森の子どもたちが無事に育つことを祈りながら
こんにちは。天海 和美です。
森の子どもたちのマザーツリーになるプロジェクトが2022年5月28日29日に北海道阿寒郡鶴居村で行われました。
持続可能な未来のために森林再生をしようと植樹をするプロジェクトです。
2017年からスタートしたプロジェクトです。コロナ禍で2年間出来なかったので今年は久しぶりでした。
このプロジェクトをやろうと決めたのは2011年東日本大震災の直後の4月の初めでした。
それから実施できるようになるまで紆余曲折しながらようやく始まったのが2017年だったのです。
本当に時間がかかりましたね。そして木を植えても森になるのはこれからまだ60年70年かかるのですから私が森を見ることは無いのです。
今年生まれた赤ちゃんたちがお爺さんお婆さんになってようやく立派な森になるのです。
そう思うと長い年月がかかるな、、、と。
だからこそ、少しでも早く始めたかったのですが。
木を植えて森にできる場所を見つけるのは本当に大変なことでした。
今回も釧路湿原の本当にすぐそばの耕作放棄地の山の斜面に木の苗を植えました。
大雨の予想でしたが参加者の皆さんの熱い思いに押されて実施しました。
それぞれが森の子どもたち(苗木)を植えています。
そして森の子どもたちがずっと育っていってくれることを祈りながら植えていくと私たち一人ひとりがとても癒されて、不思議な安心感に包まれて、、、。
平和な気持ちになりました。
一人一人の笑顔からその喜びご伝わってきました。
こんなに優しくて穏やかで分かり合える人たちと一緒にいられる、、、そんなことを体験しました。
今まで自分の身の周りや職場にはそういう安心して話せる人が1人もいませんでした。
ここに来て皆さんと一緒に木を植えることで心の安らぎを感じましたとおっしゃった参加者の方もいました。
森の子どもたちが私たちを幸せにしてくれました。
森の子どもたちが元気に育ち70年後、80年後にりっぱな森に育つことを祈りながら。
現地に来て雨の中植樹してくださった皆さん、本当にありがとうございました。