みんなでコロナウイルスを乗り切ろう・必ず良くなるから!
こんにちは。天海 和美です。
今朝、以前いた大学の教授からメールが来ていました。
この大学では理工学部と地域経済学部の学生さんたちに5年ほど教えていました。
教授は昨年退職されたのですが私のことをよく思い出すと。
「先生はいつも重たい鞄を引きずって大学に通われていましたよね。あの中には学生たちの重荷も入っていたのでしょうね」と書かれているのを読んでいろんなことが蘇りました。
ホント大変だったなぁ、、、、最初は東京から新幹線で宇都宮まで通い、2011年3月に東日本大震災があってから北海道から宇都宮まで毎週通っていました。
地震があって新幹線が何度も途中で止まり、、、。
コロナも大変だけど東日本大震災の時も本当に大変でした。
毎回命がけで講義に通う気分でした。
新入生に福島原発事故直後の浪江町から来ていた学生さんがいて。
「僕の家族はまだ体育館に避難したままなんです。両親も妹も、、、。
お父さんの仕事だってこれからどうなるのかわからない。家に帰れるかもわからない。
なのに僕だけ大学とか来てて良いのかって思う」って言ってました。
なんとも心が砕かれました。
どうしてあげたら良いのか、、、いつも考えながら授業をしていました。
あ、、、そういえば、学生さんたちが「先生の授業は金曜日の最後の時間だから本当はめんどくさいから取りたくない時間なんだけど。とって良かったって言ってました。
1週間の最後のこの授業で僕は癒されてエネルギーをチャージして月曜日からの授業に備えているんです」って。
みんな学生さんたちが「授業に出るのが楽しみなんです」とか「先生、宿題やってきたよ。見て〜!」とか「来週の宿題はないの?寂しい」とか言われていました。
宿題って自分でワーク(実際にやってみてそれを書くこと)がほとんどだったのですが、みんな真面目にやってくるのです。
それをレポートにして提出し、私がそれにコメントをつけて返す。
学生たちはそれが楽しかったらしい。
で、毎回の宿題をやること(勉強ではなくてほぼチャレンジ)で新しい発見をして”出来ない自分、、、”という見方から”やったら出来た自分”に変わって行っていました。
つまり毎回成長するということなんだすよね。
若いって、素直だってすごいことだなぁ!と思いました。
私も学生さんたちからいつもたくさんの気づきをもらっていました。
本当にあの時は学生も教える側もみんなが大変でした。電力使用を減らすためにクーラーはつけられなかったし、授業中も大きな地震が来て中断したり。
でもそれも何とか乗り越えられた!完璧ではないけどみんな何とか生きている!!
だから今は新型コロナウイルスで大変だ思うけど、諦めないで頑張ろうよ!
下記の写真は今、まだ教えている大学の授業ですが遠隔授業になりそうです。
今書いていて5年って結構長かったなぁ、、、自分よくがんばったなぁ、、、と思ったのですが。
こちらの大学はもう14年かなぁ、、、、その前に単発で一回講義したから通算15年間かなぁ、、、、すごい長い、、、。
そんなわけでみんなで一緒にこの時代を乗り切りましょう。
あきらめないでね。みんな同じだから。
そして必ずなんとかなるから!