森は命を与えてくれるもの
こんにちは。天海 和美です。
今日は素敵な森にあなたをご案内します。
さぁ、出発しましょう。
森はいつもあなたを喜んで迎えてくれますよ。歓迎のサインがほらね。
こんな光を浴びているだけでなんだか楽しくなって来ちゃうでしょ?
森の中は美しい色でいっぱい。天然の色って本当に何とも表現のしようもないほど美しいんです。
写真では表現しきれません。
カエデと木に巻き付いていた蔓に黄色い実がなっています。何ていう実なんだろう?
森を歩いていると所々に小さな木の芽が出ています。これはトドマツの木から種が落ちて育ったもの。
小さいけどしっかりと空に向かって堂々と育っている。
こんなに小さいのに実はもう樹齢10年くらいなんですって!!種がこぼれてそれが育つのにはとても長い年月が掛るそうです。ゆっくりゆっくり時間を掛けてでないと北の森では育たないの。
でね、森の中にひときわ大きなトドマツを見つけて。そばに行くと、、、、。
もう本当に力強くて凛々しくてその木の側にね、いるだけでなんだかね、もう本当に理由も無いのに笑えて来ちゃうというか、心の中がクリアになって良く感じ。
ほら、私が側に行くと小人みたいに見えるでしょ?
こんなに大きく育つトドマツは無いそうです(途中で切られてしまうから)
それでこのトドマツは間違いなくこの森の「マザーツリー」に違いないって感じました。
とってもいい香りで、、、、側にいるだけで本当に癒されます。
北海道の森ってなんか不思議な力を持っていると思います。
「山の神・ヒグマ」もいますからね~。
森は水や空気やたくさんの食べ物を私たち人間や多くの生き物たちに与えてくれています。
森を残していくことはすべての生命のために必要なことです。
森に感謝。そして森を育て守ってくれている人たちにも感謝ですね。
この木はエゾマツ。緑色の葉っぱにカエデの葉っぱがたくさん落ちていて、まるでクリスマスツリーそのものでした。
アイヌの間では「女神の木」あるいは「森の女神」と呼ばれているそうです。
本当に心癒される香りでハートを掴まれた感じでした。
ちなみにこのエゾマツはスプルースの近縁種です。