森に住む小人のおじいちゃん
こんにちは。天海 和美です。
うちの近くに住んでいるおじいちゃんとのお話です。
おじいちゃんは「7人の小人」みたいなイメージです。見た目がと言うよりも存在そのものが7人の小人のうちの一人みたいな感じの可愛いおじいちゃんです。私はこの小人のおじいちゃんと話していると絵本の中でしている会話のように感じます。
小人のおじいちゃんは木こりをしています。なのでうちに薪を運んできてくれます。
ある朝早くに電話が来たので「もう仕事しているんですか?」と訊いたら「いや、今、ペットに餌をあげているところ」と言いました。「なんのペットですか?」と訊くと「ニワトリ、烏骨鶏、キジ、アヒル、羊、ヤギetc….」とそんなたくさんの動物たちを飼っています。
そして、いつも来る時に何かお土産を持ってきてくれます。
これ、ペットの鳥たちの卵です。いろんな色と大きさがあります。
オスとメスと両方飼っているので有精卵なのです。有精卵はメスだけの卵よりもパワーが強いそうです。
自由に走り回っている鳥たちですので卵の殻がすごい硬くてなかなか割れません。
私は卵を食べるのがちょっと怖くて、、、、それはどうしてかというと有精卵なのでもしかして、、、中でヒヨコになりつつあったらどうしよう、、、割ったら目とか顔とかできていたらどうしよう、、、ってビクビクしながら割っています。
まだ一度もそんなことはないのですがビクビクしています(苦笑)
私は最近、グラノーラとかハードパン作りにハマっていて、色々やっているのですが。
グラノーラは自分でオーツ麦をオーブンで焼いてドライフルーツやナッツを入れて毎朝食べています。
カナダにオーロラを見に行った時に食べてそれ以来、グラノーラを自分で焼いています。
最近、オーツ麦って別名えんばくだと知ってそれって北海道の気候に適しているんじゃないか?って思ったので
自分で育てようかな、、、と思いました。それで小人のおじいちゃんに「えん麦ってどうやって育てるんですか?」って聞いたんです。
グラノーラって言おうかと思ったのですがおじいちゃんはそんな名前は知らないだろうと思ってグラノーラでもオーツ麦でもなくて「えん麦」って言ったのです。同じ物だから。
小人のおじいちゃんは「え?えん麦?馬の餌か?」って言うのです。私は「え?馬の餌じゃなくて私が毎朝食べているグラノーラです」って言ったら「え〜〜?あんなまずいもの馬にしか食わせないぞ。そんなもん食べているの?」と本当にびっくりしていました。
小人のおじいちゃんのその時の顔は、、、、本当に真面目に、、、驚いて様子で、、、私のことすご〜〜い変な人だと思ったのでしょう(笑)
この小人のおじいちゃんといるとなんだか不思議な感覚になります。
やっぱり森の中で動物たちと一緒に暮らしているからなのか?なんかとても不思議です。
別に何か特別なことということではないのですが、、、。
日常の一つ一つの出来事が