あなたが愛と光を発信する人になる
こんにちは。天海 和美です。
東京では忙しくて何が何だかわからないほど何も考えられずにいました。北海道に行く飛行機に乗った時ようやくホッとしました。
10月末ごろ北海道の道東エリアを写真撮影に行きました。
紅葉も終わり秋の終わりの北海道はもう観光客もいなくて静かでした。私の中にもちょっとシーズンハズレかな、、、紅葉真っ盛りの時に来たかったなぁ、、、なんてちょっと思っていましていました。
しかし、そこで見た光景は、、、、
その季節しか見られない美しい光景でした。
葉っぱが落ちて裸ん坊になった木や収穫が終わってすべて刈り取られた畑の幾何学模様。
トウモロコシを刈り取った畑で落ち葉拾いする丹頂たち。
落ち葉や雑草たちにガラスのように飾られている霜のアート。
この季節しか見られないものがたくさんありました。
なんて綺麗なんだろう。ピークとかハイシーズンなんてないんだ。どの季節も一度しかなくて、その時にしか出会わない奇跡の瞬間、瞬間に彩られているんだなぁ〜って。
標茶と厚岸の境辺りで写真をを撮っていると後ろから啼き声が、、、。
振り返るとそこには美しい丹頂のつがいが飛んでいました。
この丹頂たちの向い側には大きな日輪が現れていて私はずっとそこに釘付けになっていました。
ここに見る世界はもう別世界で何の苦しみも悲しみも不安も無く”ただそこに在る”という感覚でした。
不思議な感覚というか、、、これがリアルな真実の世界だと感じました。
本当はこんなに素晴らしい世界が存在しているのに。
人はそれを見ようともしない、、、気づかない。
不必要なものばかりを作り続けあたかもそれが無ければ生きていけないように人々を麻痺させている。
カジノが無くても人は生きていける。でも清んだ空気や綺麗な水、豊かな大地が無ければ人は生きることは出来ないのです。
私たちはもっと目を見開いて「大切なものは何か?」そして「それは本当に必要なのだろうか?」そして「それは一体誰のために必要なのか?」ということを考えなければならない。
私はこの奇跡のような美しい世界にいて私は一つだけ不自然な感覚を感じていました。
それはこの丹頂たちがいる大地。
私はこのトウモロコシを刈り取った畑がとても不思議でした。
これが農作物を育てる土なの?
そこは固くてひび割れていてトラクターのタイヤの痕が大きくついていました。
まるで昔、小学校の校庭を走り回っていた時のグランドみたいだな、、、ってその固さに驚きました。
こんな所に野菜の苗は育つのだろうか?
こんなカチカチに固くて生きている感じのしない土地で。、
土壌を殺菌して微生物を殺し病気にならないようにする。
作物が育つように肥料をまく。
雑草が生えないように除草剤をまく。
作物を害虫にやられなように農薬をまく。
そうするうちに土が死んだんじゃないか?
虫も微生物もミミズもいないようなカチカチの土でした。
私はここ数年発酵食品にはまっているのですが、それは微生物がなんか凄いパワーを持って生きているような気がするからなのです。
でも、この畑には微生物がいないように感じました。
私がケールを植えている畑は地主さんが三年ほど放置していた場所でした。だから昨年は雑草だらけで畑とは思えないほどでした。
今年、初めて私がそこに種や苗を植えた時よりも今の方が土がふわふわに柔らかくなっています。
ケールと一緒にそこら中雑草に埋め尽くされていたからだと思います。
畑をしている時に色んなことを教えられたり気づかされたりします。
私はどんな雑草が生えてくるのかも興味津々でした。
そしてその雑草はなぜここに生えてくるんだろう?
この雑草の名前は何だろう?
この雑草はどんな役割があるんだろう?
北海道の野菜、野草、樹木の本を買って調べたり、自然ガイドのツアーに参加して教えてもらったりもしました。
そうするうちに「雑草」なんて本当は無いんじゃないか?って思い始めました。
すべての雑草と呼ばれている植物にはそれぞれ役割や効能があることを見つけました。
ヨーロッパやアメリカのハーブの本だったり、アラスカの先住民の薬草の本だったりたくさんの薬草についてのことを知りました。
それで現地で見たり教えてもらったりするうちに「これって日本にもあるんじゃないか?」って調べたら。
私の畑にたくさん生えているやつでした(笑)
それと北海道にたくさん自生している「雑草」たちでした。
雑草に関しても大発見がありました。←皆さんは知っているのかも知れませんが私には大発見!
