星野道夫の愛した世界・アラスカ・デナリ
こんにちは。天海和美です。
私の大好きな写真家・星野道夫さんが愛したアラスカ。その中でもひときわお気に入りだったデナリ。
そのデナリでよく通った場所、シリアとジニ―が作った伝説の「キャンプデナリ」です。(詳しくは本を読んでくださいね)
今年は夏至祭をアメリカアラスカ州のデナリ山のそばでどうしても行わなければいけませんでした。
アラスカ鉄道のデナリ公園と言う駅で降りて専用バスでしか行けないところにあります。
バスで7時間かけていきました。(途中休憩を含めて)
創業当初に作られた丸太のキャビン。
ここで静かにコーヒーを飲んでいるとまるで星野道夫さんが隣にいるような感覚ですね。
そのキャンプデナリから湖が見えてその向こう側にデナリ山(マッキンリー山)が見えます。
かつてこのデナリ山の麓にこの宿を作ったジニーとシリア。
アラスカの伝説の女性たちです。
背負っているのは赤ちゃん。創業当初の写真が飾ってありました。
この小屋の中でジニーとシリアと星野さんはどんな話をしてたのかな〜?
きっとアラスカの大自然の話で盛り上がったんだろうなー?って思います。
さっき、星野道夫さんの本を少し読み返していたら、、、、新たな発見がありました。
このキャンプデナリのロッジが最初にお客さんが来たのが1952年6月19日だったと。
私が今回到着した日と同じ日。63年前にオープンしたのでした。
その時のビジョンが今も受け継がれて世界中からこのキャンプデナリに来る人が絶えないのですから凄いことです。
時の経つのが忘れてしまう、、、。本当に素晴らしい場所です。
そしてアラスカを愛した星野道夫さんの写真集は他の人には撮ることのできない大自然の生きとし生けるものすべてへの愛を感じます。
心に安らぎを与えてくれる写真集です。お薦めです。