あなたの魂は何のために生まれてきたのか?
こんにちは。天海 和美です。
あなたの魂は何のために生まれてきたのかわかっていますか?
あなたは未来に向ってどんな理想を持って生きていますか?
あなたの人生や未来を誰かに任せてしまい、それに従いたいですか?
どんな苦しい嫌なこと、苦しむこと不幸になること、殺されるかも知れないことでも誰かに従いたいですか?
あなたは何のために生まれてきましたか?
8月になると私たち日本人の中に戦争の過去が蘇ってきます。
私たち自身は太平洋戦争を経験していませんがつい70年前に世界規模の戦争が起きていたというのは悲しい事実です。
地球の歴史から考えても70年ってほんのちょっと前です。
先月、私はアメリカのオレゴン州のアシュランドという街で『ジーザス・クライスト・スーパースター』というロックオペラを観ました。
これは今までのストーリーとは違って現代が舞台でしかもアシュランドが舞台になっていて、2020年に世界戦争で核兵器が使われてしまうという内容でした。
民衆が知らない間に戦争になり核兵器が使われてしまい、平和な世界が一変します。
一般民衆はもっと何か出来なかったのだろうか?って後悔するのですが、遅すぎました。
この演劇は内容も歌も素晴らしいものでしたが少し重いものでした。
この演劇が終わった後、友人(アメリカ人)と太平洋戦争と原爆についての話になりました。
友人は政治や国際関係についての話は好きですが平和主義者でスピリチュアルです。
でも、話していて少し違和感がありました。
・日本が真珠湾を先制攻撃したこと。
・ソ連が参戦しようとしていたこと。
・アメリカは戦争を早く終結させたかった。(アメリカ領の一部の島などに日本軍がすでに上陸していた)他にも色々ありましたが事実を言っていました。
それでアメリカが原爆を投下した理由や戦争を早期に終結させたかった理由を述べていました。
日本が真珠湾を先制攻撃したから、、、と言われるともう正当防衛の何ものでも無くなり、反論の余地はありません。
その時の日本は、、、、軍部は、、、天皇の立場は、、、政府は、、、、といろいろ反論しようと思いましたが、言いませんでした。というか言えなかった。
だってそんな内容のことを英語で説明してアメリカ人を納得させられるほど、、、じゃないし、、、、と思いました。
しかし、、、その後ずっと自分の中で考えていました。
そして、反論できないことで私は大きな気づきを得ました。
それは「誰が本当の理由を知っているのだろうか?」ということ。
どんな理由であれ広島・長崎に原爆が落とされて多くの人たちが死んだという現実。
私の知っている知識だって義務教育やマスコミや歴史学者、政治家、人生の先輩たちに教え込まれたこと。
私は戦争の時に生きてはいなかったし、その決定権のある人たちと関わっていたわけではない。
だから私たちがこれが歴史だ、真実だ、原因だって思っているのは「真実かどうかわからない」ってこと。
後でなんだって言い訳できるし、真実を伝えないでいることだってある。
自分の立場を守るために嘘をついたりするかも知れない。
自分のことだって記憶があいまいなこともあるし。
だから本当のところ、、、、、
誰も真実を知らないし、憶測や思い込み、自分たちの良いように解釈したりしているだけ。
自分が信じたいことを選択して信じて自分の記憶、主張にしているに過ぎない。
だから反論したところでそれが真実では無く、自分たちが思い込まされたことを言っているに過ぎない。
つまり私たちが真実と思い込んでいることのほとんどが「洗脳」だってこと。
あるのは事実だけ。
太平洋戦争が起きたこと。
広島と長崎に原爆が投下されたこと。
沖縄で地上戦があったこと。
たくさんの日本人が戦死したこと。
そしてアメリカ人もたくさん戦死したこと。
戦死したことで家族が悲しんだこと。
そして何よりも戦死した人はもっと長生き出来たはずなのに死んでしまったこと。
どっちの国の人たちも苦しんだし、悲しんだ。
広島と長崎への原爆投下から70年。
アメリカの大手民間調査機関の2015年4月世論調査によるとアメリカ人の56%が原爆投下は「正当」と答え、「不当」は34%。
1945年に行った調査によると、当時はアメリカ人の85%が日本の2つの都市への原爆投下を支持したとされている。
そう思うとこの70年でアメリカ人が原爆投下したことの意識が正当だったと思っている人が30%近く減少したことになる。
イギリスの世論調査会社の7月に行った調査では、アメリカ人の46%が日本への原爆投下が「正しい」と答え、29%が「誤り」と回答した。
しかし、若い世代では原爆投下を批判する見方が強く、18~29歳と30~44歳の年齢層では、原爆投下を「誤り」とする回答がそれぞれ45%、36%を占め、「正しい」とするそれぞれの31%、33%を上回った。
ハフィントンポストより。
世界は常に進化し続けている。
その時は正しい!と思っていても後で考えたら「やっぱりそれは間違っていた。」とわかることもある。
そのことを経験したことで大きな転機になることも。
だから私たちはこれからの未来に向って愛と平和と調和した世界の理想を持って生きる必要がある。
どうなってもいいや、、、とか誰かに任せてそれに従う、、、ではいけない。
そんな生き方をしたらあなたの魂は何のために生まれてきたのかわからなくなる。
自分の魂の道を生きることが大切だし、自分のハートに耳を傾けることが大事なのだ。
私たちは愛と調和と豊かさの中で生き、生きとし生けるものとこの地球で共存することが大事なのだ。
だって私たちは幸せになるために生まれてきたのだから。
だから私たちは勇気を持って声に出し、行動し、世界を変えていくことが大切なのだ。
こんな大切な時代に生まれてきたのだから。
平和活動の市民NGOによりアシュランドで広島・長崎の原爆展が毎年行われている。
そして多くのアメリカ人が署名をし、東日本大震災被災者とフクシマの被災者に対して募金活動をしていました。(2014年8月・アシュランド・アメリカにて))
私たち日本人もアメリカ人も70年の時を超えて平和な世界を望んでいるのです。