「私は過去を否定していました」こころとからだの平和のバトン・第1日目

スピリチュアルヒーラーの上田佳穂さんから「こころとからだの平和バトン」を受け取りました。

これは、広島市西区太光寺の副住職東和空さんの発案で、天城流湯治法 杉本錬堂さんから始まったものだそうです。
上田さんは作詞家・作家の吉元由美さんからバトンを受けて私のところに渡してくださいました。私の辿った「こころとからだの平和バトン」について書こうと思います。
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まず、第1日目は私の「こころとからだの平和」についての歴史から。

本題に入る前に私はこの繋がりに不思議なご縁について。

上田さんとはもう5年くらい前に知り合ったのですが二人だけでゆっくり話したのは先月の渋谷が初めてでした。
でも、昔からの友人のような居心地で長い時間話し込みました。

私たちはスピリチュアルな話を何の気兼ねなく話し合えるって楽でいいわね(笑)と話していました。
そしてこの「こころとからだの平和」のバトンが急に私に廻ってきました。

出会いとは不思議な縁で繋がっているといつも思います。
上田さんは作詞家・作家の吉元由美さんから渡されたそうです。

吉元由美さんをググってびっくり!平原綾香さんの「ジュピター」の作詞家でした。
もちろんお名前は聞いた記憶があったのですが詳しくは存じていませんでした。

どうして驚いたかというと。

私が大学で持っている講義の中に「未来に向けて」というタイトルの講義があります。
私がこのテーマで好き勝手やって良い講義なので例年「平和について」講義してきました。
image(大学での講義)

平和といってもいろいろな側面があって、私が今までやってきた地球環境問題とか、国際支援について支援とか、アフリカやタイのHIV/エイズ孤児のこととか、第2次世界大戦での沖縄戦のこととか色々やってきました。(今は他にも講義が増えたのでヴァーチューズプロジェクトの教育プログラムをしています)

講義の最後に私が製作した動画を見せるのですが、そのBGMに使う曲がジョン・レノンの「イマジン」か「ハッピー・クリスマス」か平原綾香さんの「ジュピター」なのです。

特に「ジュピター」は学生たちの多くが泣きます。授業中に、、、、、。

私は単に「知識を覚えさせる」のではなく「ハートで感じること」

これが本当に自分にとって幸せなのか?

世界にとって幸せなのか?

未来の子どもたち、すべての生きとし生けるものにとってどうなのか?という視点で学生たちに自ら感じてもらい、考えてもらうということを大事にしています。

正解の知識を植え付けて洗脳するのではなく「自分で感じて、考えて、行動する」そんな人になってもらいたいとの思いからです。

それで最後にこの「ジュピター」をつけた動画(アフリカやアフガニスタンの子どもたちが明るく健気に生きている様子とか)を見せると本当に心から感動します。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA(ザンビアのエイズホスピスの学校の子どもたちと)

それは本当に魂が揺さぶられる思いがするからです。

私が初めてこの「ジュピター」を聴いた時のはNGOのスタッフミーティングだったのですが涙が止まらなくなってしまいました。

そしてこの詩を書いた人は普通の人じゃない、、、向こう側のことを知っている人だと直感しました。

そんな経緯あってこのバトンが今、私のところに来たのもきっと今、地球のいろいろな場所で起きている「魂の覚醒」に関係しているのだろうと思いました。
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私が「こころとからだの平和」についてしてきたことから。

それは私が(元夫と)東京でクリニックを開業した頃でした。
患者さんたちを見ていると病気になった原因は強い心のストレスからだと直感しました。

それで病気になってから病院に来るのではなく「病気にならないようにしましょう。」ということで予防医学について研究し食事や生活週間についての勉強会を月に何度か開いていました。

今でこそ当たり前のことですが当時はそんなことをするところは滅多にありませんでした。
いや、なかったです。

で私はクリニックで患者さんたちに身体だけではなく心のケアについても教えていました。

元々クリニックを開業したのも薬や手術だけに頼る西洋医学ではなく「統合医療」を目指したのですが、当時は漢方薬を処方しているだけで「怪しい病院」と思う人たちもいました。

そして予防医学の勉強をするうちに地球環境破壊の現状について知り衝撃を受けました。

その時のことで私の人生は変わったかも知れません。

このままでは宇宙船地球号は本当に破局を迎えてしまう。人間だけでなく他の動植物にも影響を与え地球上の生物が絶滅の危機に合ってしまうと知りました。

どうしたらいいの?政府は?国連は?誰か何とかして欲しい!って思いました。

でも、はた、、、と気付きました。

「いつも誰かがやってくれたらいいのに。どうして偉い人たちは何とかしてくれないの?」って思っていた自分に気づいたんです。

そして自分は無力だと思っていると。

そんなんじゃダメだわ。そんなふうに思う私みたいな人間が多いから世界は破局に向かっているんだ、、、、って思いました。

だったら「私だけでも変わろう。私から、できることから始めよう。」って思いました。

たとえ地球の破局が食い止められなかったとしても何もしないで諦めて嘆くより。

自分のできる限りをしてダメだった方がまだまし。

諦めて言い訳する自分より希望を持って行動する自分でいようと決めたんです。

それで私がNGOの活動を始めたのは今からちょうど20年前です。
その頃は世の中のタイミング的にスピリチュアルなことを直球で出しても理解されないと感じていました。

だからスピリチュアルなことは一切口に出さず環境と平和の活動をしていました。
レスターブラウン氏(レスター・ブラウン氏との対談の司会をした時)

そこから試行錯誤して、すべてゼロからやってきましたが。

私には「自分が失敗した」「何も変わらなかった」「何の役にも立たなかった」と思っていました。

私は自分のやってきたこと、、、過去を否定してきたんですね。

でもここ1〜2年で「私はゼロから創り上げてきた。そして随分と大きな気づきを得た。」と感じられる自分に変化しました。

それには深い理由があります。

次回2日目は過去世のことを書いてみたいと思います。
それはどの人にも共通する「魂についての」の話だからです。

それではここまでお読みいただきありがとうございました。
このバトンは3日間書きます。