長期保存食品を作る前に知っておくこと・どんな瓶が安全か?

こんにちは。天海 和美です。

先日長期保存の食品について記事を書きました。

その時、瓶詰めにしたのですが今日はこれこら長期保存食を作ろうと思っている方のために瓶のことをお知らせします。

私はまど実験段階なのでいろんな瓶を使って試しています。食品を入れた後にちゃんと真空になっているかどうか?空気が漏れないか?などを見ることが大事です。何故なら真空になっていないと長期保存ができず中の食材が腐敗してしまうからです。

結論から言うとおすすめはWECKの瓶か、Ballのメイソンジャーです。

「100均でも保存出来ます」という方もいましたが。

実際100均の瓶やってみました。

結論から言うとダメでした。と言うか危険。

蓋の内側がシリコンとかゴムになっているのですがこれが溶け出して食品に入っていました。

(これは瓶の中身を捨てて洗った後)

もう悔しい(涙)やっぱり安いのはダメですね。

蓋はこんな感じ。
前に梅シロップを作ろうと思って熱いお湯をかけた途端にパリッと割れた時もありましたね〜。

ネットの情報などでは100均でも大丈夫と言う人もいますが、瓶の種類にもよるかもしれませんが上記のものは危険です。

それでWECKが何故おすすめかと言うと。

長期保存食品以外にもプラスチックのシール容器の代わりに残り物や食品保存に使えます。匂いもつかないし、マイクロプラスチックも溶け出さないので私は普段からガラス容器で保存しています。

瓶は何度でも繰り返して使えますし、間に挟むのはオレンジ色の天然ゴムです。さすがドイツ製。

こちらは長期保存の時以外は使わないです。

ガラスの瓶とガラスの蓋だけ。最初はお値段ちょっとしますが結局長い目で見てお得です。

長期保存の瓶詰めとして見るとBallのメイソンジャーは機能的ですし安全性も高いです。アメリカの政府機関で繰り返し瓶詰めの安全基準が研究されていてそのガイドラインに沿って作ると安全で瓶もBallのを使っています。

蓋は一度からの使用でブリキです。毎回新しいのにしないと真空にはならないです。でも作ると完璧に出来ますね。ガラス瓶の上に缶詰の蓋が付いたような感じ。

肉、魚、貝、野菜の瓶詰めも1年半〜2年保存しても安全です。ですから非常食として添加物無しで自分が普段食べている味や食材で保存するならこちらが良いですね。

両方のメーカーの欠点は初期投資が高いこと。一生使い回すならお安いですが。(通常の加工食品やレトルト、缶詰、瓶詰めを買うより激安で作れます)

おすすめのお手頃価格の瓶の入手先リンクを貼っておきます。

WECK 保存用ガラス瓶

Ball メイソンジャー 保存瓶