森の中の妖精の家?癒されます
こんにちは。天海和美です。
毎日たくさんのことがあり過ぎて書ききれないでいます。
昨日は素晴らしい朝焼けを見てからすぐに曇りになり、昼間は雨が降っていました。
なのでパン屋さんに行ってみることに。
斜里のウナベツ岳の中腹にある「めーめーベーカリー」に行ってみました。
お店はすごい山奥というか超不便な何もないところにポツンとありました。
お店はたぶん廃屋かかなり古い空家を改装したものと思います。
お店の横には羊が干し草を食べていました。
お店の周りには薪が積んであって周りは白樺林で普通に考えたらこんな場所でお店を開こうとは思わないだろうと思います。
お店の中は土間で小さなテーブルが2つあってカフェのようになっていました。
オーナーはこわださん。千葉県出身でなぜかここに流れ着いたと。移住者ですね。
なんの情報も無くただパン屋に行ったのですが一目でここのパンは美味しそうだと直感しました。
自分で採取し育てた天然酵母からパンを作っていました。北海道の小麦を使ってなんと手作りの土窯で、薪を燃やしてパンを焼いているんです!!
その手間を考えると、、、、
焼きたてパンを食べてびっくり。なんかいくらでも食べられる感じなんです。
次々に焼き上がってくるパンを次々に食べる私、、、
普段はそんなにパンなんて食べられません。
お膝に乗っている白猫さんが店長さんです。
ここには町の人たちがいろいろ来て手伝ってくれているようです。
薪を割ってストーブを燃やしてくれるおじいさん。15kmも離れたところから来たと言っていました。
レジのおじさんも時間がある時は手伝いに来ているって。楽しそうに来ていました。
建物は超古くてボロいのですがそのボロさを感じさせないあったかさがありました。
お店もたぶん森で拾ってきた枝とか廃材とか使って手作り感があって。
お洒落とかデザイン性があるとかじゃないです。
でも、そこにいるとなんだか、ほっこりするというか。
ここの中にいる初めて会う人もみんな知り合いみたいな、そんな感じがするんです。
みんなが繋がっているような。
どっても素敵な所でした。
そして驚くなかれ!!このめーめーベーカリーになんと!次々とお客さんが押し寄せるのです。
焼いても焼いても瞬く間にパンが無くなり、ガラスケースは空っぽ。
津別町から来たというお兄さんは、任せるからとっておいてと言っていなくなりました。
寿司屋のお任せみたい、、、。
で、何個も食べてました。毎月何回か来るらしいのですが津別町からここまでどう考えても100km以上は離れているでしょう。
パンを買えずに帰って行くお客さんもたくさんいました。
有名なのかな?とにかくこんな山奥なのにすごい繁盛していて驚いたのと。
ここのパンは本物だな〜と思いました。
小和田さんの情熱が焼き込まれているんでしょうね。
とってもお勧めのパン屋さんです。ただき、場所は遠いですが知床方面に行かれる方は是非行ってみてください。
私は小和田さんが働いている姿をみてとても美しいなぁーと思いました。
それで写真を撮らせて頂いてブログに掲載するのも許可をいただきました。
癒されるパン屋さんなので是非行ってみてくださいね。