コロナ後の世界の未来はこう変わる・だから私たちに今一番大切なこと

こんにちは。天海 和美です。

今、とても面白いインタビューの動画を見て感動していました。

新型コロナウイルスによる世界の経済や政治についてのインタビューなのですが。

ETV特集「緊急対談 パンデミックが変える世界〜海外の知性が語る展望〜」
ユヴァル・ノア・ハラリ氏
イアン・ブレマー氏
ジャック・アタリ氏
の3人です。

今日、『サピエンスの全史』という世界的なベストセラーを書いたイスラエルの天才歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリ氏の『21レッスン』という本を途中まで読んだところでした。

というか、これからの未来はこうなっていくという未来予測の元に人間はどうなるか?という内容だったのですが。

AIに全部決めさせて人間は考えることをやめてしまうとか(例えばレストランに行って何を食べるか?とかも食べログで決めるみたいなことは既にやっている)などとても生きたくないような未来になりそうなのですが。

ハラリ氏がいうにはそうならないためにどうしたらいいか?ということで「自分を客観視しなさい」ということで最後は「瞑想しかない!」と言っているのです。

そんなわけで私はこの本の著者が新型コロナウイルスの世界と未来について話すというので興味深く見ました。

アメリカ人のイアン・ブレマー氏の話があまりにも的確過ぎてこれからのアメリカがどうなっていくか予測のつくものでした。そして一市民は一番何をしたらいいのか?と国際社会問題から個人の話になった時の話が傑作でした。

またジャック・アタリ氏はEU設立の立役者でフランス政府の歴代の顧問をしてきたそうです。

こんなすごい人がいるのか?と最後は感動して涙が溢れました。

こんな危機的状況だからこそ真剣に国、人類の未来について考えられるのだと思いました。

いやいや、そんなことよりこの3人の話が素晴らしくて。希望が持てるということと。

ジャック・アタリ氏は「今こそ利他的に生きることが大切だ!」と言っています。

それは他人のために自分を犠牲にすることでは無くて。他人を思いやり共感し協力し合うことで結果、究極の自分のためになるということ。

それと緊急事態で権力が集中すると独裁者が生まれる。ハンガリーのように。

イスラエルのハラリ氏は

それと今日何人感染したとか、人工呼吸器はあと何台あるとか、何人死んだとかそんな事に時間を割いている場合ではないと。

そんなことよりも国がどんな対応をするか国民が見張り、意見を言うことが重要だと。

人々は安全のために強い国家を願うが、同時に国民が政治家や国のやることについてきちんと情報を得て監視することが大事だと。

国民だけが監視されるのでは無く双方向に監視する。国民が政府を監視することが大事だ!と。

国家権力の監視や強制(警察がトイレで手洗いを一人一人見張るとか監視カメラをトイレにつけるより)国民一人ひとりの行動ができるように教育することが合理的だと言っています。

いや、、、細かいことなんてどうでもいいのですが。
とにかく面白かったし(世界が変わらざるを得ないという意味で)、こんなすごい知恵があるのだとも思ったし、とても冷静な分析だとも思いました。

この番組は本当に面白かった。
希望が持てるし、自分がどう行動することが大切かヒントになるので是非見てください!

あ、それと感染拡大で死者が増えるのは第二波の時でロックダウンが解除され安心して外に出た人たちが感染し死ぬということが歴史的に分かっているそうですので補足。

とにかく見てください。

https://www.dailymotion.com/video/x7t9vvs