魂が響き合って出会う時

こんにちは。天海 和美です。

『ラブコールに引き寄せられました』の続編です。

魂の姉妹・オルガは私に気を使い(北海道におびき寄せるため?)「あなたは疲れているからどこにも行かないし、温泉に入って、美味しいもの食べて、のんびりするだけ、、、、。」と言っていました。

でも、結局「明日は何する?もうオルガは最後の北海道滞在だし」と訊くと「じゃぁやっぱり摩周湖に行きたい。」と言うのでそれじゃ、、、ということで出かけました。もちろん運転はオルガが全部やってくれました。

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摩周湖はお天気が良くてとても美しかったです。でも、風も強くて強烈に寒くて、、、アラスカより寒い感じでした。見ての通り、、、。

風が強すぎて三脚が倒れそうなのでちゃんと写真は撮れませんでした。

あ、、やっぱりアラスカに行ってデナリ山や北極圏、そしてオーロラのエネルギーと日本のレムリアのレイラインを繋げる必要があるのね、、、と感じながら摩周湖にご挨拶。

この時も快晴の空にいきなり大きな雲が現れ、、、、、それが大きな天使の翼のように私たちの真上に広がりました。

雌阿寒岳、雄阿寒岳からのエネルギーも一層強く感じられました。

それでランチをすることになり、どこにしようか、、、?と言っていたらオルガが屈斜路湖に行きたいと、、、。

えっ、、、やっぱりのんびりリラックスは無いな、、、と内心思いながら(苦笑)行きました。

オルガが会わせたい人がいる、、、というのです。彼女は北海道をテーマにスピリチュアルな作品を作りたいということでその一つに動画制作があって、ある人をテーマに撮りたいので私に日本語で説明して欲しいという事でした。

それで私に協力して欲しいと、、、、。というか私の答えを訊く間もなく車は目的地に向かって進んでいましたが。

そこは古くからアイヌの人たちが住んでいた集落でした。今は、アイヌ人と言ってもそのDNAを受け継ぐだけで普通に生活していますから古代の生活様式で生活している人はいません。

屈斜路湖に近いアイヌの集落に到着するとそこには何軒かのお店がありました。

そのひとつに入ると中で、一人の古老がリクライニングチェアに毛布を掛けて横になって寝ていました。

頭にはアイヌ文様の刺繍が入った帽子を被っていました。

中はお店になっていてアイヌ料理が食べられたり、アイヌ音楽を聴いたり出来るようになっていて宿泊も出来るようになっていました。(そう私が1月にオルガのために予約してあげたロッジでした。私は宿泊したことは無かったけど屈斜路湖に歩いていける場所だったので)

そこはアイヌ文化を継承して残していこうという感じが溢れた場所でした。
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中にはもう一人40代位の女性がいて、その方にオルガの要望を話しました。

