ミニマリストになれない理由・大発見!心の中にある価値観

こんにちは。天海 和美です。

人はみんな得意なことと不得意なこと、自信のあること自信のないことなど色々な面を持っていると思います。

最近は断捨離して物を捨てて暮らすとかミニマリストとかが流行っています。究極のミニマリストとか言っていかに物を減らして暮らせるか?とかYoutubeとかでも盛んに動画が上がってて、引っ越すときにカバンひとつと紙袋2つに収まりましたとかいう人もいました。

私はミニマリストにはなれないな、、、と思いながらも「ミニマリストって流行っているけどそれが幸せなのかな?」と思ったりもしていました。

捨て活とかいうのもあってどうやって物を毎日捨てるか?っていうのも流行っているらしい。ゴミ屋敷は流石にまずいからゴミとか捨てるべきものは捨てた方が良いと思いますが。

ある時、友人が家に来た時に「わみさんは荷物が多いから引っ越す時大変だからモノを捨てた方が良いよ」と言われました。(ここで大きなお世話だと思いましたが)

それでその友人はいつも部屋が整理されていて綺麗なのでどうやってるの?と聞きました。

友人のZさんは「一年使わなかった物は使わない物だとして捨てる」と言いました。

「あー、それなんかで聞いたわ。それで必要になった時また変えば良いってやつね。ところで捨ててしまって後で使う時無い!なんてことはないの?失敗したとか?」と聞いたら。

Zさん「あるある、、、捨てなければ良かったって時は」と正直に答えました。

私は簡単に捨てられないのよというとZさんは「それはモノに対しての執着があるんじゃない?」と言いました。

私は執着かぁ、、、と思いました。

まぁ、ここまでは普通のやり取りなのですが。

この後、ある大きな理由に気づきました。

Zさんはいつでも必要な時に使えて、必要無くなればすぐに捨てると一見当然のような話でした。

しかし、何か買う時は価格重視で一番安いやつを買う。高いモノは買わない、品質もあまりこだわりがない使わなくなったらすぐに捨てると。

つまり安いモノ品質の良くないモノを買っては捨てるの繰り返しでした。

私は全く逆で、、、モノを買うまでに凄い時間がかかります。色々考えて、迷って類似品を比べて、色々調べて、、、みたいな。

ほんの小さなモノでも結構それはあります(もちろん生産食料品とかは別です)

例えば、、、、家を建てた時に新しいキャビネットを買うのに板から選んで造作して家まで到着するのに1年掛かりました。それはどうしてもその家具メーカーに作ってもらいたかったのです。(フランスのアルザスの小さな町にある家具ブランドで手作りのシンプルなデザインの家具)

木の家具は生きているから大切に使いたいし孫子の代まで持たせたい、、、と思ったからです。

もう26年も経っていますから経年劣化で汚れてきましたが無垢材なのでサンドペーパーで擦ってオイルを塗れば新品のようになります。

また家の新築時に新しいソファーを買おうと思って探したのですが見ても見てもなかなか気に入らないのです。座り心地が。

それで結局探し続けて、買うまでに”.10年”も掛かりました(掛かり過ぎ)

なので私は品質の良い気に入ったモノを見つけるまで買わないし買ったらずっと使い続けられるモノを買う。

そしてそれがアンティークになるくらいまで大事にするというスタンスです。(一生使い続けるってこと)

洋服もそう。流行に左右されない品質の良いモノを着る。何年でも着る。ダウンジャケットはスウェーデン製で軽くて柔らかいのですがオオカミ犬と遊んでいる時に(アラスカで)じゃれて飛びつかれて穴が開いてしまいそれにパッチを貼って今でも着ています。

むしろその時の思い出があって(私だけが幸せな記憶)パッチも気にならないのですよ。

買う時は高くても品質が良ければ長持ちするから良いモノを買いなさいと父から言われてたなぁ、、、と今思い出しました。

今まで私は断捨離ができない!とかミニマリストになれないとかちょっと後ろめたさもありましたが。

そうか、、、執着じゃない?って言われたけどそれはネガティブな意味での執着では無くて「思い入れ」とか「思い出」があったり、使い捨てできるようなモノを買うのでは無くて、とことん気に入ったモノしか買わない、買ったら長く使うというところから来ていたんだ、、、と。

だからそもそもそこの価値観が違うのだと思いました。得て不得手とかではないな、、、と。

私はやはりお気に入りのものを流行に左右されず長く使っていきたいと思いました。

断捨離、ミニマリストになれないというところから解放された気分ですね。気づきを与えてくれた友人に感謝です。