あなたの願いはもうすでに叶っている・どうやったらわかるの?

こんにちは。天海和美です。

「すべては最善であり、起きていることには全て意味がある」といつも私は言っていますが。

それが本当かどうか自分自身で理解したり納得したりするまでに時間がかかることがあります。

本当はもうすでにそれが起きていても自分が必死な時は見えなかったりするのです。

まずは自分にとって最善の道を進んでいるということを信頼してください。

何か自分にとってあまり良くないことが起きた時、それはいいことでもあれば、悪いことでもあるのです。

物事の事象には良い悪いはありませんがそれをどう感じるのか?受け取るのか?ということはその人の「受け取り方」で違います。

この宇宙に良いも悪いも実は無いからです。それはどちらでもありどちらでも無いからです。

が、、、しかし時として「どうしてなの?」「なぜ進まないの?」「何がいけないの?どうしたらいいの?」と先を急ぐ気持ちが起きることもあります。

こんなに一所懸命やっているのにとか、最善の努力をしているのに、、、とか。

どうして叶わないの?実現しないの?と思ってしまうことはありませんか?

今日は私の実例を挙げてお話ししたいと思います。

私自身も自分のやりたいことや願っていることが思うように進んでいなな、、、って思うことがあります。

レムリアのレイラインで瞑想すると「あなたはもうすでにそれが実現していますよ」とか「すべては順調です」とか聴こえるのです。

え、、、実現なんてまだしていないわ。まだまだ先じゃない。順調じゃないわ。もっと早くこうしたい、、とか思うのです。

そしてなんども「あなたはもうすでにそれが実現している」と言われて、、、多次元レベルでのことかな?

それとも時空間を超えて結果なのかな?と思ったりもしていました。

で、、、ふと、気づいたんです。私の願い、やりたいことが「すべて実現している」ということに。

今まで私が気が付いていないだけだったと。

私は東日本大震災を契機に思い切って北海道に拠点を移そうと思い2011年の4月に当時湘南にあったオフィスを北海道に移すことにしました。

直感で鶴居村だったのですが小さな村なので賃貸のアパートとかはゼロでした。

引越しを急いでいたのでとりあえず釧路に移してそれから鶴居村で希望通りの土地を探そうと思っていました。

自然の豊かな場所で自分の食べるものを作って自然と調和して暮らしたいと思ったからです。

それと「木を植えて森づくり」をしたかったのです。いや、早く木を植えなければならないという感じでした。

土と触れて清らかな水があって、美しい風がそよいで、毎朝輝く朝日を浴びて、夕日を見ながら今日1日を感謝し

星空を見上げながら夢をみる。そんな生活をしたいと思っていました。

カウンセリングもクライアントさんに自然の中で癒されて欲しいと思っていました。

セミナーとかワークショップも自然の中でやりたいと。

だって人間は生命に限りがあるのだから早くしたいと思ったのです。

その頃は2つの大学でも教えていたので急にやめるわけにもいかず、北海道から毎週飛行機で東京まで通っていました。

さすがにお金も体力も必要なのでその後2年通って1つの大学は辞めさせてもらいました。

カウンセリングは東京と北海道のオフィス、そしてインターネットでどこでもできますからね。

私は農地を探していましたが畑は農業者でないと買うことができないという法律があり買えませでした(最近になって法人は買えるようになりました)

どちらにしても農地は買うことができないのでいい場所があっても無理でした。

そんなわけで私はずっと凹んでいました。

遅々として進まない私のプロジェクト。

実行力がないのか?何が問題なのか?いつも考えていました。

で、そんな思いを抱きながらいつもいい場所を探してウロウロしていたら偶然に地主さんと出会い畑が借りれるようになりました。ここまでに苦節3年と数ヶ月。

それが今から5年前の秋でした。

畑を借りてからは毎年ケールやビーツ、ズッキーニやじゃがいも、かぼちゃ、ミント、かぶ、ディル、りんご、ラ・フランスとか色々なものを植えるようになりました。

畑に行くのはとても楽しみでいつも新しい発見をします。とても癒されます。

自然は大切なことを教えてくれます。

そして一緒に畑を手伝ってくれる人、協力してくれる人がいてくれてなおさら楽しいのです。

私の育てたケールを喜んで食べてくれる人もいます。

そうなんです。私が夢だったターシャ・テューダーのような生活が少しづつ実現していたんです。

コーギー犬はまだいませんが(笑)

別に畑を買うことが目的なわけではなく「野菜を作れる場所」があればよかったのです。

私はすでにやりたいことをやっていました(まだ土地は探していますが)

そしてそれ以上にやりたかったこと。それは「森づくり」木を植えること。

あちらこちらに木を全部切ってはげ山になっているところがたくさんあります。

傷だらけの山を見るたびにやるせない気持ちになって早く木を植えたい!と思っていました。

釧路湿原には特別天然記念物のタンチョウがいてこの湿原がなくなると絶滅してしまうのです。

今も絶滅危惧種です。日本では絶滅したと思われていたのですが釧路湿原で20羽ほど発見されてから鶴居村の人たちによって助けられ少しづつ増えて今は1500羽くらいまで増えました。つまり世界の半分は日本です(全世界でも3000羽ほど)

しかし釧路湿原の周りの山々の木を切ってしまうと雨や雪の水を土に貯めておくことはできずすぐに流れてしまうので湿原が水不足になって乾いていきます。

そうするとタンチョウを始めすべての生態系が壊れてしまいます。

だから木を植えて森を再生することはタンチョウを保護することにもなるし地球の気候変動を抑えて安定させることにもなるのです。

釧路市の水源でもありますが、森が豊かであれば魚や貝などが栄養豊富になるので美味しい海産物が食べられる。

だから日本中の人たちや野生動物の為にもなるのです。

そんなわけで私は「早く木を植えなくてはいけない。地球を癒すためにも」と東日本大震災直後から思っていました。

本当は土地を探して小さな家を建ててそれから木を植えようと思っていましたがもう我慢できなくなり。

順番なんて関係ないから早く木を植えたい!!そうしよう!と思いました。冬至の翌日でした。

自分が強くて決意した翌日、私の世界は変わりました。(冬至のエネルギーは大きいです)

