医者の妻を辞めてスピリチュアルな道を生きることにしました

こんにちは。天海 和美です。

4月5日は私にとってはとても大事な日で、私の”独立記念日”です。毎年お祝いしています。独立して今年で13年になります。(だったと思う)

独立とは私が夫と離婚してひとりで新たな人生を歩み出したという意味の『独立記念日』です。

離婚するまでは2年間は別居していて子どもの学校の卒業を待って(名前が変わっても変じゃ無いタイミング)で離婚届を出したという感じです。

結婚生活もなかなか大変だったのですが別居中は人生で最も辛く苦しい時代でした。

その頃、いや、それまでの私は「自分さえ我慢すれば全てうまくいく。周りの人たちの意見や価値観に合わせてあげた方が上手くいく。私は自己主張をせずに相手に合わせなければならない。たとえ理不尽でも不合理でも相手に合わせよう」と思ってきました。

それはパートナーだけでなく、周りの人みんなとそんな感じでした。

相手を尊重するのは良いように思えますが、その反面、自分の想いを伝えずダメダメ人間でした。

と、、、、ここまで書いて私は昨夜寝落ちしてしまいました。ごめんなさい、、、、

でここから続きを書きます。

一言で言うと結婚生活はしんどかったなぁ、、、、、良い事もあったし幸せな時もあったし。

最近になって楽しかったこととか幸せだ思い出とかたくさん思い出せるようになったけど。

やっぱりしんどかったので離婚できて良かったなぁ、、、と実はつくづく思うのです。

何が一番、しんどかったかというと私が嬉しいことがあったり、楽しいことがあったり感動したことを話すと夫は途端に不機嫌になってしまうのです。怒ったりする事もありました。

私が楽しかったり嬉しかったり誰かを褒めたりすることは面白くなかったんだと思います。

それで私が今日あった嫌なこととか残念なこととか頭にきたこととかを話すと妙に安心するというか乗ってくるので、あえてそういう話題しか言わなかった。

私は楽しいこととか嬉しいこととかは夫には話さずに娘や友だちに言っていました。

あ〜、それと私は結婚している間は自分に自信が無くて自分のことが嫌いでした。

自分のことをいつもダメなやつ、、、と思っていました。

いや、、、これを言うと友だちはみんな驚くと思うのですが。

私は当時、クリニックを夫と開業してその後、地球環境保護のためのNGOに入り、東京事務局長になり理事になり、外務省とか環境省の会議に出たり、国際会議に出席のために海外にもよく行っていました。大学でも教え始めていました。

たくさんの人たちに支えられていましたし、私が始めるプロジェクトはみんな成功して多くの方が参加して喜んでくれていました。

クリニックもとても順調で経済的にもゆとりができて来ました。

だから外から見ると人生はとてもうまくいっているように見えると思います。

が、が、、、しかし、、、、でした。

『プラダを着た悪魔』っていう映画観たことありますか?メリル・ストリープとアン・ハサウェイの映画です。

ヴォーグの編集長役のメリル・ストリープは仕事ではすご腕で世界のファッションをリードするような人なのですが、家庭では夫に怒られたり責められたり文句言われて、、、、みたいな役を演じていました。それを見て私は「なんか似ているなぁ、、、(苦笑)」と思いました。

ある日電車に乗っていたら向かい側に座っていた若い女性がハンカチで顔を覆ってうつむいていました。

目の周りや口の周りには赤黒い出血の跡がありました。明らかに暴力を受けた後でした。私はそれを見てどうしてこの人は逃げないんだろう?こんな目に遭って、、、と思いました。

そして次の瞬間に「あ。これは私の鏡なんだ」と思いました。体に受ける暴力は目に見えるからわかるけれど、心に受けた傷は目に見えないから特に周りの人には気がつかれません。

私はその頃、、、毎日、夫から私のできないところ、ダメだったところとか責められていました。

だから夫が家にいる時はいつも緊張していてまた何を言われるか、、、とビクビクしていたのです。

毎日ずっと言われると理不尽なことも反論することもできず、ただ自分が悪いんだ、、、、とせめて自己嫌悪になります。

正常な判断とかできなくなると思います。モラルハラスメント(精神的暴力)です。

クリニックを開業した頃、朝は6時前に起きて朝食とお弁当を作り娘を幼稚園に送り、そのままクリニックに直行し、夫と一緒にずっと仕事をして帰りも子どもと夫と一緒に帰って来ていたのですが。