「そうですね、、、それはちょっと訊いてみないと私の一存では、、、。」ということでした。

その女性は古老のところへ行って事情を話したようでした。

私はオルガの計画を説明に来ただけなので。

古老は横になっていましたが、歩いて私たちの方へ来て椅子に腰掛けました。

古老の話を聞いているうちに、、、、、アイヌの伝統を受け継ぎ今も継承して儀式を執り行っているシャーマンだということを知りました。

古老曰く「私は小学校3年までしか学校には行っていない。学校そのものが私にとっては意味がなったからだ。

必要なものはすべてわかる、、、。

知りたいことは風に訊けば答えてくれるし、答えは既に自然の中にすべて在るから。

学校に行く必要は無かった。

アイヌの伝承の中には宇宙の創世記についてある。

科学ではビッグバン以降のことを言っているがアイヌの伝承の中ではそのビッグバン以前のことも伝えている。

だから物理学者たちがわざわざ遠くから訊きに来るんだよ。ほとんどがヨーロッパやアメリカの物理学者だけどね。

ノーベル賞をもらった物理学者も来るよ。でも日本の物理学者は来ないな。精神科医はくるけどね。

ユング心理学をしている学者とかね。よく訊きに来る。」と言うことだった。

この古老が北海道大学で開かれた物理学の学会で基調講演をしたものが英文に訳され出版されたそうで。

それを見つけた物理学者たちが「話を聞きたい!!」と来るのだそうだ。

そしてそのアイヌ伝承の宇宙や自然の話を訊く講座みたいなのがあると知り、オルガがぜひそれに参加したい!!と言いました。

「その為にはちゃんと詩を理解できるような優秀な通訳を連れてこないとダメだ。いつも外国の人が来てつまずくのはそこだから。

間違って伝えられては困るんだよね。だから優秀な通訳を連れてきたらそれは出来る。

たとえば、こんなのを訳すのは難しいんだよ。

金の滴(しずく)

ふるふる、、、、

銀の滴(しずく)

ふるふる、、、

それを訳すのは難しいだろう?

直訳だけでは無くその意図を伝えられるようでなければいけない。」と古老は言いました。

私はこの「金の滴  ふるふる、、、、、、

銀の滴  ふるふる、、、、。」という響きを聴いた時に、、、、

なんだか魂が、、、ふるふる、、、、するような感覚を感じました。

古老は私にいろいろと質問してきました。

最初の質問は「物理学、まぁ、世界の科学の常識でこの世で最も早いと言われているものは何か、わかるかね?一般には光と言われているが」

と古老は私に訊いた。私が答えようとしたら先に「意識だよ。意識のエネルギーは宇宙に一瞬で届く。」と古老は言った。

私は何も言わなかったけど「同じだわ、、、」と思った。

いくつかの質問に答えていくうちに「ところでアイヌの伝統を守る特別な儀式があるのだが、それに出てみたいかね?」と古老は言いました。

私は「興味あります。出てみたいです。」と言った。そう言った儀式は誰でも入れるわけでは無く、許可された人たちだけが入れるもので。

古老たちの理事会みたいなのがあってそこに推薦状を書いてみんなの承認が得られれば参加できるというものだった。

こういうカウンシルのようなものでの話し合いは他の先住民たちにも共通する、、、(アラスカとか、ホピとかのネィティブアメリカンたちも)

それで私は秋に行われる「滅びゆく動物たちの魂を癒すレクイエム」(正式名称は伏せておきます)に参加することになりました。

「ところでオルガとはどうして知り合ったの?あなたイタリア語の通訳?」と古老に聞かれました。

「いえいえ、鶴居村で温泉に入っている時に出会ったんです。」と答えたがこの時点でそれ以上は言わなかった。

「過去世からの深い繋がりがあると感じたんです」なんていきなり初対面で会って5分以内に話すことは無いですから。

「ところでわみちゃんは何歳なの?」といきなり訊かれました。(なぜか古老は私をちゃんづけで呼ぶ)

私は「見たらわかるじゃないですか。23歳です。」と答えると、、、。

古老は「そうか、ふけて見えるな、30歳くらいかと思った。わみちゃんは年齢不詳の美魔女だな。」と。(年齢詐称ではなくジョークです)

私は「え?私、魔女じゃないです。」と断固として答えると、、、「いや、あんたは美魔女だよ。一目見たらわかるよ。」と。

私はそれってちょっと美魔女の定義の使い方からすると違っているんじゃないかと思ったのですが、そこは突っ込まず、、、、。

「ところでわみちゃんは何の仕事をしているの?どうしてアメリカにそんなに長いこと行ってるの?」と訊かれました。

「私は大学講師とカウンセリングを仕事としてやっていますけど、、、、、。

元々は医療関係の仕事で人間の身体の健康から入り、そこから心、スピリチュアルな方法へと変化してきました。

本当はスピリチュアルな方法の方が解決しやすいし、早く変化できるけど、それを受け入れられない、信頼しない人もいるから大学へ入り直し心理学を学び大学院まで行って修士の学位まで取ったけど、基本となるのはスピリチュアルな手法なんです。

