異次元世界への旅立・虹の天使に導かれ

こんにちは。天海 和美です。

北極圏に行きます~と言って無事に戻ってきました。

が、しかし異次元での滞在時間が長いと物質世界へ戻ってくると重過ぎて動けなくなり、リハビリに時間が掛かります。

そんな訳で戻ってから2日ほどお休みを頂きました、、、、ご心配をおかけしました。

北極圏でのヒーリングは1回の予定でしたが結局通算4日間行い、最も長いときは夜の8時から翌朝4時までの8時間も真冬の北極圏の外にいたので、私だけ奇跡の体験をしました。(他の宿泊客はみんな寝てしまいました)

しかし、、、、どのくらいの環境だったかは言葉にしても伝わらない極地でしたね、、、、。

そんな訳で私は北極圏のクリスタルとものすごいパワーのオーロラからエネルギーを得ました。

北極圏は特殊なところなのでたぶんほとんどの人が生きているうちに1度も行かない場所だと思います。(私もお薦めはしません)

そんな訳で今回は北極圏のことについてお話ししたいと思います。

まず北極圏とは地球上で北半球の高緯度地帯で北緯66度33分よりも北にあります。つまり北極に近いってことです。

6月の夏至の頃は太陽が地平線よりも下に沈まずずっと一日中明るくて白夜・「沈まぬ太陽」と言われています。

白夜というと真夜中は白っぽいのかというとじょーだんじゃない!っていうくらいで太陽は地平線から見ても40度くらいの高さにあって真昼でした。これは場所によって違いますが私が夏至の時に訪問したバローという北米大陸最北端の町は深夜0時でも真昼でした。

こちらではミッドナイトサンといって真夜中の太陽ってそのままズバリです。
私はこのミッドナイトサンを見に行ったのですが、、、、本当はどうか自分の目で確かめたくて。

そしたら本当でした。そのことによって私の中にある「常識」とか「それが当たり前なんだ」とか「これが絶対である」というものがすべて無くなった、、、、というか、自分が常識だと思っていること、正しいと思っていること、間違いだと思っていることも「それはすべて思い込みと洗脳である」ということがわかりました。

ところ変われば常識が真逆になり、正しい、間違っているも真逆になることもある。

自分が知っている世界だけを見て「これが正しい」とか「これが常識だ」なんてことは無いんだと思いました。

そういう意味でこの北極圏、、、、地球上で最も過酷な地理的条件の場所で住む人々を見て、、、人間の凄さと自然の豊かさも感じました。

さて冬至についてですがこれもまた夏至とは逆で一日中太陽が地平線よりも高く昇ることはありません。冬の間の数か月間、太陽が現れないのです。つまり一日中真夜中、、、、、みたいな。

ただ私は真冬の冬至の時には北極圏に入ったことはないので何ともそれはわかりませんが。

前置きはそのくらいにしてさて北極圏に向けて出発しましょう。

まずは空港。今までとは違ってここはプライベート飛行機専用の空港受付になります。

今までは北極圏の色々な村々を結ぶエアタクシーと呼ばれるセスナ機でした。

北極圏の村はほとんどが先住民の人たちしか住んでいなくて都市と村を結ぶ道路はどこにもありません。

あまりにも広大な面積なので道路を作るにはお金が掛かり過ぎるので飛行機が長距離バス代わりになっています。

日本で言うなら田舎のローカル列車みたいな感じでしょうか。で、今回はそういうローカル線ではなくロッジオーナーが購入したプライベートセスナで行きます。こちらの人は意外と気軽に自家用飛行機を持っていますし、駐車場みたいにたくさんセスナが並んでいます。

飛行機の運転免許も意外と簡単に取れるようです。なので大富豪というのではなく飛行機を持っている率が高いです。

北海道の酪農地帯に行くと農家に数千万円のアメリカ製(フォード)やイタリア製(ランボルギーニ)とかのトラクターや牧草を刈り取る機械とかが当たり前に並んでいる方が驚きますが(みんな政府の補助金で買うそうです)

それよりもこちらのセスナの方が気軽に買える感じです。で、これが空港内。

チケット無し、チェックイン無し、セキュリティーチェック無し、パスポート要らず。はぁ~???って驚きました。

アメリカの空港はどこでも靴まで脱がされて裸足になって、万歳して全身の金属探知機掛けられ、挙句の果てに体中触られます。

ここに一見、作業員風の体格の良い人が現れました。「僕はウィルだよ。パイロットだ。あ、君はWamiだね、え~っとカトリーヌにジャンね。じゃぁ行くよ。」みたいな軽いノリで出発しました。

いつもは体重チェックと荷物の重さも図られて、荷物が重たいと「今日は重たいから積めないよ。明日以降ならいいよ。」と言われたこともあります。私の体重は軽いのにどうして100㎏くらいある人と料金が同じなんだ。その分荷物を積ませてくれ!!と思ったりしていましたが(カメラと三脚が重いのです)今回はそれも無く、、、、。それならもっと荷物持ってくればよかった、、、と思いましたね。

今回のフライトは私と60歳代後半のフランス人夫婦だけでした。私はパイロットの隣に座りました。

つまり助手席です。操縦しているフリしていますが私はしていません。フリです。

空に飛び立つと雲の中を進んでいきましたが、何しろこの飛行機はもう40年近いクラシックなものなので計器が信じられないほどチープです。今時なのにレーダーすら付いていないし、飛ぶのはすべて目視です。雲の中は何も見えません。

そしてこのパイロット上空でスマホとか出してチャットとかしているし、、、、。いつもながら命懸けの飛行です。そういう意味でも北極圏行きは人には薦めないです。もう死んでも諦めるよくらいの覚悟がないとね、、、いろんな意味で。

所々、雲が切れると下の景色が見えて、真冬のツンドラの大地が顔を覗かせます。これは北極海の油田から連なる石油パイプラインで南の港まで運んでいます。全長は1280㎞で万里の長城に次いで世界で2番目に長い人工物らしいです。

ずっと雲の中を通り抜けていくのを見ているといくつもの扉を潜り抜けて異次元へと繋がっているような感覚になります。

だからこれは悪天候なのではなくて今、私はそういう次元間移動をしているんだなぁ、、、なんて勝手に思った瞬間に、、、、

重く灰色掛かった景色に黄金の光がさ~っと差し込みました。後方にはまるで後光を放っているかのような黄金の太陽がありました。

なんだか思わず手を合わせたくなるような気持になりました。

何とも言えない幸福感に満たされていたら、、、、、目の前になんと美しい虹色の光の環が現れました。

この美しい虹色の光の環はずっと私たちの前を進んでいって、まるで道案内をして守ってくれているように思えました(なのでレーダーとか要らないのよね)たぶん異次元に行くにはレーダーじゃ行けなくて天使の導き手が必要なんだと思いますね~。

この光は30分以上現れていました。

雲で霞んだツンドラの真っ白い大地の上に遠くに人工的な直線が見えて、あ、、、滑走路だ、いよいよ「おとぎの世界」に到着だわ。と思いました。

そしてようやく北極圏の村に到着しました。滑走路は相変わらずのアイスバーン。到着した時パイロットは思わずガッツポーズをした後、自分で拍手していました。(すごい命懸けなんだろうな~)

予想通り、、、酷寒の空気が漲っていました。ここから先は時間の無い不思議な感覚の世界になります。

この続きはまだ次回へ、、、、