生命の源がある所・知れば知るほど宝物に見えてくる

こんにちは。天海 和美です。

身近なところに薬草やハーブ、食べられる山菜がたくさんあるのをご存知ですか?

名前や香、形を知っていたらいくらでも見つけられます。

知らなければただの邪魔な雑草。

知っていたら「生命を育む神様からの贈り物」になります。

今回は「森の子どもたちのマザーツリーになるプロジェクト」でのお楽しみイベントとして森の中に薬草やハーブを探しにいきました。

特に下見もしていないのであるかないか?はその時次第なので本当に宝探しですね。

今年は2〜3週間は春が早い感じなので例年ならまだ無いようなハーブも期待できます。

最初に見つけたのはこの薬草。

何だかわかりますか?アレルギーの治療に漢方薬として煎じ薬で出されます。ガイヨウという名前で出ています。

香りもとっても良いんですよ。薬草の女王とも言われる「ヨモギ」のことです。私は乾燥させたヨモギをブレンドして毎朝ハーブティーを飲んでいます。

ホント!体調が良くなります。

それともう一つ、大事なことは毒草との見分け方です。それを知らないで何でも良いから詰んでくると死に至るほどの毒草も自然界にはたくさんあります。

これはギョウジャニンニクかな?違うかな?となかなか鑑定が難しいものもあります。

しばらく行くとコンコンと水が湧いている泉がありました。こうした所を覚えておくと災害時に水道が止まった時など本当に役にたつと思います。

とても心地良い空気の流れている場所でした。

この泉にたくさん繁茂しているのは野生のクレソンです。柔らかくて良い香りで本当に美味しそうでした。

みなさんたくさん採っていました。クレソンはとってもとってもすぐに生えてきます。水の綺麗なところにしか生えません。

大きなフキやウドも収穫しました。

ウドやクレソン、タラの芽はスーパーで買うとすごい高いので、皆さん大喜び。

以外だったのは北海道で育った方も「山菜なんて採りに行ったことない」とか「ハーブとか全然知らないし見たことないです」という方達が多くてびっくりしました。

みなさん、身近にこんなにお宝があるのに知らないんですね〜。

私は山に行くと「お宝だらけ」に見えてしまってワクワクしてしまいます。

今回はウドを持って帰り茹でて酢味噌和えにし、ヨモギは草だんごにして食べました。

夜は2次会もしました。標津の漁師の林さんが自分で獲ったニシンを持ってきてくださいました。シェフにお願いして焼いていただいて超美味しかったです。そしてシェフからの差し入れのお酒まで。

 

昼間は汗を流し、森の中でたくさんの食べ物を見つけ、夜は皆さんと語らいました。

*「森の子どもたちのマザーツリーになるプロジェクト」は2017年より北海道阿寒郡鶴居村で植林活動を続けている賛同者の集まりです。今年で7年目を迎えました。

これからも美しい緑の地球を子どもたち、生きとし生けるもののすべてに残していく為に出来ることをやっていきたいと思っています。