚くような、、、野生の世界です。
ディズニーランドのジャングルクルーズみたいな感じ。
でもそれがみんな本物の野生動物なのです。そんな中をこのビンテージな蒸気機関車が走るのです。
でも今日一番印象に残ったと言うか、感動したことがありました。
SLが釧路駅を出て釧路の街中を走っていると普通の住宅の直ぐそばを走るのです。多分黒煙で煙たいだろうし、洗濯物を外に干している人は煤がつくだろうし、列車の音もうるさいし煙も臭いと思うのです。
ところが!!その家の人たちは庭に出てSL湿原号の人たちに笑顔で手を振っていたり、窓のところから顔を出して笑顔で手を振っているんです。それにはびっくりしました。
みんなSLを喜んでいてお客さんに笑顔で手を振っているんです。ってことは煙も頭煤も嫌がっていないんだ、、、と思いました。最近は子どもの声がうるさいから保育園は建てるな!とか公園で遊ぶなとか盆踊りするなとかニュースで見たりしますが。
釧路の線路の側の人たちの笑顔がとても印象的で、、、見知らぬ人の楽しそうな笑顔って見ているだけでも癒されるな、、、って思いました。
今回SLに乗って一番印象でだったのはこの沿道に住む人たちの笑顔でした。
そして走る先にはこんなところにも!!と言うくらい撮り鉄だらけでした。よくもこんな危険なところにまで、、、と言うくらいいるのですが撮り鉄の人たちもみんな楽しそうに笑顔で手を振っていました。
私、みんなもっと「好きなことした方がいいよ」と言う所以はここにあります。
みんな苦しいことばかりやり過ぎている。もっと自分を楽しませることやったらいいよ!自分を大切にする、愛するって小さな体験の積み重ねですからね。
みんながこんなに笑顔で溢れていたら世の中もっと平和になるよね。と思いました。
今日はとても素敵な1日でした。あなたも楽しい体験をたくさん自分に与えてみてください。