ソロ活って知っていますか?今、なぜソロなのか?スピリチュアルな視点から見る
こんにちは。天海和美です。
最近「ソロ活」という言葉を知りました。
ひとりでどこかへ行ったり、何かをすることをソロ活というそうです。カフェ、居酒屋、旅行などなど、、、。
昨年、「ソロキャン」(ひとりでキャンプに行くこと)というのを知りましたが、なんでも最近はソロ化しているようです。
コロナ禍によって大勢の人たちと集まったり楽しんだりすることができないからソロ化が進んだとも言えますが。
私はもう少し違う意味で捉えています。
もう10年くらい前になると思いますが「リア充」という言葉が流行りました。
リアルな生活、人生が充実していて楽しい、幸せだという意味らしいのですが。
それをSNSに投稿するのが流行っていました。
本当はそんな楽しんでいないのに写真を撮る時だけ楽しそうに笑って乾杯して、写真を撮り終わると無口になってそれぞれがまたスマホに向いていたり。
自分の誕生日に友達がサプライズパーティーをやってくれて喜んでいる写真をSNSに投稿して実はそれは盛り上げる業者に頼んで友達のフリしてもらっていたり。
結婚式の友人も業者に友達のフリをしてもらっていたり。
そんな「リア充」しているように見せかける、、、、というのがありました。
つまりそれは大勢の人と楽しんでいること、ワイワイ仲間と遊んでいること、いつでも誰かと一緒に行動していることが「良し」とされていたんだと思います。
ひとりで何かをすることを「ぼっち」と呼んだりしていました。
つまり、「ひとり=だめ=幸せでない」
「大勢でいる=良い=幸せ」
みたいな構図です。
でも最近は「ソロ活」が流行っているのです。
私はこれは個人個人が成熟する段階なのではないか?と思っています。
大勢でいるとどうしても周りに気を遣って、みんなに合わせなくてはなりません。
もちろん楽しい部分もありますが自由にできないし、疲れます。
ひとりでいることでより楽しみ方が深くなってきたり、自分と向き合ったり深い気づきが得られる、、、という内面的な方向へと向かっているのかも知れません。
私の知人でひとりでお店に入ってご飯食べたりできないという人がいます。
もちろん旅行なんて行かないし、遠出しても夜中になってでも家に帰ってくる、ひとりで宿泊なんて絶対にできないというのです。
今までひとりで旅行とか行ったことなんてないそうです。誰かと一緒なら行くけれどひとりでは絶対に嫌だといっていました。
その人は男性なのですが(笑)
私は「ひとりでお店に入ってご飯食べたり旅行したりしなかったら人生の楽しみ方を10分の1以下にしていると思うけど」って言ったら。
その人も「そう思う」と言っていました。
私は自分の弱さがとても嫌だったので、強くなりたいと思っていました。いろんな意味の強さがあると思いますが。
私は自分が弱いと感じていたので、そこが自分にとって「自分の嫌いなところ」でもありました。
それで「強くなりたい」という願望から「自分ができないと思っていること」にチャレンジしました。
それはアラスカへ行くことでした。私にとってアラスカは未知の土地であり、南アフリカ共和国とかコンゴとかルワンダとかと同じくらい怖い場所でした。
状況は違いますけどね。
南アフリカは日本で知られている以上に強烈に怖い場所でした。知れば知るほど怖いです。行ってみたら映画以上にすごいところでした。
アラスカに行くようになって美しさに感動してその怖さも寒さも吹き飛びました。
でも私は今思うとひとりで行かなければならないように導かれていたのだと思います。
いろんな出来事があって「ひとりで行けざるを得なくなった」というのが本当のところです。
もし誰かがいつも一緒に行ってくれていたり、なんでも教えてくれたり、任せられるような頼りになる人がいたら、、、。
きっと今もソロでなんてやっていなかったと思いますね。
だから人間って苦境に立たされたり、崖っぷちに立たされたり誰も当てにできない状況って、案外と宝物の状況なのかも知れません。
ひとりでいることと(ソロ)と孤独でいることは違うのです。
ひとり(ソロ)は自立していて何でも自分でできること。
孤独は誰からも愛されず友達も居なくて孤立していることです。
だからソロになって何かができるということはそれだけ自分が自立していて自信があるということだと思います。
合唱団の一員としてではなくソリストとして独唱できるとか、バレエの公演でその他の白鳥ではなくプリマとして踊るとか。
自営業(フリーランス)だってどこかの会社に依存せず、自分の責任で自分で経営しているわけです。
小さなソロから始めて自分自身と向き合っていくことは今の時代とても大事なことだと思います。
今はひとりで内的成長をする時期なのだと思います。
内的成長とは魂の目覚めの始まりでもあります。だからソロ活って実はとてもスピリチュアルな意味もあるのです。
あなたがソロでできることを少し考えてみてください。
そのソロでできることが見つかったら自分を褒めてあげてください。
あ〜自分は内的成長をしているんだなぁ、、、と。