森の子どもたちは今どうなっているか?大地再生と森づくり
こんにちは。天海 和美です。
今年は新型コロナウイルスの感染を予防する為に緊急事態宣言が出たり、活動を自粛するようにという要請から毎年、北海道鶴居村で行われている森づくりの為の活動である「森の子どもたちのマザーツリーになるプロジェクト」も様子を見ながらの延期になりました。
秋には植林出来るかな?と思っていましたが、もう秋は苗木が手に入らないので今年は「森のお手入れ」をすることにしました。
過去3年にわたって植林してきたのですが苗木の周りが雑草だらけになってしまったのでそれを刈り取る作業です。
(先月植林した場所に行った時の雑草の様子)
刈り取ると言っても今までの草刈りとは違います。
通常は周囲を丸刈りにして雑草を全部刈り取るのですが。
今年は大地再生のワークショップで庄司正昭先生から教えてもらった「風の草刈り」を取り入れようと思います。
(庄司さんの神業的風の草刈り)
おぉ〜っ、今年はひとつ賢くなった(笑)
私の考えでは雑草も意味があってそこに生えるし、土の中ではそこに沢山の微生物さんたちが働いているはずだし、これから冬になるので雑草があることで暖かいとか、風除けになって苗木を守ってくれるはずだと思うのです。
ただ全く日が当たらなかったり、苗木が埋もれてしまっていたり、風が通らなくなっていたり蒸れていたら困るので。
その部分だけ取り除き、風の通り道をつけようと思います。
なぜそれが大切かというと、、、。
風が通るということはその下を水が流れ、そして空気が動く、、、、つまりエネルギーが通るようになるのです。
(水や大地を整えようとすると喜びの光が現れる)
これから厳しい冬を迎えるにあたりエネルギーが通るのはとても大切なことだと思うのです。
7月に岐阜県から北海道の東の端っこまで庄司正昭さんに来ていただき大地再生をやり出してから、私は楽しくて、楽しくてしょうがなくなりました。
地球を癒す、弱っている、或いは汚れている大地を再生することをやっているとなんだかもう楽しいのを通り越し、お腹のそこから喜びが湧き上がってくる感じで。
もう毎日やりたくてやりたくてしょうがなくなったんですよ。
鬱蒼とした藪とか茂みの中に分け入り、余分な木の枝を切ったり、雑木を切ったり、獣道に沿って藪を刈ったり、、、。
(刈り取った木の枝)
東京の家の小さな庭にある小さな木の枝とか垣根すら植木屋さんを頼んで毎年刈り込んでもらっている私なのに。
自分でそんな木を切ったり藪に入ったりするようになるとは思いませんでした。
それを最近、ふりかえって、、、、。
「私、今年は成長したなぁ〜」なんて自己満足に(笑)
いやいや、思いもしなかったことが自然に出来る様になっていたというのが私の中では大発見でとても嬉しかったのですよ。
話がズレましたがそんな訳で今週末に植林したところに下見に行ってきます。
それで10月末ころに「森の子どもたちのマザーツリーになるプロジェクト」子どもたちに会いに行く編(草刈りしてお世話)をする予定です。
日程が決まりましたらまたお知らせしますね。
こんなすぐそばでタンチョウさんにも会いました。
このタンチョウさんたちがこれからもずっと生きていけるように湿原の保全と水を守るためにも森を作っていきましょう。