帰って家のドアを開けて部屋に入ると「どうしてこんなに散らかっているんだ?!」って文句言うわけです。

え?だって朝からずっと一緒に仕事して同じ時間過ごして戻ってきたのに、、、って思うわけ。

誰も家にいて家事とかする人いないわけだから朝出たままになっているのは当たり前。

でもそんなことすら責められていたのを思い出しました。

まぁ、そんなこともうどうでも良いことなんですけどね。

毎日、「ダメなやつ!」的なことを言われているとだんだんと洗脳されて力が無くなっていくわけです。

どこかにお出かけした時に雨が降ってきて残念だったことがあってその時も「こんな日に予定を入れるなんてお前が悪い」とか言われて、そんな1ヶ月も前に決めてことを言われても、、、お天気さえも私が悪いことになるんだ、、、とその時思いましたが、もうこの人はなんでも人のせいにするんだ、、、と聞かなかったことにして諦めていました。

で、なんでそれなら逃げなかったの?とか離婚しなかったの?と言うことになりますが。

クリニックを開業する時に4000万円の借入をしていたので借金を残したまま自分だけ逃げたら悪いなぁ、、、と思ったのです。

それと子どもも小さかったですからね、、、。

それで夫は私を愛していなかったのか?と言われれば、私の方法とは違うけど愛していたのだと思います。夫の基準で。

自分の思い通りになんでも私にやってほしい、お母さんのように甘えさせてほしい、自分のことだけを見ていてほしい、私が他にどこにも出かけずに、自己実現とか何もせずにいつも家にいて自分のことを待っていてほしい、、、みたいな。

私はそうではなかったのでなんとかコントロールしようと必死だったんだろうなぁ、、、、と思います。

母が癌になった時にNGOの事務局長を辞めさせてもらって看病をやることになったのですが。

その頃、夫には外に女の人ができて楽しそうでした♪

私は母のことで振り回されてとても大変だったから夫が楽しそうにしているので少しホッとしていました。(変な話ですが)

家でいつも不機嫌にされているよりはまだマシでした。

母も回復しその1年後、私は夫に浮気のことを問いただすと真っ青になりながらも認めました。

その時の言葉が「お前、僕のこと透視したな!」でした(笑)

私がリーディング(透視)することは当然、知っていたしクリニックのスタッフの採用面接もあらかじめリーディングしてからでしたから夫は私の透視能力の実力がどれだけかよく知っていました(笑)

なので言い訳したり嘘ついても無理だと観念したんだと思います。もはやこうなるとネタになってしまいますが(苦笑)

それである日、夫は「今日から僕は家を出る」と言って出て行きました。そこから別居が始まりました。

彼が出て行った後の家で私はご飯を食べる時にす〜っと喉を流れていくのを感じました。

もう緊張してご飯を食べなくても良いんだ、、、って思いました。

私はもう精神的に疲弊していてなんの思考能力もないくらいでしたから弁護士を友人に紹介してもらいました。

友人たちに相談するよりも専門家に相談した方がいいと思ったからです。この弁護士さんが素晴らしかった。

この方のお陰で私は救われました。主に精神的にですね、、、。

どんなことが起きても法に照らして、、、と言うところでお互いに納得せざるを得ないのですから。

別居中の2年間の間に私はとても大きなスピリチュアルな体験をしました。

こんなことが起きるのだろうか?と言うことが次々と起きて、、、、、私の目覚めというかスピリチュアルな道へと導かれました。

今思うとこれはスピリチュアルな道に進むべく通過儀礼としての結婚、離婚だったのか?

私は結婚生活で自分がスピリチュアルなことをしないように制限していたので、もしかしたら魂の道に戻すための離婚という通過儀礼だったのかもしれません。

お姑さんからは「宗教には絶対に関わらないでね」と結婚当初から言われていましたし、クリニックの評判とか変な噂になっても困るのでスピリチュアルヒーリングやリーディングは表立ってはできないという状況もありました。

その頃はクリニックからは遠く離れた江ノ島の側でヒーリングのオフィスを開業したばかりでしたから経済的に自立して子どもの学費を払って家のローンを払って私の生活費賄うのは無理でした。

それで私は財産分与とか慰謝料とかに執着していました(笑)だけど無いものは無いし、払えないものは払えないのですよ。向こうも。

私はその頃、他のヒーラーとかにリーディングをしてもらったりして救われていました。自分のことは自分では分かりにくいので解りにくいので見たくない所は見えないようになってしまう。客観的に自分の見えない部分を見てもらったり、ハイアーセルフからのメッセージをもらったりしていました。

そして自分自身もたくさんのスピリチュアルなセミナーやワークショップに参加し、知識や技術を習得しようとしていました。

私の内側は怒りとか、哀しみとか、憤りとか許せない思いとかネガティブ感情のオンパレードでした。それをいくら浄化しても浄化しても次々と湧き上がってくるのです。なので自分でヒーリングしたり浄化する方法もたくさん身につけて上達した気がしますね(苦笑)

もうドロドロでした(笑)表向きは普通に楽しそうにしているけれど内側は自分のネガティブ感情と向き合いその浄化に追われていました(笑)

