カムイ(アイヌの神々)に呼ばれて
こんにちは。天海和美です。
今日はカムイ(アイヌの神々)に呼ばれて出会った出来事についてのお話です(長いので続編ありです)
しばらくネットが繋がらない環境にいました。北海道はまだまだネット圏外の所が結構あります。
最初は夏至祭の時から気になって野生のお花を見に行こうと思い出かけました。
特にスケジュールも決めず気の向くままに。
帰って来てようやくわかったのですが今回はお花を見に行くためではなく「大切な要件でカムイに呼ばれた。」のだとわかりました。
心赴くまま、、、、って大体はそんな意味があって呼ばれます。
最初に行ったのは塘路湖〜シラルトロ湖。いつも行ってるけど何気ない湖で観光名所ではないけれど本当は凄い所。
先日、ある方に連れて行ってもらった場所は魂が震えるほどの聖域でした。
そこは滅多に行けない場所で秘密の場所なのです。その場所を知ってからこの湖は私にとってまた特別な場所になりました。
そして翌日は風蓮湖。野付半島は原生花園と呼ばれる野生の花々に埋め尽くされまるで天国に来たかのようです。
春から秋にかけて色とりどりの花々で彩られます。
エゾカンゾウやアヤメ、ハマナス、センダイハギなど様々です。
風蓮湖は海と繋がっていて自然の作り出す奇跡を見ているかのようでした。
片側は美しい花々が咲き乱れる湖、片側はすぐに荒々しい海で物凄い風と波しぶきがかかり。
花々は満開の花弁を飛ばされないように必死に見えました。
私はふと、、、、「どうしてこんな自然環境の厳しい所を選んでこの花たちは咲くのだろうか?
もっと楽に生きれる場所で咲いた方がいいんじゃないだろうか?」って。
お花たちに訊いてみたいと思いました。
神様のイタズラ?お花たちの運命なのでしょうか?
2日間原生花園に行きましたが一日目は曇りで暴風。7月なのに気温10度。強風なので体感温度はもっと寒いです。
私は寒がりなのでフリースやジャケット、ウインドブレーカーや手袋まで持っていたので平気でしたが。
団体ツアーと人たちはワイシャツに超薄いウインドブレーカーだけとか修行みたいに寒そうでした。
翌日は朝から晴れて暖かく感じましたが気温は14度でした。大体こんな寒い日が多いそうです。びっくり!
そんな中でも美しい花々が咲き乱れ野鳥たちもたくさんいて不思議だな、、、って思いました。
ここから見える知床連山は素晴らしい美しさでした。そこから斜里岳や西別岳(摩周湖のすぐ後ろ)から雄阿寒岳の方まで並んで見えました。
すごいエネルギーが流れていました。
それを見ていたらやはりこのまま辿ってみたくなるな、、、と思いました。
それでやはり摩周湖へ行くことにしました。(半端なく遠いです。150キロ位離れているかな?)
やっぱり摩周湖凄いな〜。摩周湖ブルーは他では無い色です。
まっすぐにこのブルーが入って来て魂にエネルギーチャージされます。
やっぱりレムリアレイラインヒーリングよね。
一番のオススメは夜明け前。一生に一度は見て欲しい摩周湖の夜明け前。
ここで瞑想するのオススメ。
そして屈斜路湖。レムリアのレイラインの真ん中にあります。たくさんの妖精たちのいる場所。
結局、アイヌのシャーマンの古老の宿に泊まることになりました。
あの宿は華美では無いのですが本当に癒される場所だなぁ、、、と感じるのです。
ここでは宿泊客の方のためにアイヌの歌を歌ってくれます。
スタッフの方々はみなさんアイヌの歌では有名な歌手なのです。歌はほとんどが古老の作詞作曲です。(CDも10枚以上販売されています)
古老は大地の声や響き、木の幹の中を流れる水の音、精霊たちの声を曲にします。
自然からインスピレーションを得るのでつねに自然の音を聞き自然と繋がれるようにいろんな工夫をしていました。
アナスタシアみたいにやっぱり外でも寝るそうです。大地の音を感じるために。
彼女たちが歌い出すとそこは異次元空間のようになりました。なんと言葉で言っていいかわからないけど。
後でわかりましたがそれは古老がステージが始まるとカムイ(アイヌの神様)を呼ぶからでした。
その呼び声がなんとも言えない響きです。
1曲目が始まってしばらくすると自然と涙が流れました。なんと説明していいのかわかりませんが。言葉にならない何かでした。
歌っている人のエネルギーと繋がり合って魂と魂がぶつかり合ってスパークするような感覚でした。
彼女と目を合わせた瞬間にそれが起こり、、、野生動物と目を合わせた瞬間と同じ感覚でした。
あ、あ、そうか野生動物と目が合った瞬間は私と彼らとの魂が呼応し合っているんだとわかりました。
だから私は野生動物と会いたくなるんだと。
そんな大自然を異次元空間の中で感じるようなライブでした。
演奏中は神聖な空間なので撮影禁止。終わってからみなさんと写真を撮りました。
でその日はアイヌの古老と遅くまで話し込んでたくさん大切なことを聴きました。
とても長くなるのでこの話は続きます。
次号をお楽しみに〜。