聖域の中へ・地球の調和した世界に

こんにちは。天海 和美です。

先日終了したレムリアのレイラインヒーリング。今回の旅の中で最も印象的だったこと。そして一番私が書きたいと思ったことを書いていこうと思います。

最終日に釧路湿原の聖域に行きました。早朝4時起きで5時少し前にはホテルを出発しました。

もう10月ともなるとすっかり夜明けの時間は遅くなり。真っ暗な中出発しました。

真っ暗な空が次第に色を帯びオレンジ色になっていく光景にただ時間を忘れて見とれていました。

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川の中州では丹頂鶴たちが寝ており、時折鳴き声を上げて仲間に侵入者が来たことを知らせていました。

朝日が上がる前、空に大きなピンク色の天使の翼が現れました。これからのことを予感させるような感じでした。

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そして太陽が昇ってくると世界が一変するような感じでした。暗く色のない世界から光と色の世界へ。

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この日は10月後半ですでに気温がマイナス7℃でした。土の上は霜柱が5センチ以上あってキラキラしたガラスのようでした。

ここからは釧路湿原の特別保護区。入るには特別な許可を持ったガイドと一緒でなくては入れません。

昔アイヌの人たちが住んでいた住居跡が何千年も残っている場所がありました。

釧路湿原は4000年前までは海だったのでこの辺りの丘はみんな岬だったのです。

そんな古の頃に想いを馳せながら森の中を歩いて行きました。

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どこまでも広がる大地と空と湿原。

そこに丹頂鶴、エゾシカ、オオワシ、オジロワシ、ヒグマ、キタキツネ、リスなどの動物たち、草や木や風や水。

すべてのものが一つとなり調和した世界が今もこの目の前にある。

かつての地球はみんなこうしてすべてのものが調和し共存していた。

ひとつの生き物がある生き物の命を支え、ひと繋がりになっていた。

そんな世界がこの地球上から既に消えつつある。

ここは日本でも世界でも残り少ない地球のありのままの姿なのだ。

そんな世界にほんの一瞬でも身をおく。

魂が心底喜んでいることを感じる。

つづく