東日本大震災と新型コロナウイルス後の未来・世界は変容している

こんにちは、天海和美です。

今日は東日本大震災からちょうど9年。
2011年の3月11日の日のことを忘れることはできません。

今日は東日本大震災の前の9年間とその後の9年間の変容、そして新型コロナウイルス後の世界について書いてみたいと思います。

2011年3月11日、私は東京のオフィスにいましたし、ちょうどセッションを終えてクライアントさんが帰ったばかりでした。

家自体は大きな損害は受けませんでしたが自分の人生はそれまでとガラリと変わってしまいました。

江ノ島のある湘南海岸の海辺にあったオフィスは津波を恐れてクライアントさんたちが来るのを嫌がり町田のオフィスでセッションを行なっていました。

震災後はたくさんセミナーやワークショップをしていたので延期したりで見通しが立たなくなりました。

そして北海道にオフィスを移転しようと思ったのです。

ここ数日、あの東日本大震災から自分の人生がどのように変わったのか?ということを考えていました。

それは自分にとってよかったのか?悪かったのか?

あれから9年経って色々と見えてきたことがありました。

これを読んでいるあなたも自分のことを振り返って欲しいのですが。

2011年から今までの9年間と東日本大震災が起きる前までの9年間を比べてみてください。

2002年はあなたは何をしていましたか?

その頃の人間関係、仕事、家族、遊び、お金、健康、睡眠時間、食事、好きだったもの、やりたかったこと、やれなかったこと、夢、やめられなかった癖とかなんでも思い出してみてください。

2011年3月11日までの自分とそれからの9年間の日々、、、大きな出来事、やってきたこと、人生の変化、、、、、価値観の変化、友人関係や家族との関係、、、、。

紙に書き出してみてください、、、、書いていると見えてくるものがあります。

気づくことがあります。

この9年間でとても大きく変化したと思いませんか?

私はここ数日、これを書き出してみて本当に驚きました。

大きく人生が変わりました。それはあの東日本大震災が起こったからです。その日がなければ今の私は存在していないと思います。

人生の終わりの日、地球にいる最後の日というのがとても現実味を帯びた日でした。

「あ〜、いつか必ず死ぬんだな。明日かも知れないし、今日かも知れない。それまでに自分の人生でやっておきたいことをやっておかなくっちゃ!」と思いました。

逆にいうと死ぬ覚悟が決まったというか、死ぬのが確実なわけですからそれまでに本気で生き切ろう!と腹を括ったわけです。

あれもしたい、これもやりたい、あっちへ行きたい、、、でもできない、あーでもない、こーでもないという自分の中での言い訳をやめました。

自分のハートの声に忠実になりました。

本当に自分にとって大切なものは何か?

自分を愛しているか? 本当に自分を大切にしているか? 自己犠牲していないか?

やりたいか? やりたくないのか? 好きか? 嫌いか? 本当に必要か? 必要じゃないか?

それは自分の本当の気持ちか? 他人の願いを受けていないか?

一つ一つが精査みたいな感じではじめました。

自分の本当に生きたい方向につべこべ言わずに進もうと。

もしあの東日本大震災で衝撃を受けなければ長い時間を無駄にしていたと思います。

私はあの震災をきっかけに本当の自分らしく魂の道を素直に歩けるようになりました。

世界各地でいろんな人に出会い、話していくうちに「どうしてそれをするようになったの?」と質問すると、、、、。

ほとんどの人が「3.11がきっかけで、、、」という人がとても多いです。

特に北海道に移住した人とかに出会うとほとんどが3.11で人生の価値観が変わったと言います。

私はこの9年間は大激動でしたがその前の9年間は本当に苦しいものでした。自分で勝手に苦しくさせていただけですが。

東日本大震災は本当に絶望的な状況ではあったものの多くの人々の人生を良い方向へと半ば強制的に変更させていきました。

そして新型コロナウイルス、、、、、。これは世界的な大きな変容をもたらします。

私たち人類が変わるまでなんでも起きるでしょう。

インフルエンザやSARSやエボラ出血熱、HIV/エイズにしてもここ数十年で新たに地球上に現れたものです。

ウィルスには決定的な治療薬が未だにありません。多少効果はあると言っても全てに聞くわけではなく、、、、。

そして次々と形を変えて新型が現れてきます。

新型コロナウイルスの前はオーストラリアの大規模火災でした。前年はシベリアの火災、カリフォルニアやオレゴン、ワシントン週の火災、ブラジルの火災、、、、。

どれも地球規模で大地を焼き尽くすかのように燃え続けました。

南極では今年気温が20度まで上がり氷河が崩れ溶け出しました。人類史上最高気温でした。

その前は世界各地で火山の大規模爆発、大地震、巨大台風、集中豪雨、大干ばつなどが起きていました。

今、地球上では考えられないほどの自然災害が起き続けています。

新型コロナウイルスも自然災害の一部でしょう。なぜならこれは地球からの警告だからです。

私たちに気づきなさいという愛に溢れた宇宙からのメッセージと言ってもいいでしょう。

私たちは現実に目を向けてきちんと認識しないといけないのです。

東日本大震災は日本だけで起こりました。そしてその後日本人の意識は大きく変わりました。

今、コロナウイルスによって世界中が変わることを迫られています。

それは経済という今までの仕組みでしょう。貧富の差があまりにも拡大し、一部の支配者とそれ以外の奴隷の住む世界になってしまいました。

今までの成功はお金をいかにたくさん儲けられるか(一生使っても使い切れないほど)という基準で見られていましたが。

これからの価値観は変わっていくと思います。

お金のために人生の全てをかけていてもこのような病気になってしまえば使う間も無く死んでしまうのです。

これからはもっと健康や食事に対して意識するようになるでしょう。

と同時に今、地球で起きていることを真剣に考え取り組んでいく人も増えるでしょう。

そしてこれからどんな風にいきていきたいか?で私たち人間の住む世界も二極化、あるいはもっと細かく分けられていくでしょう。

つまり自分がどうしたいのか? どんな世界に住みたいのか? 

それに向かって生きる決意をしてその方向へと行動すれば、同じような人たちと出会い、今までよりもずっと生きやすい場所で

心の通じ合う人たちと出会い生きていけるようになるでしょう。

だって”すべては愛に満ちた祝福”なのですから。

あなたはこれからの9年間をどう生きるか?今、真剣に選ばせてもらえるチャンスなのです。

これから9年後の未来にあなたは今日を振り返り、、、、、。

再びこの9年間を思い出すでしょう。

新型コロナウイルス後の世界で自分がどんな風に変わったかを。

今日、あなたが決意し、行動し始めたことが9年後にどんなふうになっているか?イメージしてみてください。