日本古来の薬草が身近に・その雑草は薬草が知れません
こんなちは。天海 和美です。
今日は雑草から薬草へのお話です。
私たちが日頃、雑草だと思って邪魔者扱いにしている草はもしかしたら私たちを助けてくれる薬草かも知れません。
今日、畑の雑草さんたちにふと目が留まりました。
いろんな小さな花や実があったり、細長い草やまあるくて広い葉っぱとかハートの形とかいろんなものが仲良く生きていて。
雑草っていう言い方よりも「可愛いお花畑」に見えました。
私のアナスタシア農園の片隅には和種ハッカと呼ばれているハーブがあります。以前はペパーミントと同じだと思われて扱われていましたが、やはり似てはいるけど別種として扱われているようです。
ペパーミントやスペアミントはアロマなどでも使われていたり、芳香剤とかにも入っていますが。
和種ハッカは日本薬局方に載っている薬効成分のある薬草なのです。なので和種ハッカ油は薬局で買えるのです。
(和種ハッカ)の畑の向こう側には秋色の空が)
今は畑で和種ハッカの花が咲いています。紫色の可愛い花です。
和種ハッカってペパーミントと似ていますが日本古来の在来種で海外から入って来たものとは違います。
花のつき方とか成分も違っていて。
海外では日本古来のハッカをペパーミントとは呼ばずに「ワシュハッカ」と呼んでいるそうです。詳しくはこちらから
確かに私もこの和種ハッカのハーブティーを飲むと胃がすっきりして軽くなるなぁ〜と思っていました。
そんな訳でもう育てて5年か6年くらいになりますがとても大切にしています。もちろん毎日飲んでいますしKombuchaを二次発酵させる時も欠かさず入れています。
これを入れるととても爽やかでシャンパンみたいな感じになります。
今は畑で摘んで水洗いして、葉っぱを一枚づつ手で取って、それから家に持ち帰り、さらに綺麗に水洗いしてドライにしています。
凄く手間がかかるのですが、和種ハッカの香りで爽やかになり癒されます。
今まで市販のペパーミントティーを飲むとなんだか苦いなぁ、、、と思いながら飲んでいたのは、そもそも種類が違っていたのだと最近になって気がつきました。
この和種ハッカは日本薬局方にも載っている薬草だと知ってからはますます効果があるように感じてしまうのは気のせいでしょうか?(笑)
一般的に出回っているハッカはインドとかからの輸入品を日本で精製しているそうです。
私はこの和種ハッカの苗を頂いたところから大切に育てていたのですが自分で色々使ううちにそのパワーに感動しています。
日本の在来種ですから遺伝子組み換えとかもしていないのでやっぱり身体に合うのでしょうかね?
今年はコロナでどこも行けず畑に通う日々でしたので和種ハッカさんたちの住処も広げました(笑)
紫いろの小さな花が可愛いです。
ペパーミントやスペアミントとは全く花のつき方も形も違います。
本当に愛らしいです。
そしてこの和種ハッカさんはいつも体調を整えてくれる味方です。
この薬効がわかるまでは雑草扱いだったのか?
それとも古代の智慧のある人がその薬効を見つけたのでしょうか?
もしかしたら縄文人もこのハッカで身体を整えていたのかも知れませんね。
今年は蒸留して和種ハッカ油をとってみようかと思っています。