夢を叶えるためにできること・アナスタシア「私の祖国」
こんにちは。天海 和美です。
夢、自分の夢を叶えるためにどうしたら近づくのでしょうか?
ただずっと考えていても何も進まないし、闇雲に動き回っても方向が違っていたらいつまでたっても実現しないし。
やはり夢を叶えるには「自分が何をしたいか?」をはっきりさせること。
そしてそれがどんな風に実現するのかをイメージする。そうするとそこにエネルギーが生まれだんだんと形になっていきます。
でもそれはすぐに形になるものもあればいろんな障害があったり時の流れだったり時代だったり制度だったりすぐに実現できないものもあります。
でもまずは自分の意識のエネルギーを使うことでまだ具現化していないものをかたどっていくことはできます。
ますはそこが最初ですね。でも未来のことはわからないのでそのプロセスを経て変化していくものでもあります。
私の夢の一つ・アナスタシアのいう「私の祖国作り」についてです。(前置きが長いです)
私は2011年の東日本大震災がきっかけで北海道に拠点を移そうと思い4月末に娘と友人家族2組で鶴居村に行きました。
そのときの記事はアメブロに書いてあるのを今、読みました。北海道移住ツアー という項目です。
もしあの大震災がなければ私は北海道と東京を往復する生活はしていなかったし、アラスカにも通ったりはしていなかったと思います。
いつかできたらいいなぁくらいに思っていたと思います。
でも生死に関わる体験というか、価値観が大転換してしまうようなことが起きてしまうと。
清水の舞台から飛び降りるどころではなくなり、スカイダイビングでもやらないといけなくなるものですね。
と言っても私はあの震災直後に阿寒の森でマザーツリーに大切なことを教わらなかったらきっと今はなかったのだと思います。
あの震災の混乱の中、水、食料を買うことができなくなった東京にいました。
その時、東京は「生きるのに本当に大切なものは無い」とわかりました。
私たちが真っ先になくてはならないものに「空気、水、食べ物」がまず最初に必要です。
空気は3分間無くなるだけで脳死してしまいます。
つまり死んでしまうのです。
水道水が放射能で汚染されるので飲まない方がいいと言われてもペットボトルはミルクを作る赤ちゃんがいる家だけでそれ以外の人は買えませんでした。
スーパーからは食べものが消え、電気も不安定になり、空気も水も原発事故による放射能で汚染されました。
その時、わかったんです。お金はあれば使えるけど本当に必要なのは食べ物、水、空気だと。
これはどこで作られているんだろう?って思いました。
辿っていったらすべて「森で作られていました」
森です。
木は汚れた空気を綺麗に浄化してくれます。車の排気ガスとか二酸化炭素とかも全部綺麗にしてくれて。
雨が降ったら水を貯める自然のダムになって水を少しづつ流してくれて小川になり、それが大きな川へとつながります。
森がなくなると大雨は一気に流れ出すので川が氾濫します。そして雨が降らないと水不足になって川が枯れてしまいます。
川が枯れたり不足すると畑や田んぼに水が引けなくなるから野菜やお米もできません。
そして森からの栄養分が川に流れ、落ち葉が川に流れ虫たちがそれを食べ、その虫を小魚が食べ小魚を大きな魚が食べ私たちに美味しい天然の魚介類を与えてくれます。
また森の栄養分が川から海へ入り河口近くには、たくさんのプランクトンが発生し、それを食べに魚が集まってきます。
森が無くなると栄養も無くなるので魚もいなくなります。魚がいなくなると野鳥や熊などの大きな動物もいきていけなくなります。
もちろん森には春は山菜、夏にはベリー類、秋にはきのこや栗や銀杏などの木の実をもたらします。
自然について語り出すといくらでも語り出してしまいますが。
私は自分の人生は自然の中で暮らしたいと思い決断したのが2011年4月でした。
そして6月には湘南オフィスを北海道の道東に引っ越しました。
しかし思ったように畑は買うことも借りることもできず(農業者しか買えない法律があるので)悶々としていたら。
2015年になってようやく畑を借りられることになりました。これも偶然の出会いからでした。
わかります?私がずっとずっと思い通りに進まず毎年悶々としていたのを(笑)
欲しい場所があっても農業者でなければ買えないという法律があり、農地は大体は近隣で売買されるので外部に売りに出されることはゼロです。
法律の壁があればいくら頑張っても無駄なのです。で、今の畑は雑種地という地目なので借りられました。
そんな2015年の秋の畑を借りられることになった私の喜びは本当にすごかった!
