苦しさから自分を救うことができる!

こんにちは。天海 和美です。

人は毎日生きていると何かしらの出来事が起きて来ます。あまり良くないことでも気にしないようにしたり、これは”良い事”なんだ!と無闇にポジティブにしようとしたり、そのことを事実だと認めないようにしたりすることもあります。

これは忍耐強くて頑張り屋さんで自立心があって自分のことより他人に対して思いやりのある人に多いです。

自分で問題となることや悩みを持っていても誰にも話さずに自分の中だけで何とかしようとしたりもします。

それが重なってある時突然”苦しみ”が押し寄せて来て我慢できなくなる事があります。

それは意外にも「癒された時」や「安心できる時」だったりします。物事の緊急事態の時はそんな事考える余裕は無いので全て無意識下(潜在意識)に押し込んで蓋をします。
ところが「癒されたり、安心できる状態になる」ことでそれが浮かび上がって来ます。つまり、ようやく感じられるってこと。

そして誰か心を許して信頼できる人がいたらそれを話す事ができます。

だからね、状態として「今苦しい。辛い」と感じられることはある意味ラッキーなことなのです。まさか!何を言うんですか!と言われそうですが。

忍耐ってずっと続けていると感じなくなるのです。似たようなことで言うと温泉やサウナに水風呂がありますよね。体が温まっているのに急に冷たい水の中に入ると強烈に冷たいのですが暫くするとその感覚すら薄らいでくるのです。(しかしもし冬の北海道で屋外の水風呂に長時間入っていたらその後身体に致命的なダメージを与えてしまうことは簡単に想像がつくと思います)

実は心の状態もこれと似ています。最初は一人で考えていても問題が大きかったり長期に渡ると人間は苦しいからそれを感じないようにします。でもそれは心にも体にも大きなダメージを与えてしまいます。

だからね、、、「苦しい」って感じることはレッドカードが出ていることだからそれを「頑張り過ぎずに」自分が自分を救う事が大事なんですよ。
だって自分の苦しみって自分にしかわからないの。パートナーや親には絶対にわからないのですよ。

それで人に自分の思いを話さないのはかつて誰かに自分の思いを打ち明けた時”理解してもらえなかった、助けてくれなかった”と言う経験を持っています。

そんな経験を持つとその次からは人に言えなくなるんです。
もう理解されないなら、またはそれ以上に傷つくようなことを言われるなら人に言わなければ良かったとなりみす。そんな経験は多くの人が持っている事だと思います。

そんな経験から誰にも自分の気持ちを話さなくなったことで、さらに蓄積されて苦しみが増します。

まずは、自分が”自分をゆるす”ことが大切です。

自分をゆるすって難しいけれど自分しか自分をゆるすことは出来ないのです。

自分をゆるすための方法は色々ありますが、まずはそのことを知ることから始まります。