お米不足の本当の原因と物価高対策
こんにちは。天海 和美です。
最近、お米不足がかなり話題になっていますよね。これはもう何十年も前から予測されていたことなので、やっぱりそうなってきたか、、と私は思いました。
ずっと長きに渡り、減反政策をしてきたので米作りを辞める農家が増えてきましたし、1番危惧していたのは気候変動による農作物がとれなくなることです。
私はその事に気づいてからずっと言い続けてきました。講演会を主催して地球環境問題と食糧危機については1995年から活動を始めたので、その頃は人に話しても「地球温暖化?はぁ?」って感じでしたし。
気候変動の影響で旱魃や豪雨、水不足、猛暑、大型台風が来る、、、と言っても多くの人は「まさか、、、」って感じでしたし、例えその知識を知っていても何も行動を起こさないという人がほとんどでした。
日本は経済発展のために田んぼや畑を潰してショッピングセンターを建てたり、工場を建てたり、足りない食糧は海外から輸入したらいい!という風潮でした。
気候変動による大型台風はここ数年起きていましたし、猛暑でお米が実らなかったりするので米の品種を改良したり、田植えの時期を遅くしたりと農家さんたちは工夫して米作りをしてきたそうです。
しかし、コロナで米の価格が急落、もうお米を作り続けても生活できない、高齢だから農家を辞める、、、という人たちが続出して来ました。それで一気に米不足に。
元々減反政策は米が余ったから減反したというよりも、アメリカから余剰農作物を輸入する為に減反して来たというのを知っていましたか?
太平洋戦争に敗戦しGHQに支配されてから日本に食糧を買わさる為に長きに渡り仕組まれて来た事です。
でアメリカからバター、チーズ、小麦、コーンなどを輸入させる為に日本人に西洋式食事を覚えさせ消費量をたくさん増やす為でした。まずは子どもから変えていく。
私が小学生の頃は給食でお米は出なくてまずいパンしかでませんでした。時々ラーメンやうどんは出ましたがお米は一度も出ませんでしたね〜。パン、ラーメン、うどんは全て小麦粉から作りますからね。
戦後ずっと日本の食文化を壊すことを政府は政策としてやって来ました。今もトランプ大統領が自動車に関税を掛けて売りにくくする為に車を売るのと引き換えに欲しくもない遺伝子組み換え食品や農薬、除草剤や枠珍とか大量に買う契約をしそうです。
お米もわざと不足させてアメリカから輸入米を買う予定だったのかもしれないです。というか予定済みだったのでしょう。
それにしてもお米の高騰にはびっくりですが先日スーパーでいくらおにぎりが1個400円以上していてびっくりでした。
食糧が不足すると値段も上がりますものね。
私は2005年から大学で教えていたのでその頃から学生たちに気候変動や食糧不足のことを教えていました。その時の学生さんは素直に驚いて「なんとかしなきゃ!」っていう人たちも結構いたのできっとその子たちは覚えていて何かしらの行動はしていただろうなぁ、、、と思います。ちょうど20年前だから最も初期に教えた学生さんたちは今は38歳になっているのね(笑)
大学で他の先生たちにも言っていてある教授は「親の畑とか田んぼが長野にあって私は要らないんだけど」というので私は「いや、それは絶対に相続しておいた方がいいです。農地は農民しか買えないから貴重なんですよ。絶対に必要になるから」と話していました。
その後、その教授は「親が亡くなったのでとりあえず私がもらうことにしました」って言ってました。
私も家庭菜園をやっていますが苗をうまく作れなくて苦戦しています。というか、寒い時期に焦って苗を育ててもうまくできないのですよね。
でも暖かくなったら自然と野草たちや山菜がたくさん出て来て「あ〜ぁ、やっぱり自然の力は凄いなぁ」って感動します。
やはり地球のサイクルに沿った生き方が大事だなぁ、、、ってつくづく思います。
ということで物価高で野菜や果物も高いので自分で野菜を育ててみませんか?お庭や畑がなくても鉢やプランターでできますよ。
そして自分で作った野菜は愛おしいし、可愛いです。何より「私のために」育ってくれるので愛のパワーが凄いです。ぜひ、家庭菜園をやってみてください。
まずは自分のできることから。
意識が変わり、行動を変えるとあなたの未来も変わります。