あの頃は自分は本当にやっていけるのかなぁ、、、と不安でいっぱいしでしたがやるしか無いので必死だったと思います。

でもね、救いだったのはその頃から聖霊たちのメッセージをちゃんと聴けるようになったこと。それで私は救われていました。

その言葉一つひとつが私の心の葛藤を癒してくれました。そして私は聖霊や天使たちの言葉や導きを信じようと思いました。

私自身のことは信じられなくても聖霊や天使さんたちの言葉なら信頼できるからです。それ以前の私はなんとなくそう言われた気がする、、、と思ってもイヤイヤそれは空耳だ、気のせいだ、、、と言って打ち消していました。

でも3月末頃に弁財天様(うちには江島神社があります)から毎日メッセージを受け取るようになっていて。

「あなたは離婚しても大丈夫だから。これからずっと今まで以上にあなたに豊かさが来るようになるから心配ない。私が保証します」と聴こえたのです。しかし私がまだ離婚の決断をできずにうだうだしていたら、、、、

「もし、あなたが今月中に決断できないなら私があなたにこれからのことを保証するというのは全て無かったことにします」と言われました。

それで私は慌てて、、、、弁財天様を信じて速攻、弁護士さんに連絡しました「離婚します。すぐに離婚届を出してください」と。

その後どうなったかというと。。。。。

弁財天様のご加護の元、私は自分の人生というか、、、「生きるということ」を取り戻しました。

私の結婚生活でのことやネガティブな感情は彼が私のために嫌な役を引き受けてそれを体験させてくれたのだな、、、と思えるようになりました。随分と大変な嫌われ役を引き受けてくれたなぁ、、、、と。ゆるしですねぇ、、、

私はそんな体験をしないとこの地球でのネガティな感情を体験することは不可能だったぁ、、、と。

人生で人を憎んだり、恨んだりするなんて彼以外に今まで誰もいませんからね(苦笑)なんてすごい役割を引き受けてくれたんだろう?って思います。ゆるしを学ばせていただけました。

それは随分後になってから思ったことですが。

シングルマザーになると低所得者になって惨めになるとか、シングルマザーは仕事がないとか、離婚すると社会的に、、、とか経済的に成り立たなくなるとか、子どもが受験や就職できないとか、子どもが結婚する時に相手の家からシングルマザーだと反対されるとか、色んなことを言われましたが、、、、、。

何一つ私の場合は当てはまりませんでした。これもやってみないとわからないですよね。もちろんそういう人もいるとは思いますが。

私は離婚する時に彼には幸せになってもらいたいと思っていました。私のことは愛想が尽きて離婚したとしてもお互いがそれぞれ幸せな道を生きればいいと思ったので。

憎しみあったり、愛が無くなったのにただ同じ家でギクシャクしながら生きていくよりは別々の道で人生をやり直した方が良いと思ったから。

離婚するときは怒りや憎しみもあったけど、不幸になれと思ったことは一度もない。彼に幸せになってもらいたいという気持ちには変わりありませんでした。

そして離婚をきっかけに私は自由になり、どんどんとスピリチュアルな世界を深めていくことができました。

それが私にとっての自然な姿、、、、居心地が良くなったという感じでしょうね。

私は自分の力でお金を得て、信用も得て、色んな実績も積むことができました。世界中旅をしたり、たくさんの友人や仲間もできました。(もう1校別の大学からも講師のオファーがありました。自分が無いとお断りしましたがぜひ!どうしても!と言われてやることに)

私はアラスカの自然の中に浸ることで自分を取り戻し、癒されていきました。一人になって自分や「偉大なるもの」と向き合って癒され変容していきました。

かつての私はいつも自己肯定感が低くて自分を責めていて、自分のことが嫌いで、、、、、と思っていましたが。今は真逆になりました。

自分のことは大好きで、自分のことを認めてあげていてすぐ「私って偉い」とか「私は良くやった」とか「私って最高!」とか「私って可愛いやつ」とか自分で自分に言っています。他の誰かではなくて自分に誉められる方が良いに決まっています。

それというのも13年前に離婚して一人で生きてこれたからなんだと思います。

だからね、、、、どんな時も自分を信頼してあげること、そしてどうなりたいか、どんなふうにふうに生きたいのかをイメージしてそちらにシフトしていくことをし続けてください。

ネガティブになって落ち込んだら私にそっと言ってください。

私は必ず良い方向性を伝えてあげますし「大丈夫だよ。こうするとうまくいくよ」って聖霊や天使からのメッセージをお伝えしますから。

だから一人ぼっちで悩まないで。苦しまないで。

いつか必ず光が差してくるから。

そして私はいつでもあなたのそばで励まして勇気づけるから。

今だからこそ言えるのですよ。乗り越えてきたから、、、幾つもの苦難を。

「大丈夫だよ〜」ってね。

 

*というわけで今月は離婚を考えている方、シングルマザー応援月間にしようと思います。

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