地球が作り上げる美しいの物語

こんにちは。天海 和美です。

今日は私と一緒に北に向かって旅をしてみませんか?
成田空港からアメリカワシントン州シアトルに入りそこから北に向かいます。

飛行機に乗って離陸する直前にふと窓の外を見ると、、、、。

そこには”Spirit”(スピリット)が!!

あ〜今回の旅もずっとスピリットがお供して守ってくれているのですね〜と安心。

シアトルな街は大都会なのに緑も多くとても美しい街です。

たくさんの森と湖に囲まれすぐ海もあり大都会と自然が調和している感じな街です。

シアトルはお隣の国カナダと隣り合わせで飛び立つと直ぐにカナダになります。

カナダはたくさんの森に囲まれていて自然豊かですが実は森林の伐採が世界一多くてアマゾンの森よりも急激に森林がなくなっているそうです。

平地では見えませんが上空からははげ山になっているところだたくさん見えます。

そして森林が無くなってしまったところは川が赤くなり海岸線も土砂が流れ込み赤くなっています。

こうなると魚も死んでしまし海藻も死んでしまいます。

しばらく飛ぶと美しい山が見えました。高い山は真夏でも雪が残っているのね〜と感激。やっぱりカナダはすごいわね。

そして暫く雲っていて下界が見えませんでした。

突然雲が切れて景色が見え始めました。アラスカです。

北米大陸の西海岸をアメリカのシアトルからカナダブリティッシュコロンビア州に入りアメリカアラスカ州と続いています。

北に入るとこんなにも景色が変わるのです。

北米大陸を海岸線に沿って北に向かうと、、、こんな世界になるのです。

高い山々が連なりゆったりとカーブを描いているのは氷河です。高い山々に降り積もった雪が少しずつ押されて何千年もかかって山頂から海へと到達する流れです。


文字通り氷河。氷となって山々の地肌を削り取って雪が黒くなっています。柔らかな雪も何千年かけて動く時、少しずつ岩山を削りながら進んでいくのです。

だからこのあたりの山々はみんな急峻で岩肌が削り取られて荒々しい彫刻のようになっています。

そしてこの高い山々も何億年も前は海の底だったのです。
それがゆっくりと動き押し上げられやがて海底が隆起して山になったのです。

この山々はみんな海の底だったのです。

地球は長い長い悠久の時間をかけながらゆっくりと動いています。海から山へ、山から再び海へ。

長い時間をかけながらずっと変化し続けて形を変えているのです。何も変わらず全く動いていないように見えて実は変わらないものはこの宇宙には何一つないのです。

カナダ上空から曇り始めアラスカに入るまで見えないなんて、まるでなんだか驚かせるための演出のようです。

私はこれで16回目のアラスカなのに、、、、

毎回来るたびに「うわ〜っ!」って驚かされます。
本当に驚くんです。その美しさ神々しさ壮大さ、、、、

すべてのものが何とも言えない光景で圧倒されます。

もう何も言い訳出来ないようなたったひとつの真実を見せつけられている感じです。

この光景の前に来るとすべてのものがなんだか陳腐な作り物に見えてしまうのです。

地球が作り上げるこの壮大な美しい物語は例えようのない美しさと感動と真実が存在しているのです。

その前に立つとただ、ただ、ため息が出るだけです。

北米大陸、空からの旅はいかがでしょうか?

今夜は素敵な夢をみてくださいね。