値段の付けれれない財産

こんにちは。天海 和美です。

1月2日は2018年の最大のスーパームーンがいきなり登場でした。

しかし、天気予報では曇り時々雪になっていたので満月を見るのは諦めていました。

夜もだいぶ更けて部屋の中がなんだか暑く感じたので外の冷たい空気に当たりたいと思ってベランダから外に出ました。

すると辺り一面雪がふんわりと積もっていて、小雪が降っていました。

「あら、もう雪が降っているのね。予報では明日雪になると言っていたのに。」と思いました。

こんなお天気じゃ満月も見れなくて残念だわ〜と思って、ふと空を見上げました。

するとうっすらと雲はかかっていても満月が天高く輝いていました。小雪が降る中、、、、、

私は思わず、、、あれ〜〜〜?雪なのに月が見える、、、と思いました。

スマホで撮ったからぼんやりとしか写っていませんが”奇跡の1枚”です。

曇りだから雪だから月が見えないだろう、、、というのは、私の”勝手な思い込み”なのですね。

やっぱりまだまだ修行(信頼)が足りないなぁ、、、と思いました(笑)

奇跡はいつだって身近なところで起きているんだよっていうのを改めて知らされたようでした。

私はこの小雪降る中の満月を見せられて胸がじ〜んと熱くなりました。

その後も小雪は降っていたのですが、ちょうど寝る時も寝室の正面に満月が出ていたので月のエネルギーを浴びようと思ってカーテンをしないで眠りに着きました。

朝起きたら綺麗に雪の花のようになっていました。

お正月3日目、何気にふと窓の外を見上げると、、、、

そこには美しい虹色の光が。彩雲というよりも太陽の周りに現れる幻日のようでした。

左側には薄っすらと太陽が光っていました。

なんだか誰かに”外を見てごらん”って言われたような気がして。今年もお正月から良い感じだわ〜、やっぱり地球は美しいものたちに囲まれているのね〜と感じました。

昨夜写真を整理していたらいろんなところへ行った時の美しい光景が現れて。

そういえばこの満月は格別に美しかったな、、、という1枚。

アメリカアラスカ州のフェアバンクスの郊外になる山の上に滞在していたのですが。

太陽が落ちて雪と氷の山々が濃いピンク色のアルペングロウに変わり、紫色に変わり、その山々から一瞬にして満月が山に沿って昇ってくるのです。

手前の山には小さな家々が見えて、その上を満月がすごい速さで昇ってくるんです。

それはまるでおとぎ話の1ページを見ているようでした。たった1枚の写真だけどその月が昇るまでや三脚とカメラを持ってマイナス25度くらいの気温の中、山を駆け上ったことや。

山の上なので、風が強くて三脚が倒れそうになって押さえたり(だから月がぶれています)、いや、一度倒れる寸前を必死でキャッチした。

寒くて泣きそうだったこととか(笑)それでも美しくて見惚れて涙が出てきたこととか(寒さではない)。

たった1枚の写真からたくさんの美しい、そして笑いと涙の体験が蘇ってきます。

私はこうして地球にいる間にたくさんの”感動体験”をしているのだな、、、と改めて思いました。私にはこの感動体験こそが財産だと。

他の人から見たらもっと金目の財産的なものの方が価値があると思いますが。

私には値段の付けられないたくさんの”財産”が私の中に積み重なっているのだな、、、と思いました。

昨夜の小雪の降る中の満月も、今日の虹色の幻日も、毎日たくさんの奇跡の中で生かされいると。

2018年のお正月から素敵なスタートになりました。