私が私に戻るためのヒーリングワーク
こんにちは。天海 和美です。
私は”何かを作る”ということで癒されています。
野菜を育てたり、果物を発酵させたり、調味料を発酵させて作るのは「めんどくさいこと」の作業としてではなく、私が私に戻るための「ヒーリングワーク」みたいなものです。
たくさんの微生物ちゃんたちが私のために働いてくれている。
そう思うと見えない世界に住んでいる微生物ちゃんたちに感謝です。もう微生物ちゃんたち好き過ぎる。
あ、だって野菜や果物が育つのも微生物ちゃんたちが働いてくれているからですからね。
そして発酵させたり野菜やフルーツで料理しているといろんなインスピレーションが湧いてくるのでこの作業って”神様とのネットワークを繋いでいる”のではないかとさえ感じてしまいます。
とにかくなんとなく「癒されるんです」
これは豆乳だと言わなければ普通にクリームチーズだと思って食べるレベルでした(笑)
そしてなんとも感慨深いのはブロッコリーの豆乳チーズにこれも手作りの醤油麹がけ。
ブロッコリーは自分で育てたもの。今年の天候不順で育てるのに苦労した野菜さんたちが成長したのは本当に心から嬉しい。
今日は友だちと集まって北海道の郷土料理の鮭の飯寿司を作りました。
元々はアイヌ文化のことを調べていて、せっかくの先住民の知恵とか文化を後世に残していかないのはもったいないな、、、と思ったところからでした。
じゃぁ、日本人としての祖先からの文化ってなんだろう?って思ったんです。
それで全国というよりも今自分が住んでいる地域や生まれ育った場所での文化や伝統技術とかそう言ったものを何か自分も学びたいと思いました。
これは北海道などの寒冷地でないと作れない発酵食品であり保存食である「紅鮭の飯寿司」です。
鮭が高いのと手間がかかる、保存の場所がいる、温度管理が重要などのことから最近では家庭で作る人がほどんどいないくらいになってしまった鮭の飯寿司。
鮭の飯寿司作り初挑戦。この道50年という達人に手解きを受けながら。
鮭の飯寿司は北海道の郷土料理ですが、最近は作る人が少なくなり次世代への繋がりが無くなるかも知れないのでおばあちゃん達人が生きているうちに手解きを受けました。
寒い時期しか作ることが出来ず、なかなか細かい秘伝の技がありました。(達人は飯寿司に対する美意識が高く綺麗に並べないと叱られる)
ここまで来るのに鮭を塩漬けしたり(この塩加減が難しい)下準備を入れると3日かかり、これから重石を順番に変えていって、、、、。
気温も低くないとダメらしく、色々手がかかります。外での漬け込みは寒かった!
これで1ヶ月半くらい発酵させます。
最後にみんなで「美味しくなりますように!」って麹さんたちにお願いしました。
紅鮭は釧路漁業共同組合の直売所まで行って今年の新鮮な紅鮭をお安くゲット。
スーパーの安売りはロシア産とか昨年獲った冷凍物とかチリ産よ養殖モノなので要注意です。
漁業組合の直売所なので新鮮で安くて品質がめちゃめちゃいいです。でも2時過ぎにはお店が閉まってしまいます。
港の横にあります。あの船で獲っているのかなぁ、、、、。
そんなわけで今日はみんなで集まってワイワイと一緒に飯寿司づくりをしました。大きな樽で漬け込んでみんなでそのあと分けるんです。
一人で黙々と作業しても楽しくないし、大量に漬けないと美味しくできないそうなので大きな樽に漬けました。
みんなでやるとあっという間に終わりますし、楽しいですよね。
明日は畑で収穫祭。
収穫祭と言うよりは「感謝祭」かな。アナスタシア農園の共同作業も楽しいです。
明日はみんなで大地と自然の神々に感謝をして美味しく楽しく集います。
でも鶴居村は雪の予報だなぁ、、、、。
そんなわけで楽しい仲間と一緒に作業をしたり、ご飯を作って食べたりというのも「豊かさ」の一つだと思います。
互いに助け合ったり、情報交換しあったり、楽しく集ったり。
そんな人たちの輪が広がっていくともっと楽しく暮らせそうですよね。
あなたも美味しいものを手作りして誰かと分かち合ってみるというとこから始めると楽しいですよ。