それまでもずっと住むところと畑が一緒のところを探していましたが見つからなかったので畑が見つかった時は本当に嬉しかったです。
2011年に北海道に拠点を移し自然と調和した生活がしたい。ターシャ・テューダーのような生活が憧れでした。
自分で野菜を育てたり花を育てたりフルーツを育てたり野草でハーブティーを入れたり森をお散歩したり。
毎朝、朝日が昇るのを眺めたり野鳥の声を聴いたり地平線に落ちる夕日を眺めたり、夜はあったかい飲みものを飲みながら星空を眺めたり。
そう思って北海道にきました。
そして2012年の秋に「アナスタシア」(ウラジーミル・メグレ著)という本に出会いました。
クライアントさんに「天海さんってアナスタシアみたいですね」と言われ「それはなんですか?」と聞いたのが始まりでした。
アナスタシアの本の中に「私の祖国を作る」というのがあってそれが私の理想とぴったりでした。
私はまだ自分の祖国作りはできていませんが予行演習と思ってケール作りをしています。
そして私のケール作りは毎年大きな進化を遂げているのでお伝えしたいのです。
なぜならケールはスーパーフードと言われていますが「食べる癒し」です。薬といってもいいくらいです。
その成長ぶりを見ていると北海道の酷寒にも耐えるように進化してきていることです。露地栽培でもできます。
家庭菜園でも無農薬無肥料で作れますからいつかの時に備えて作っていれば安心だと思います。
ということでケールちゃんについてです。
夏の間すくすくと育ったケールちゃん。
このケールちゃんは種を蒔いたのではなく昨年発芽しなかった(何かの加減で)種が芽を出したものです。
今年の種を蒔く前に芽が伸びていました。
秋になり周りの草はすっかり枯れてしまったのにますます大きくなったケールちゃん。
鶴居村はもうすでにマイナス10度よりも気温が下がったのに元気でした。
北海道の雑草よりも強いです。
で、昨日ついに鶴居村にも雪が降りました。
すっかり雪に覆われてしまった。
この周りがモコっとしているのは私が先日枯れた雑草で囲いを作ったもの。
でもまさか、まだ雪は降らないと思っていたので半分だけ霜よけにしておいたのです。
そしたら雪で真っ白に、、、、。
昨日は友だちと収穫祭のバーベキューを予定していましたが雪のため延期に、、、。
今日は恐る恐るケールちゃんの様子を見にいくと、、、
外葉は元気が無くなっていましたがなんと!まだ元気でした。
雪は無くなっていましたが土は凍ってカチカチでした。
(防寒用に雑草の枯れ草で囲われているケールちゃん)
土が凍るほど寒いのに生きているって凄い!!
私のケールちゃんたち毎年、耐寒性が強くなっていく感じ。
野生化しているんでしょうかね〜?
幹だってこんなに太くなってもう木みたいでした。キャベツの先祖なんですよ。ケールって。
(ケールの根元にある白いのは雪)
今年は記録的な猛暑で鶴居村の最高気温の観測記録を塗り替えたほど。
畑も36度の気温まで上がりました。冬はマイナス27度まで下がったので63度の気温差を乗り越えました!エライっ!!
それでこの冬も乗り越えて来年花を咲かせてほしい(ケールは2年草なので来年にならないと種をつけない)
そんなわけで「ケール越冬大作戦」を考えました。
枯れ草とむしろで囲いを作って風と雪から守る作戦。
でも寒さはどうなんだろう?ダウンジャケット着せるわけにもいかないしね〜。
毎年掘り上げてサンルームで越冬させていましたが今年は露地でチャレンジ!
上手くいくといいな、、、、。
固定種の種は残していった方がいいし毎年種を取ることでその土地の記憶が種に残り強い品種になっていくから。
カーリータイプのケールちゃんの方が超元気だったのでこちらの方が寒さに強いのかもしれません。
カーリータイプのケールちゃんたちはもっとシンプルな越冬方法、、、、
苗を隠すものを被せただけなのでどうかなぁ、、、、。
今年も巨大ズッキーニが取れたのですよ。食べるの一苦労、、、。
ビーツは植えたけど大きくならず残念でした。
来年はまた再挑戦します。
ケールちゃんたち無事に越冬できるように祈っていてください。
私のアナスタシアの祖国作りはまだ形にもなっていないけれど、、、、。
私の夢、未来の地球に向けての夢、、、それを叶えるためにまずはできることから1歩1歩実行していきたいと思います。
応援してくださいね。
*アナスタシアは超オススメの本です