創造主の表現としての「無の世界・宇宙の愛」
こんにちは。天海 和美です。
神は細部に宿る、、、と言いますが。
創造主のユニークな表現が人間や芸術を通して完璧に表現されるのを見ることがあります。
私はあまり芸術には詳しくないし、あまりというか全く知らないです。
そういった感性も無いし、見に行くことも無いので本当に素人なのですが。
知人が教えてくれた大野一雄さんという舞踏家になぜか心を惹かれ関心を持ちました。
舞台用のメイクが下手なのか、こういう表現なんだと思うのですがちょっと怖い印象を受けていました。
前衛芸術なんて理解できないし、あまり興味も無い分野でしたが知人は大野一雄先生と呼び、もうすごい大ファンを超えたような感じです。
それで私に本やら写真集やら見せてくれたのですが、、、、。
なぜか私もその世界に引き込まれていきました。
不思議な感覚というか舞踏に取り組む情熱、、、というか、そこには本物の何かを感じました。
輝きというか、、、派手さはないのですが、生命の輝きと言うか、魂の共鳴する何か、、、、です。
借りてきた本は(というかお断りしたのにぜひ持っていって読んでみてと言われ)とても分厚い『大野一雄舞踏譜―御殿、空を飛ぶ。/大野 一雄』という本でした。
時間ができたら読もうかな、、、位にしか思っていませんでしたが、家に帰ってのんびりした時間にキース・ジャレットの「ケルン・コンサート」をかけながら何気にこの本をペラペラと後ろから読みたいところだけ読んでいました。
でも、不思議なことに読んでいるうちに「無限の世界」に引き込まれていくようでした。
エゴの無い、、、、不思議な世界、、、、、。
ただそこにある、、、、、、
今、この瞬間、、、、、
すべてが満ち足りている世界。
つまり現実世界の向こう側の世界でした。
その時の記事はこちら『 宇宙の向う側の宇宙に繋がる時』お読みください。
さっきyoutubeで大野一雄さんの動画を見つけましたの見てみてください。
大野さんは2010年に103歳で亡くなるまでずっと舞踏を続けてきた方です。
60歳定年まで高校の先生をしながら舞踏家としての活動を続け、60歳から70歳までは高校で用務員として働き、70歳で世界的に評価を受けました。
70歳から世界的に大活躍って、、、、やっぱり、すごいですね。
フランスの第14回ナンシー国際演劇祭に出演し、1999年イタリアで第1回「ミケランジェロ・ アントニオーニ賞」受賞。
その後ヨーロッパで最古の総合大学・イタリアのボローニャ大学という名門大学で大野一雄研究室が出来るほど世界的評価の高い舞踏家でした。
私は業績はあまり関心がありませんが、世界の芸術家に影響を与え、評価されたと言うことは凄いことだと思います。
私は大野さんの舞踏を見ているのなぜか、ハートの奥が鼓動し、ノックされているような、、、、。
ハートの中がだんだんとピュアになっていくのを感じます。
そしてなぜか、、、、、見るたびに、、、、涙が出ます。(私の趣味の範疇で無いはずなのに)
大野さんの舞踏は、創造主の表現としての「無の世界」であり、「宇宙の愛」を感じます。(これは私の感じ方ですが)