大地震台風などに絶対あると生き延びられる非常食
こんにちは。天海 和美です。
9月6日3時に北海道で大地震が起こり被害に遭われた皆様方に心よりお見舞い申し上げます。そして行方不明の方々が早く見つかり1日も早い復興をお祈りいたします。
私は現在北海道には居なかったので難を逃れましたが、北海道の皆さんのことがとても気掛かりです。昨日までは台風の被害での関西の方々のことを心配していましたが今日は北海道、、、、毎日がこんなあり得ない状況になるとは、、、。
遠くからですが皆様方のお役に少しでも立てればと思っています。
そこで台風や大雨、大地震などの災害対策と非常食について今日は書きたいと思います。
まず大切なのは食料と水の確保なのですが。
自宅に1週間分の水を確保しておくことをお勧めします。
もちろん保存のきくペットボトルの水が一般的です。
私は釧路のオフィスに名水で汲んできた水が何ケースも保存してあったのでそれは友だちに持っていってもらって飲んでもらうことにしました。
非常食についてですが。一般的には乾パンやインスタント食品、缶詰などを連想すると思います。それも良いとは思いますが今回は別バージョンです。
普段から常備しておいて使えるものです。
一番のお薦めはナッツとドライフルーツ。私はいつもバッグの中に少量づつ持ち歩いています。食事を食べ損なった時とかあばらが空いた時は少し食べるだけで満腹感があります。レシチンやミネラル、ビタミンも豊富に取れますし保存が効くので便利です。
クルミ、アーモンド、松の実、かぼちゃの種、ひまわりの種、マカデミアナッツ、ピーナッツ、カシュナッツ、ヘーゼルナッツなどお好きなものを数種類入れておくと良いです。
それにクランベリーやブルーベリー、カレンツ、イチジク、ココナッツ、レーズン、ナツメ、バナナチップスなどお好みのものを入れておくと良いです。
そしてどこでも簡単に手に入るもの。
オートミール、玄米フレーク、フルーツグラノーラなど。
これらは硬いものが食べられない高齢者や離乳食後半の赤ちゃんも食べられます。
普通はポリポリ食べれば良いですが牛乳をかけたり水をかけたりすると柔らかくなります。牛乳は手に入りにくいと思うのでお水で充分。
備蓄してあるドライフルーツを掛けても美味しいです。ジャムとか。
それで普通は非常食というとインスタント食品などを思い浮かべると思いますが例えラーメンでもお湯を沸かす火がいりますし鍋や食器も洗わなくてはいけないので生活用水が必要になります。
しかしこれらならすぐに食べられて火も使わず食器を洗ったりもいりません。
しかも家で長期保存も出来ますし、避難して逃げる時も缶詰のような重さもありません。暑い日でも腐らないし。
非常食としては最高です。しかも少量でお腹が膨れます。
また常備しておいて欲しいのが発酵食品です。ザワークラフトやぬか漬けとか。調理せずにすぐに食べられて保存できます。
そして今回は北海道全域で停電になっています。そうするといくら乾電池やバッテリーを持っていても一般家庭では冷凍庫の中身がダメになります。1週間も停電が続くかも知れないからです。
それでやっていただきたいのが。魚や肉を塩麹、醤油麹に漬けると美味しくなりますし保存できます。もしかすると数日で停電も戻るかも知れませんし。
で、塩麹も醤油麹も無い方は。
究極の保存法「塩漬け」です。
塩で魚や肉をバンバンに塩で埋めてしまいます。
これは生のイワシを塩漬けにして発酵させてアンチョビにするところ。
こうすると1年くらいは保存できます。
生の肉も同じです。
ドイツ料理のアイスバインというのは豚肉を塩漬けにして一年くらい置いたものを使ってキャベツやジャガイモ人参とかでスープにします。
昔は冷凍庫とか無かったから色んな保存法をしていたのでしょうね。ちなみにアラスカのイヌイットの人たちは永久凍土の中に巨大なムロを作りそこにクジラの肉をたくさん備蓄して1年間の食料にしていました。
そんな訳でご家庭での冷凍庫の中身も無駄なく使ってください。
ドライフルーツ、ナッツには酵素も酵母もあるので生きた食品。
ザワークラフトやぬか漬けもプロバイオティクスいっぱいの生きた食品。
こうした酵母や微生物たちはあなたの身体を確実に守ってくれます。災害時はストレスも大きいので免疫力も下がります。ですから生きた食品を取ることは身体の安全にもなります。
そしてこうなった時に思うのは。
自分の畑があって食べ物があれば生き延びられるな、、、と。
あとは泉にアクサスできると。
まずは各自が1週間は生き延びられる水と食料を確保して置くことだと思います。