雑草か生えてくるのは土には栄養分が無いから。
植物たちは色んな効用を持っているので太陽を浴びてそこの場所には無かった栄養分を自らが創造してくれるのです。
で、土を作っている。
そして農作物の乾きを抑え湿気を与え、風を避け、虫から守ってくれて成長を助けてくれるのです。
私のケールさんたちが4度の台風に見舞われながら生き残れたのもこの「雑草」さんたちのお陰でした。
農薬をかけていませんが害虫にも殆どやられませんでした。(時々てんとう虫に似た虫はいましたが)
肥料も一度もあげていません。
地主さんからは雑草は抜かないとダメだ、種を植えるときはビニールでマルチングしなければならない(土を全部ビニールで覆って棚のところだけ穴を空けるもの)
この時期はこんな農薬を撒いて、この時期はこんな肥料
あげて、、、、って親切に教えてくださいました。
他の農家さんからも「無農薬でなんてビニールハウスなら出来るけどあったかくなってくると虫だらけで絶対に出来ないから」って言われていました。
初心者なのでその脅しは怖かったのですが。
そうかなぁ〜、でも自然の力を信頼してやってみようと思いました。
ただ土の上にいるのが楽しくて癒されていたのかも知れませんが。いや、虫だらけになったり蚊に刺されまくったり防護し過ぎて熱中症になりかけたり、ぎっくり腰になったりそれなりに大変でした。
しかも植えたこともないケールとか誰にも栽培方法を聞くこともできないし。
それでね、終わってみたらケールさんたちの生命力が凄いことになっていました。
マイナス20度以下になってもまだケールは生きていたのです。
一部は10月末に株ごと掘り上げてオフィスのサンルームに連れてきましたが。
先日高野山、札幌ツアーの後に畑に行ってみたらまだ生きていたので越冬させることにしました。
ケールやトウモロコシ(ホピ・コーン)よりも背が高くなるものは抜いて畑の横に置いていました。
イネ科のものは藁のように枯れていて、丸い葉っぱのものはふわふわのお布団みたいに枯れていました。
このふわふわの枯れ草をケールに巻いて周りはイネ科のかれくさで押さえて雪や氷を避けられるようにしました。
雑草たちは枯れた後も役に立ってくれているのです。凄い感動しました。
どうしてこうしたかというともう畑の土が凍結していてスコップで掘ることができないのです。
カチカチに凍っていました。
でも、どうしてケールが凍らずにいきていられるのか凄く不思議で。
こんな酷寒に耐えて生きているのですからきっと体内には凄いファイトケミカルがつくられているから凍らないのだと思います。
だとすると凄い大事な生命力がいっぱい詰まっているとまうのです。
冬を無事に越してくれるといいなぁ〜。
これが上手くいけば北海道でも冬場野菜が作れるんじゃないか?とか思いますし、もっと自然栽培で野菜や牧草も作れるのだと確信しました。
あっ、この前わたしのFacebookを見ていてくださった農家さんからケールの栽培方法を教えて欲しいと頼まれました。←釈迦に説法??
あの4度の大きな台風は私たちを救うために地球がやってくれたんだと思います。
クライアントさんで十勝に住んでいる方に台風後安否を尋ねました。彼女もご家族もみなさん無事でした。
しかし、ご実家は専業農家で大規模にされていましたがすべての農作物がダメになったそうです。農家の方にとってそれ程のダメージは無いと心が痛みました。
ところが彼女がお父さんと話していると、、、、。
「この台風は今の農業の在り方への警鐘だと思う。
これからは有機農業だな、、、、」おっしゃったそうです。
お父さんはスピリチュアルでも何でもなく普通の農家さんなのですが。
私は農家や漁業を営む方達は自然のサインをキャッチする感性が都会の人よりも優れていると思うのです。
だから自然界からの警鐘を肌で感じたのでは無いかと思いました。
私たちが地球に愛を持って接して、自分として出来ることを始めたらそれは地球に伝わります。
あなたがもし、この世界で何かをしたい!実現したい!と望む時、実は地球からのエネルギーのサポートも受けることが大事です。
だから私はよく
クライアントさんたちにグランディングしてくださいというのはそういうこと。
地球と繋がっていないとこの世界に顕現することは難しいからです。
あなたが地球の為に出来ることをするとそれは地球にも伝わりあなたにエネルギーとしてサポートしてくれます。
別な言い方をすると守ってくれます。
あなたも来年近くの市民農園を借りて野菜作りをしてみませんか?
もし、それもハードルが高かったら有機栽培の農家さんから野菜の定期購入をしてみませんか?
農家さんの定期購入をする事は彼らを応援しサポートすることにもなります。せっかく作っても農協に安く持っていかれたり、他のと混ぜられて売られたら作り手も意欲を無くします。
農家さんは高齢の方も多く市場開拓やマーケティング、ましてやブランディングなんて出来ないです。ネットをやっていない方が大多数です。
ですからそんなことをお手伝いしてあげたり友だちに口コミしてお客さんを紹介してあげたりとかのサポートもできるでしょ?
アメリカでオーガニックのジュースを買った時、瓶の裏にこう書いてありました。
「あなたがオーガニックのものを買ったという事は地球に対して優しいことをしました。持続可能な農業を応援しましょう」って。
世の中には不穏なニュースもいっぱいで負の方向に持っていこうとする人たちもいっぱいいます。
でもですね、光の方向に進もうとする人、魂の道を生きようとする人、世界を愛でいっぱいにしょうとする人たちの方が進化が早いのです。
マスコミの嘘の囁きに騙されて絶望してはいけません。
あなたはあなたの理想を諦めなくて良いのです。
あなたが愛を発信する人になれば良いのですから。
光がドンドン集まってこの世界を照らす仲間になれば良いのです。
それはすべてあなたから始まります。
他の誰かではなくあなたからです。