冬至の翌日からトントン拍子に話が進み、、、、。

私が「来年の目標は森をつくるぞ!」ってfacebookに投稿したら「一緒にやりたい!」っていう人が次々と現れました。

あっという間に私の住む世界は変わりました。ほんの1週間もしないうちに、、、、。

その時はどこに木の苗を植えるかなんて全く決まっていなかったんです。

ところが、、、釧路湿原の近くの荒地(鶴居村)に木を植えることができるようになりました。

鶴居村の植林予定(いつかは未定)の場所を提供してもらえることになったんです。信じられない!!

鶴居村長にもご理解いただいてたくさんのご協力を得られました。

鶴居村森林組合のみなさんや観光協会の会長にも多大なるご協力をしていただいています。

私たちど素人には絶対できないようなことを教えていただきました。そして毎回スタッフのみなさんが手伝ってくださいます。

私たちは広大な土地に毎年木を植えさせてもらっています。今年で丸3年が過ぎました。

(当初、無償でみんなが木を植えに来るなんてあり得ないからなんか怪しいと思われていたみたいです。

遠くから飛行機代掛けて無償でなんて来るような人たちがいるなんて!信じられないと言っていました)

全国からたくさんの人たちが毎回集まってくださって苗木を植えています。現地に来れなくても心は一つ。寄付で参加してくださっている方もいます。

そして毎回地元鶴居村の方達がたくさん協力してくださっています。

村役場のみなさんはとって穏やかでやさしい方達ばかりで毎回たくさんのサポートをしていただいています。

参加者は小さな子どもも。ママと一緒に木の苗を植えます。

小さな子どもだからと言ってわからないと思うでしょ?

違います。

子どもたちの方がよくわかっています。心を込めて一生懸命植えてくれるんです。

ちゃんとね、3歳の子どもだって自分の意志で参加してやり抜いたんですよ。

私たちは子どもたち、そして未来の子どもたちのために美しい地球を残してあげたい。

そんな想いに共感した人たちが全国から「お〜い!行くよ〜!」って声を上げてくれているんです。

「私も同じ気持ち〜!何かやりたかった〜」って。

それでそんな想いを持って人たちが集まるからね、、、、みんな、木を植えながら笑顔になるの。

多分ね、、、仕事しているおじさんたちは普段は笑顔でなんかしていないと思うのね。

東京では見たことないな、、、、。

この時はみんな笑顔!!

ひょうきんになって楽しんでいるでしょ?心も体も魂も喜んでいる感じ。

理屈はいらない。みんななんだか笑えてきます。

「いや〜、ほんと楽しいね!」って声が聞こえてきそう。

親子で木を植えに。飛行機を2回乗り継いできました、、、、。

パパと一緒に植えた木は一生、心の中で成長し続けるでしょ。

ラブラブカップルもね。ますます愛が深まるし

子どもたちは出会ってすぐに仲良しになる。こんな体験初めてだものね。

みんなね、木を植える、、、それもやらされているわけでもなくお金をもらっているわけでもなく。

自らの思いでここに集まっているのです。

いつも木を植えた後は大自然の中に出かけます。

釧路湿原の特別保護区に行ったりします。(許可なしには行けない所)

毎年色々なところに連れて行ってもらいます。

おとぎの国のような世界とか。

タンチョウさんがいる秘密の場所とか。

私たちが植えたエゾノコリンゴの花が咲き乱れる場所とか。

山菜がたくさん生えている場所とか(採ってきてみんなで食べます。これが驚くほど美味しい!)

それからおとぎの国の森のレストランのようなハートンツリーさんでご飯食べたり。

もう夢の世界です。

行くだけでもワクワク楽しい。

広〜い世界にみんなで飛び出して。

わ〜い!!って大声出しながら走って回る、、、。

生きているってこんなに楽しいんだ〜!!って。

そんな大人が素直に人間に戻って生きられる時間を過ごしているんです。

こんな素敵な仲間たちが全国から来てくれている。

私は広大な私有地も欲しかったわけでもないし、林業で儲けたいわけでもなく、形が欲しかったわけでもなくて。

自分がイメージしたように、、、、

美しいやさしい心を持った人たちが集まって来てくれて一緒に森をつくる。

未来のために子どもたちのために美しい地球を少しでも残していきたい。

そんなことを思う人たちと今、この地球で出会えて。

一緒に生きているんだ、、、って思うと本当に嬉しいです。

これが一番の私の財産だと思います。

私は自分の想いがなかなか実現しないって思っていたけれど。

「もうすでにそれが実現している」とその通りでした。

同じ想いを持った人たちと共に集い楽しみ、喜びのエネルギーを創造しながら森の子どもたちを育てること。

まさにそれだと思いました。だからもうすでに実現しているんです。

だって心の中にダイヤモンドのような光を持った人たちと出会えたのだから。

太陽が沈んだ道はもう薄暗い、、、、。

でもこの道は新しい明日への始まりなんです。

どうぞあなたも自分の願い、夢は必ず叶うと信じて。

いや、それももうすでに実現しているかもしれません。

私のように5年も経ってから気がつくのかも知れません。

でも少しだけ振り返ってみてください。

きっと自分の願い通りになっていることに気がつきますから。

どんな良くないことも良きことへの通過点です。

自分に起きることは全て最善であるということを忘れないでいてくださいね。

 

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