でも学術的な観点から説明した方が理解できる人もいるから。

表面的なことを解決するんじゃなくて、その原因となる核、魂の癒しが本当は必要だと思う、、、、だから最近は、、、。

日本や世界中の聖域に行ってそこから遠隔でヒーリングしているんです。

もう魂が目覚めたがっている人たちが出始めていますから。

最初は自分の人生における問題ですが本当はもう魂が本当の自分らしい生き方を求めているんです。だからそのお手伝いをしています。

それと聖域そのものを癒したり、活性化させたり、覚醒するようにということも最近やっています。」と答えました。

すると古老は「そうか、、、それは私と同じような役割をしているんだね。あなたのやっていることはとても大事なことです。世の中には学術的じゃないと信じない人も多いですからね。」と言いました。

というか、、、私が簡単にかいつまんで話した以上にこの古老は理解している感じがしました。

私の中では、、、、言葉を超えた、、、何かが、、、、、

なんというか、、、通じたというよりも、、、、「同志がいた。」という感覚に近いものを感じました。

私はこの時、初めてスピリチュアルなことも正直に古老に話しましたが古老はすぐに私をフツウの人じゃないと感じたそうです。

それは人は5分も話せばわかると言っていました。

私は古老の言う通りだと色々な話の中から感じました。

物事の真理をわかっていたら学校にいく必要が無い。←私もそう思う。

いろんなことがわからなくて学びたい人が高等教育と呼ばれるところ(大学、大学院)とかに行くものだと思っていました。

わかっている人は行く必要が無いのでその実力で充分生きていけると思う。(斎藤一人さん、若乃花、貴乃花元力士も中卒)

モーツアルトも音大なんて行っていなくて5歳から交響曲を書いていたそうだし、エジソンも学校に行っていない。

あ、スティーブ・ジョブズも大学に入って養父母が貧乏で学費がもったいないから、すぐに退学してガレージでコンピュータを作ったのが後のアップル。

なので私はもっと勉強しなきゃ、、、といくつもの高等教育を受けたけど、、、、、。

最近になって風や木や岩や山やオーロラからいろんな叡智を教わるようになって、、、、。

そちらが真理だな、、、、と思うようになった。

だから古老のいうことはまさにその通りだと思った。

デナリ、オーロラ、北極圏から帰って来ていきなりこんな人に出会うなんて、、、、とちょっと驚きだった。

やっぱり自分のエネルギーがシフトするとそれに互いが引き寄せられて出会うのだな、、、と思いました。

それは私の中でも本当に喜ばしいことでもありました。

もっと話していたかったけど時間も無く、、、、。

帰り際に立ち話で、、、、、

実は私、先住民の人たちのことにとても興味があってもう15年以上前にアイヌ語の本を買って読んだり、色々していたんです。

そしたらあるアイヌの方が長老のおばあさんがいるから会った方が良いと言われてお家まで行ったことがあるんです。

小鳥さわさんとおっしゃるのですが、アイヌの昔の生活のことを教えてもらったり、明治時代に和人が北海道でどんなことをして来たかとか。

さわさんが自分の孫にずっと自分はアイヌだということを言えなかったとか。

森に入る時のお祈りとか色々教えてもらいました。国連の先住民会議に出席されたりしていて写真とかも見せてもらいました。」とそこで初めて先住民に関心があることも伝えました。

すると古老は「小鳥さわさんを国連本部のあるニューヨークに連れていったのは、私ですよ。国連に世界先住民の日を制定するもの私が提言したんです。」と。

さわさんに出会ってからまさかもう10数年の時を経て、またここで繋がるとは思いませんでした。(さわさんは90歳くらいで数年前に他界されました)

そんな訳でいろんな人たちと引き寄せられあって行くのだな、、、と感じました。

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というわけでオルガにラブコールを受けて鶴居村に行ったのですが。

なんとも不思議な出会いの連続になりました。

この日の夕方、オルガは釧路空港から東京に戻り飛び立って行きました。

次の来日は、私と先住民の儀式に出るために秋に再来日する予定です。あ~その前にアメリカで一緒に旅行するんだった。

というわけでドンドンシフトが早くなってくるということと。

楽しいこと、喜びは周りに伝播します。

きっとこのワクワク感や楽しさや喜びや驚きもこれを読んだ読者の方たちに伝わっていると思います。

楽しいことワクワクすることをもっとたくさん創造していきましょう。

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