実は”辛い自分”に気づいていない人が多い
こんにちは。天海 和美です。
最近、コロナ疲れという言葉をよく聞きます。
自粛や感染の恐怖、仕事が無くなる、或いは給料が減ったなど様々なストレスに晒されている期間が長くなったから。
逆にマスクを外して集団で電車に乗るなどの反発心も生まれているようです。
いい悪いは別として、多くの人たちが今、先の見えない不安や恐れに覆われてしまっているのが実情です。
そして自分が自覚している以上に実はとてもしんどいと。
すべての職業、すべての立場の人たちに影響があってなんの影響も関わりもない人は世界で誰一人としていないと思います。
そしてこんなことは歴史上恐らく初めてだと思うので、恐れや不安があって当然のことと思いますが、
時々、セッションをしていてすごいストレス状態にある人やもう生きているのが不思議なほどチャクラが壊れていて生きるエネルギーが無くなっていてオーラが無い人を見るとこがあるます。
長期間、苦しんだり悲しんだり、自分を責めたり、ちゃんとまともなものを食べていない人に多く見られます。
それでその人は全くそんな自覚は無くて生きているので、ここまで生命の危機的な感じでも本人は気づかないものなんだな、、、と思います。
先ほど偶然、樺沢紫苑さんの動画を見ていました。
自殺する人の状況を知っていると周りの人が気づけるので、自分が関係なくても知っておいた方が良いと書かれていました。
精神科医としてたくさんのうつ病と人や自殺したいという人に会っているからこそ、わかることだな、、、と思いました。
その中で自殺する人の3人に2人は突発的に自殺してしまうということでした。
死にたいと思う人はたくさんいるだろうけれど実際に自殺するなんてなかなか出来ない。そんなこと怖すぎるから。
それでとても興味深かったのが自殺をする人は誰にも言わずにある日突然自殺する。
その中に「孤独」というのがありました。孤独とは一人ぼっちで家族も友だちもいないというわけでは無い。
妻や子どもや友人がいても誰にも自分の心の中を話さない。それが孤独だと、、、、。
「誰かに話しても誰にも理解されない」という思いが孤独ということなんだと。
だとしたら日本中のほとんどの人が孤独なんじゃ無いか?と思いました。
みんな自分を本当に理解してくれる人なんかいない!と大方の人は思っています。
だからとても孤独です。しかし、その前にそういう人は心の壁を作ってしまって誰も中に入れないと言っていました。
確かにそうですね。どうせ話してもわかってもらえないからと。
もし、わかってくれる人が一人でもそばにいたらきっと幸せなことだと思います。
そう、心に鎧をつけて、誰も自分に近寄るな!って武器を手にしていたらやっぱりそれは人から愛されないし誰も近寄らないと思う。
でもそういう人は昔から傷つけられたり苦しい思いをしてきたから心を閉ざしたというのもあります。
ただね、、、、誰にも話さない、誰も信用しない、誰にも心の苦しみを話さないとやっぱり最終的に自分を追い詰めてしまうことになります。
だからまず誰かに相談すること。
解決策があるとか無いとか関係なく誰かに話すことでガス抜き出来るからです。
その人が自分のすべてを理解なんかしてくれなくて良いのです。
まずは誰かに話すこと。
その問題を抱えている自分を恥ずかしいと思わなくて良いのです。
こんな状態にいる自分をダメな奴だと思わなくて良いのです。
自分なんて役に立っていないし生きている資格なんて無いとか思わなくて良いのです。
とにかく誰かに話してみる。
誰もいなければ「いのちの電話」とかに掛けてみる。
知らない人で顔を見なければ話せるかも知れません。
それとお酒は飲まない。これは大事です。やけ酒は命を危険に晒すから。
コロナ疲れも様々な悩みも私の一番のお薦めは。
自然と触れ合うこと。森の中や湖や山や草原に行く。
または畑とか花壇とか土に触れることをやる。
太陽の光を浴びて風に吹かれ大きな空を見上げ、大地を感じる。
それだけでも生きるエネルギーが湧いてきます。
だからその逆は家の中に引きこもって太陽の光を浴びずにテレビばっかり見ていること。
まずは自然の中に行って「自分は生かされている」ということを肌で感じることです。
人になんて相談できない!という人も、それなら誰かに話すという気力も湧いてくるかも知れません。
孤独は自分で作り上げてしまっていることもあります。
取り留めもないけれどそれを伝えたいと思いました。