台風が来ると最も問題となることと大切なこと

こんにちは。天海 和美です。

台風が毎回大きく発達し大変な被害をもたらすようになって来ました。しかも秋の収穫を目前にして巨大台風が来ると言うことは私たちの食生活に多大な影響を与えることになります。

干ばつ、水害、山火事、地震、長雨、冷夏などすべての気候変動で最も影響があるのは食料です。

食料の確保は直接的な人間の安全保障に繋がります。

政府はTPPを推進し、もう日本の農業は全て潰して安い農産物を海外から輸入し日本の工業製品を海外に売りつけようとしていますが。

結局、人間が一番大事なものは食料、水、空気です。

いざとなったら誰も工業製品なんて買わずにまずは食料でしょう。今は海外から食料を買い漁ることができますが地球規模での気候変動と自然災害が多発している以上、少量不足になるのは目に見えています。

食糧難で食べ物がなくて栄養失調になったり餓死するのはアフリカだけだと思っているかも知れませんが。

今は日本の食料自給率は30%を切っています。しかも牛ブタトリ肉はなどはほとんどが輸入飼料で飼われているのでそれが高騰したら高過ぎて食べられなくなったり、エサも輸入出来なくなったら畜産、酪農も出来なくなります。

食料自給率を多めに30%と仮定しても10人中3人しか生きられないと言うことなのです。

そんな国は世界中どこにも無いくらいの自給率の低さなんですよ。気候が安定していてなんとか輸入出来ていますが世界中で食料が不足したら輸出国でさえ自分の国の国民だけで精一杯ですから日本に売ってくれなくなります。

日本の伝統食である味噌、醤油、そば、うどん、パンなども大豆や小麦は9割方輸入だからそれすらもなくなる可能性があります。

気候変動による異常気象と自然災害は同時多発で世界中で今年起きています。

これからは食べ物を作れる人が最強のサバイバルになるでしょうし、食べるのもやっと、、、という時代が来るかも知れません。

本当に大切なのは「自分で食べ物を作ること」ロシアのダーチャ(週末に家庭菜園をする畑と小屋)を持って都市部から畑をしに行って野菜くらいは自分で作れるようにしておいた方が良いと思います。

それすらできないという人は農家の人と仲良くして日頃から協力したり、援農したり、宅配で取り寄せたりしておくと良いです。

ただ、お金の為に働いて過労死するよりも有意義に時間と労力を使った方が良いですね。

周りの人たちと仲良くなって、あるいは気の合う人たちを見つけてコミュニケーションをとったり、仲良くして人間関係を築くことが大事ですね。

友だちも知り合いも親しい人も居なければ人生寂しいし。何かの時に食料を分けてくれるほどの人間関係を築いて置くことはとても大切です。

地域や人と切り離されて生きていてはいざという時に誰からも助けてもらえないし、孤独でしょ?

台風が来るというのも私たちに食べ物や水の大切さ、そして人と人との繋がり、助け合うことの大切さや、言葉や交流を通してもう一度人々の愛ある繋がりに気づくように促されているのかも知れません。

この台風24号が日本全国で甚大な被害を及ぼさないように祈るばかりです。